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ガーデナー(庭師)養成講座 第6期 第12日~玉造りの刈込&男結び・南京結び編~

7日目から11日目まで5回にわたって剪定に取り組んでいただきました。

皆さん、まだまだモヤモヤを抱えながらではあるものの、「やっと少し剪定に慣れてきたかな」「イメージがわいてきたかな」というところまでは来た印象を受けます。

今回は剪定から離れて、『刈込』に戻ります。
「玉造り(たまづくり)」という仕立物の刈込がテーマです。

対象は、こちらのモチノキ。

まずは講師の細川から、ポイントをレクチャー。

そして、早速実技スタート。

苦労されていた点としては、脚立の立て方。
特に、剪定の実技の中でも講師の細川から、極力脚立を移動させる回数を少なくして、効率よく作業を進めることをお伝えしていたので、どこに立てることがベストか、悩み考えながら取り組んでおられました。

とはいえ、久しぶりの刈込のも関わらず、皆さん刈込自体はスムーズというか、もうだいぶ慣れてきたな、という印象を受けました。

仕上がりはこちら。

今回は、玉造りの刈込にプラスして、結びもの・ロープワークの技術についても学んでいただきました。

1つ目は、男結び。
2つ目は、南京結び。

まず、男結びから。

たとえば木を植えたときに支柱設置をするのですが、その固定の際にシュロ縄という紐を使用して結ぶ上で必要となるのが、その結び方。
その中でも最もメジャーな結び方が『男結び』です。

皆さんには事前に講師の細川の解説動画をお送りし、予習をしておいていただきました。

ただ、剪定もそうなのですが、この手の技術は、「動画を見たりもするけれど、いざ自分でやってみるとうまくいかない」という声を聞くことが少なくありません。

まずは、動画の復習も兼ねて講師の細川からやり方をご説明し、その上で皆さんに実際に取り組んでいただきました。

次に、南京結び。

こちらは、軽トラックに脚立など道具、剪定枝などを積み込んだあと、それらが落ちないように固定するために必須な結び方の技術で、いくつかある結び方のうちの1つです。

こちらも事前に動画で予習をしていただきました。

こちらもまずは講師の細川が実践し、やり方をお見せしつつご説明した上で、皆さんに取り組んでいただきました。

それでもなかなかスンナリとは行かない・・・そんな様子でした。

ただ、男結びや南京結びは、剪定とは違ってやることは明確でシンプルです。
基本を学んだら、あとは反復練習しかありません。

なかなか実践する機会がないので難しいところですが、チャンスがあれば練習していただきたいなと思います。
(ということで、講座で使用したシュロ縄は持ち帰っていただきました笑)

今日で年内の講座は終了。
年明けからは、『工程管理』をテーマに取り組んでいただきます。

来年も宜しくお願い致します。


★第7期の講座、今後の体験講座等のご案内は、ガーデナー養成講座Twitterでも告知予定です。

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