ガーデナー(庭師)養成講座 第3期 第17日~登り込み剪定・ハナミズキ編~
前回は、悪天候の影響で、急遽「ロープワーク&男結び」の実技を前倒しで実施させていただきました。
ということで、今回はまた剪定に戻ってきました。
対象樹木は「ハナミズキ」です。
こちら。前々回剪定した金木犀と比較すると、
その高さの違いは一目瞭然です。
こちらのハナミズキを、2週にわたって剪定していきます。
まずは細川からのレクチャーからスタート。
輪郭のイメージの取り方、
実際の枝の選び方といった基本を改めて振り返ります。
そこからは、さっそく皆さんにチャレンジしていただきます。
1にも2にも実践です。
やはり、これまでとは勝手が違います。
これまで剪定してきた樹木は、高さもそれほどではなく、脚立を使用するとしても一部分だけで良かった。
ですが、今回のハナミズキは、終始脚立の上で剪定をしなければならない高さです。
(次回からは、登り込みでの剪定もしなければなりません。)
そうなると、輪郭や濃さのゴールイメージを視覚的に捉えながら剪定をすることができない。
そのため、最初は皆さん、頻繁に脚立から降りては、イメージを確認する、というのを繰り返しておられました。
ここは、経験で掴んでいくしかない部分でもあります。
輪郭のイメージができていれば、残したい枝に対して重なっている重なり枝を根元から切ることですっきりとさせることができるのですが、最初ですからさすがにそこまではイメージできず、最初は「薄くしよう」と懐枝を剪定してしまい、結果として間延びした枝を作ってしまう、そんな場面もありました。
そんなときはもちろん、講師の細川が都度ポイントをお伝えし、改善していきます。
そして、今回は時間切れ。
いつも通り、掃除と道具メンテナンスをして終了です。
第3期の講座も残りわずかとなり、ラストスパート。回を追うごとにハードルが上がっていきます。
ちょっと名残惜しいですが、最後まで皆さんの技術力アップにつながるよう、講座を進めていきたいと思います。
※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。
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