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年末の大忘年会-RADIO CRAZY2023-

今回は、インテックス大阪で開催されたRADIO CRAZY2023のお話です。

毎年、関西を代表する年末の冬フェス「RADIO CRAZY」。
今年は12/27-29の3日間の開催となりました。
仕事の都合や予算を考慮し、29日のみの参戦でした。

コロナが5類となり、声出しが解禁。
これがどれだけ嬉しかったことでしょうか。

一定の距離を保ち、声を出さずに拍手のみ。
アーティストと観客をつなぐコミュニケーションが難しかった時期を経て、やっといつもの居場所が戻ってきたような感じがしました。

会場全体の拍手、歓声が鳴りやまない空間。
「よくここまで頑張ったよな」と自ら労いたくなりました。
最前列周辺でもみくちゃにされながら見る、後ろの方でバンド全体を楽しむなど…自分なりの音楽の楽しみ方ができることがとても嬉しく、各バンドを目に焼き付けました。

「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」「The Birthday」のボーカル・ギターで活躍したチバユウスケさんが今年の11月に逝去されたことで、それを偲びつつもリスペクトの意を持った演奏が見られたことも印象的でした。
この方がどれだけ有名な方なのかを知らなかった素人のワタシですら、この人の活躍はすごかったんだと実感させられたくらいです。


個人的には、推しバンドのストレイテナーが伝説の回でした。
ボーカル・ギターのホリエさんが、前日から喉の不調があったようです。
「ROCKSTEADY」「TRAIN」と終わり、「彩雲」の高音パートで声がどんどんかすれていく様子を見て、本当にこっちまで泣きそうになってしまいました。

「灯り」を歌いだすけど声が出なくて途中で中断。
即座に「Melodic Storm」に変更。
その際に、ホリエさんは朝から病院にいって点滴を打ち、なんとかこのステージに立とうとされた話とともに、涙ぐまれている姿が印象的でした。

ホリエさんの歌声がかすれるたび、
テナーファンが会場全体で歌いだし、メンバーがサポートする。
ストレイテナーとファンの強いつながりがもたらした空間でした。

ストレイテナーを好きになって良かった。
これからもずっと応援したいと思った。
そして、会いたいと思ったときに会いに行こうと改めて感じました。
いつ、自分の好きなものが突然失うことになるかわからないもんね。


たくさんの熱いパフォーマンスを見て、
やっぱり音楽が好きだなと改めて感じさせられたRADIO CRAZY。
大トリのELLEGARDENの「Make a Wish」を聴きながら、一年を走馬灯のように思い出して泣けていました。

音楽で始まり、音楽で終わる。
これがワタシの1年。これからも変わらぬやり方です。

ワタシの人生は音楽で出来ている。これは自信をもって言える。

消えることのない音楽とともに、来年も楽しもう。

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