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ガーデナー(庭師)養成講座 第5期 第19日~登り込み剪定(スダジイ)編~
残り2日となった第5期ガーデナー養成講座。
最後の2日間で、参加者の皆さんにはこちらのスダジイを仕上げていただきます。
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テーマは引き続き、「登り込みでの剪定」です。
まずは講師の細川から、スダジイの剪定についてレクチャー。
皆さん、剪定自体の学びは積み重ねて来ていますので、スダジイという樹木の剪定のポイントに絞ってお伝えします。
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養生を済ませ、さっそく剪定。
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まずは仕上がりのラインをイメージ。
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そして、剪定を進めていきます。
以前のアンケートで、「もみじなど、やわらかく仕上げる樹木にもチャレンジしたい」という方がおられました。
そんな受講者の方には、むしろこのスダジイで「やわらかく仕上げる」ことをテーマに取り組んでみる、という宿題を出し、取り組んでいただきました。
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そして今回、特に皆さんに強く意識を求めたのは、「残す枝」を意識することです。
どうしても剪定を学んでいると、「切る枝」に目が行ってしまいがちです。それも仕方ありません。教科書的に剪定を学んでいくと、「不要枝とは?」とか、「どう切るか?」という問いをベースに学んでいくからです。
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ですが、本来剪定において、「切る」の前にあるのは、その木をどう導いていきたいかという意志です。そして、その意志を持ったときに、「どの枝を残し、成長させて、将来的なイメージを描くか」を考えることが必要になります。
だから、切る枝を考える前に、「残す枝」はどれなのか?を考えることが極めて大切なんです。
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残り2回を通して、そのポイントを理解していただけたらなと考えています。
ここまで来ても、皆さん悩みながらの剪定が続きます。
たしかに悩んでいるのですが、その皆さんの姿を見て、ただ悩み続けるだけでなく、ご自身で答えを出しながら前に進んでいる様子も見て取れています。
これまで悩み、考え、答えを出したことがきちんと血肉になっているなという印象を受けます。素晴らしい!
そして最後はそうじ。
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今回は大きめの枝ごみが多かったため、そういった場合のごみの積み方・運び方のポイントもお伝えしました。
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超ワンポイントレッスンです(笑)
第5期も残り1日。次回でラストです。
講座が終わったからといって、学びの道が終わるわけではありません。
今後学び続ける指針となる考え方を少しでも身につけて、皆さんにこの講座を終えていただけるため、最後までサポートしていきます。
※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。
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