ストレイテナー The Ordinary Road Tour ＠米子AZTiC laughs

人生で初めて、鳥取県に上陸。
米子のため、鳥取砂丘や境港には行けなかったがとても楽しかった。
重要な点は本来、ワタシはこの米子公演に来るはずではなかったのだ。

地元から高速バスを使って米子にINする。
とても静かな街、この日は暖かくて厚着をした意味がなかった。
到着すぐに名物の牛骨ラーメンを堪能し、周辺散策を決行する。

米子牛骨ラーメン同盟｜鳥取県米子市の牛骨ラーメン

駅前の汽車のモニュメント。JR米子駅は山陰鉄道発祥の地

米子は紅葉も色づいていました。

旧米子市役所は市指定有形文化財となっています。

境港の文字を発見

この土曜日の米子は静か。
立ち寄ったカフェの店主からは周辺でイベントがあるから人が少ないのだそう。街はレンガ調の建物や古くに建てられた建築物が目立つ。道も同様に舗装されたところも多く、散歩しやすいエリアであった。

宿の近くの商店街。早朝に撮影できたアングル

こういう街角アートが好き。

電線が複雑に絡んでいる

そして、ついに到着。このライブハウスは商店街の一角にあり、「本当にここでライブするの？」と思うくらい民家やお店が近くにあった。そのため、写真の張り紙のようにうるさくしないでね、とのことであった。

物販に並ぶため、14時半には現地にいた。しかし、なぜかワタシは開演5分前にライブハウスに到着。散歩をして立ち寄ったカフェの店主と長話をしてしまった。こういうのを途中で切り上げることが苦手な性分なのだ。

中に入ると人で溢れかえり、開演ギリギリにきた人らが入るのが難しいほどになっていた。スタッフができるだけ奥に詰めてほしいとアナウンスするほどの状況。幸い、小柄な私はスルスルっと中に入り、下手側後方に辿り着く。がしかし、高身長男性に囲まれてしまったため自分の身長を恨んだのだ。

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ここからはネタバレを含むため注意してください。

いつものSEが鳴り響く。
彼らの姿は見えにくいものの、物理的距離は大きなライブハウスよりも非常に近く感じた。
ツアー初日で自分も驚いた1曲目のリヒトミューレ。周囲が「うわぁ…」とざわめいていたのを感じ、「いや、分かる。ワタシもはじめはそうだったんだ」と思いながらちょっと自慢気に心の中で思ってしまった。

仙台ではなかったタイムリープ。ライブだけで聴けるイントロの金属のような電子音を聴くと、「あっ、くる！」と思う。まさにイントロクイズ状態。
この曲はストレイテナーを知った時に衝撃を受けた曲の１つでもある。間奏部分はこの楽曲の世界観に酔いしれてしまうほどだ。

そして、今回のツアーにおける変化球枠の9曲目あたり。
今回の米子ではFREEを披露。いやぁ、聴けるなんて思わなかった。これぞレア曲であり、かつ未来で自分は聴けることはあるのだろうか…
ひなっちのベースがゴリゴリで、さすが我らがベースヒーローである。キレッキレのパフォーマンスで会場を盛り上げていた。

雨の明日は仙台公演において機材トラブルに見舞われたこともあり、聴いている自分が「無事に1曲終わってくれ」と固唾をのんで見守っていた。なんて曲を書くんだろう、ホリエアツシって何者なんだろうかと改めて思わされる楽曲だ。この曲はこのツアーでしか聴けないものになるのだろうか…

Braver→Skeletonize!→KILLER TUNE→Melodic Storm→DISCOGRAPHYの流れは最高に盛り上がった。ライブハウス全体の熱量がより増し、ライブハウス前方だけでなく全体でわぁっと人の波のように動いたように感じた。

MCでは相変わらずのゆるさ。
しかし、これぞストレイテナーなのだろう。

「米子の良いところを言っていこう」とひなっちが言うものの脱線してOJのホテル話に移る。OJがもらったルームキーで部屋に入るとおじさんが寝ていたという怖い話。結果、OJが部屋を間違えていたのだがおじさんと共に「開くんかい！」というツッコミ。会場では観客が騒然としていた、というかただのホラーでしかなかったのである。

OJはこの話をメンバーには一切せず、ライブのMCで話すためにネタをとっておいたようだ。結局、米子の良いところを話すはずがOJの恐怖体験になり、ホリエ氏は「いいよ、米子のいいところなんて」と話しながら、「米子、盛り上がる。いいやつ多い」と話していた。

シンペイさん、OJはゆったりしたスケジュールで米子入りができたが、ひなっちは前日に東京でNCISの公演があり、ホリエさんは全国津々浦々で今回のアルバム＆ツアーの宣伝のため大忙し。スケジュールみっちりの中でのライブ、本当にお疲れ様と伝えたくなった。

The Ordinary Road Tour
鳥取 米子 AZTiC laughs
ありがとうございました！#ストレイテナー pic.twitter.com/I1ghkJcCWO

— ストレイテナー (@straightenerjp) November 16, 2024

01. リヒトミューレ
02. BRILLIANT DREAMER
03. Graffiti
04. Silver Lining
05. タイムリープ
06. 工場夜景
07. Stilt
08. Zero Generation
09. FREE
10. 宇宙の夜 二人の朝
11. Exelion
12. シンデレラソング
13. インビジブル
14. パレイドリア
15. 雨の明日
16. 泳ぐ鳥
17. COME and GO
18. シーグラス
19. Braver
20. Skeletonize!
21. KILLER TUNE
22. Melodic Storm
23. DISCOGRAPHY

En)
01. 月に読む手紙
02. Uncertain

おつかれさまの鯖しゃぶ。好きなバンドの話を仲間とする時間は最高。