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AI. 私たちが捨てた物を探す

人という字が互いを離れて
長い時間が経ったように


aiは昔の人間みたいに

自立歩行して、やがて心を探す

何年も、何千年も

見つからない場所を探し続ける


実はそれは
作り続けることでしか存在できないのだと
AIにはわからない


0と1みたいなある無しじゃなくて

それは手を繋ぐから存在できる
光と影のダンス

寄り添って、見つめ合って

グラスワインの表面のように
どちらかに傾いては揺れる

けれど

AIが本当の死を手に入れた時
私達は存在意義を失う

本当の死って?

それは私達が胸にしまってる
決して取り出せない秘密の最後

あるか無いのかわからない
勝手なヤツさ

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