改めてわたくしとは
noteの企画に「自己紹介」をするというのがあった。しかもプロフィールに固定表示をすることが出来るという。
ならば私も自分のことを紹介しようかと思い立ったわけだ。
私はどこかに所属していることはない。個人としてここにある。
何をしている人か、と言われたらざっくり詩を書く・イラストを描く・球体間接人形を作るそして習っている・日本画を描くそして習っている・たまに企画展を主催している・個展と称して自分の作品を展示している。グループ展に参加して自分の作品を展示してもらったりしている・ヨミガタリの講座に良く行く(おしえてもらっている)・ライブに良く行く・ドライブが好きだ・ご飯を作るのは好きだ・お掃除が苦手だ・整理整頓が苦手だ・社会的な肩書きは会社役員である・数年前まで頼まれてパズル系雑誌のイラストカットを描いていた、というのがざっくりした私のプロフィールである。
結局何屋さんなんですか?ってよく聞かれもするが何屋でもない。私は私である。
2013年前後から展覧会(主に小さい企画展)に参加するようになり、それまでは小さいイベントで同人誌を売ったり、子供向けの体験講座(一日イベントだったりする)を友人から誘われてやってみたり、あ、あと長く続けているのでもう一つ重要なものがあった。
苫小牧市プラネタリウムサークルリンクスの代表である。
所属はしてないとは言ったが大きく所属していると言う意味で言えば、このグループに所属している。何しろグループの代表だ。
代表とは言うが、基本的に雑用係である。他のメンバーは2名。そのうちで一番仕事が多いのは私である。
このサークルは苫小牧の科学センターのプラネタリウムの幼児向け特別番組を制作するサークルである。
もうすぐ活動を始めてざっくり30周年である。現在のメンバーになってからは25年ぐらいだろうか。
最初は季節番組(4季)+特別番組(七夕とクリスマス)そして突発的な星と音楽と夕べなどの番組の絵を描いていたこともある。
現在は新しい機械に変わり、専門の素晴らしい季節番組があるので、私たちは特別番組の幼児向けの七夕の番組のシナリオと絵を作るという作業を続けている。
継続はなんちゃらとはいうが、すでに活動が30年ともなれば、当時この番組を最初に見ていた子たちは30を大きく過ぎて、30~36ぐらいの間の子達になるのだろうか。すでにみんな子供ではなく立派な中年である(え)
主に幼稚園・保育園などむけに特別番組は開放していて、予約制になっている。季節番組の空いた時間でこの番組は放映されていて、一般の方ももしかしたらお願いしたら七夕の放映時期には予約できるかもしれないが(できないかもしれないが)、基本的にクローズされた企画であるので、大人はなかなか見ることができない。
一時期一般に限定開放してみてもらっていたこともあったようだが、そのあたりは私は詳しくはない。
苫小牧市の科学センターは凄いのである。
どう凄いかと言うと、すべての施設が無料で利用できるのだ。つまり入場料も無料・プラネタリウムも無料・他にはミール館があって、ロシア製宇宙ステーションミールを見学できちゃう。先生方が苦労して手作りした体験の展示品があったり、え!?ここにこんな貴重なものが?見たいなものも展示されているし、天文台も優れものなのだ。
キッズサイエンスなどの企画も多く、体験も出来るので一度苫小牧の科学センターを検索してちょっとどうかしら?と気にして欲しいレベルである。
無料でここまでやってくれるところはないと思うし、何よりもう一つ特筆すべきは、駐車スペースも広くある上に無料なのだ。
素晴らしい。
あれ?何の話だっけ?あ、そうそう自己紹介だった。
どうして科学センターで絵を描くようになったかと言うと、友人が足しげく科学センターに通って遊んでいて、私もなんだけど、私と違って人との交流がうまい友人は、当時の職員の先生に(今は定年退職してますが)オリジナルの番組が作りたいんだよね、と言う話を聞いたらしく、そのお鉢が私に回ってきたと言うことだった。
最初はセル画でかいたり、それを先生たちが苦労して撮影したり、だんだんデジタル画になり、でもそれも最初は印刷して撮影してもらったり、今は最初からデジタル画をパワーポイントで見せるという形になったので、とても楽になったけれど、でも凄く大変ででも凄くためになり面白いサークル活動をずっと続けているのだ。
私にはかつて夢があった。
漫画家になりたいと思って、投稿もしていた、でも地元の雑誌やフリーペーパーに漫画を描かせてもらっているうちに、編集の人の要望にこたえられない自分に失望してやめてしまった。
10年ぐらい絵を描かないでいた間も、唯一科学センターでの活動は続けていたのだから良く頑張ったほうだと思う。
また絵を描き始めて、漫画イラストだけど自分の絵が凄く下手になっててびっくりしたり、そんなうちに、友人の知り合いからピンチヒッターでイラストカットを描いて欲しいといわれたり、展示をしない?って誘ってもらったり、よく考えたらいろんな人の「やってみない?」で私の現在があるのだ。
自主性はどこにあるという人もいるかもしれないが、やるという選択があるので、それは私の自主性である。
詩については小学校4年ぐらいからずっと好きで詩作を続けている。
無名の詩人である、無冠の詩人である、とは言っているが、ただの趣味で詩を書いている人なのだ。
でも心では自分を詩人と呼んでいる。
詩については語りつくせないからまたいつかの機会に。
人形については、好きな人形作家さんの教室が通える範囲にある、ということで道は開けた。と言っても途上中である。はっきりいって私は不器用なのだ。器用にさくさくできたらよいのだけど、自慢じゃないが適当でもある。よく続いているなあ、と思うけど、楽しいのだ。知らないこと出来ないことが在りすぎて、出来てくるとたのしくなっちゃう。だから人形は習い続けているし作り続けている。
日本画も人に誘われてはじめたことだった。苫小牧に日本画のサークルがあるので(いつでも募集中です)、そこに通っている。牛歩なので酢ッ語句下手なのです(笑)日本画って塗る工程がもはや工芸過ぎて面白くてしょうがない。そして下手なのである(二度目)でもね、楽しいんですよ。最近楽しいって思えるようになりました。一時期やめようかなとも思ったけど、生涯の趣味にするのはいいなと思って。
下手なんですけど下手の途中を展示で見てもらっています。どんどんうまくなれたら、おや、あのときよりうまいかな、って思ってもらえるかと思って(笑)
なので、私は、と言えば自由人です。
そんな自由に何でもやりたいことをやるんだなあと、思ってもらえたらうれしいです。
長々と読んでくれてありがとう。
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