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さらば、ハーヴィ・ホワイト

ハーヴィ・ホワイトがスティーブネイジへ移籍した。

普段はあんまり書かないのだけど、当初想像したのと全然違うキャリアを歩んだのでちょっとnoteを書くことにした。シーズンの遷移については割とざっくりと。
(まあ全然違う意味で想像したのと違うキャリアを歩んでる選手も同世代にいるのだけど、TPさんとか)

自分がハーヴィ・ホワイトのプレーを最初に見たのは2018年の1月にカタールのドーハで開催されていたALKASS CUPという大会だった。

当時のブログを掘り出したらある程度選手評をしていたので一応載せておく。

当時見た試合では右CBをやっていて(未だに)見ていない試合ではMFをやってたみたい。
で、CBをやっていた時の記憶なのだけど、かなりアジリティが無い上に粘って対応するみたいなこともせずに抜かれていたので「いやいや、かなり厳しいやろ」と思っていた。
まあこの辺りはちょっと前に選手の誰かが言ってたけど、ユースの選手は特に若いうちはポジションを固定せずに色々やらせてるみたいなこと言ってたからそれの一環なんやろうな。これ以降、右CBで出場してた試合は記憶にない。まあ何が言いたいのかというと、第一印象はあんまり良くなかったということ。

その次のシーズン(18/19シーズン)には1stイヤーアカデミーに上がり、U18の試合に出場していた。この時はSPURSPLAYもなく、この時より更に昔と異なり単発でYoutubeとかでユースの試合を放送することも無かったのでなかなか試合を見れなかった気がする。ユースリーグには出場していたのでその試合だけは見れていたと思うが、世代の選手ではパロットやベネット、ビンクスといった選手は出場していたがホワイトはそこまで多くは出ていなかった。

それでもこのシーズンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムのこけら落としの試合ではスタメンで出場し、PKを決めている。

次のシーズンにはプレシーズンマッチに参加、PL2に出場と順調にキャリアを進めていく。それでも個人的にはこの時くらいでもあんまり評価をしていなかった。セットプレーはチーム1上手かったが、パスの精度は高いものの、組み立てという意味ではあまり意味のあるパスが多いわけではなかったから。

その後はPL2でも出場機会を増やしていき、モウリーニョ政権下ではついにルドゴレツ戦でトップチームデビュー。更にマリーンFC戦ではスタメンでデビュー。これには当初見始めた時から考えるとホンマに驚いた。めちゃくちゃキツイと思ってたから、最初は。
その時にアルフィー・デヴァインに格の違いを見させられて勝手に絶望してたのも良い?思い出。

その後はポーツマス、ダービーにローン。ポーツマスではゴール前に飛び込んでヘッドで得点という今まで見たこともないプレーを見れたことも面白かった。

そしてアンジ政権下でもプレシーズンツアー帯同をした。


ほんまに、よくここまで頑張ったと思うし成長したと思う。
年代別の代表にほとんど選ばれていなかったという点も驚かされる。
ローン先でも守備面で怪しいところがありながらも、パスでしっかり散らせていたし、昔はあんまりだった相手を引き付けてパスをするということもでき、単なるパスの精度が高いだけの選手ではなくなった。
U21の試合に出たら流石にレベチやったからな。

この世代にはトロイ・パロット、フェイガン・ウォルコット、ジェイニール・ベネット、ルイス・ビンクス、デニス・サーキンといった選手たちがいたけど、トップチームでの活躍という観点からいえば今のところ間違いなく一番だろう。
一応今後トロイ・パロットが巻き返す可能性や他の選手が出戻りする可能性も0ではないが、、


最初にプレーを見てから5年半くらいか。
思うのは大きい怪我をせずにずっとやってこれたのは偉すぎるなと。

スパーズではここまでだったけど、いつか何かしらの形でスパーズに戻ってきてほしいし、スティーブネイジや移籍するならその先のクラブでも活躍してほしい。
スパーズでの最後の試合でFK決めれてよかった。U21はスティーブネイジのホームスタジアムであるラメックス・スタジアムを使用しているのでたまには見に来てくれんかな。

ほな元気で。

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