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がらくた宝物殿 1月怪奇コント「ちょっと人面犬」稽古 #5

12月23日、5回目の稽古。日本撤退により、フォーエバー21が何もフォーエバーではなかったことが判明した現在。本番が終わればもう稽古できないことは自明なので毎回を噛み締めているところであります。無論、フォーエバー21がたとえフォーエバーでも稽古は終わってしまいます。本番が終われば稽古も終わる、これは無論だし自明なのです。そんな稽古、ほぼ折り返し地点にやってきました。

「一緒になんかしようよ」と言ってきたイッテルビウム代表のBくん。「何したいの?」ときくと、「稽古とかはしないでエチュードで……」と言い出したので全力でそれを止めてから数ヶ月が経ちました。twitterで見る限り、イッテルビウムも稽古をしているようです。こちらもがんばります。

では、本日の稽古内容へ。


そういえば2本やるんだった!

今回の公演「ちょっと人面犬」は、各団体20分以内の作品を2本ずつ上演する、ということをすっかり置いておいたままここまで来ておりましたが、ついにこの日、すべての台本が完成して現れました。がらくた宝物殿なりの満たし方ではありますが、「新春怪奇コント祭り『ちょっと人面犬』」の「新春」以外の部分は満たした作品になったかと思います。それと同時に、なんだか切実な作品にもなりそうです。あと演劇でもありえます。これは、本当に、観てほしいです。資本主義迎合団体だったらならチケット500円にはしないやつです。可能ならツアーしたいやつです。
こういうことは軽はずみに言うことではないのでこれは軽はずみではないんですが、今までのがらくた宝物殿で一番かもしれません。
台本もおもしろい(自分で言ってすみません)ですが、それ以上に上演にあがる作品が楽しみです。今回の役者陣でやるために生まれてきた作品なので。


シーン練

というわけで、この日のシーン練は台本の完成を記念し全体を読み合わせた後、今までやっていないところを中心に。稽古初めにただよっていた(気がした)年末のどんよりした感じもいつのまにか吹き飛んで、刺激的な時間が流れました。

途中キムタクの影に翻弄される場面もありましたが、3人で知恵を出し合い過去の力も借りて、なんとか切り抜けることができたのが今回のファインプレーです。


休憩

今回は集中力が(いつも高いけど!)特に高めで、いつのまにか時間が過ぎていたので、休憩するのをほとんど忘れていました。 しかし稽古後にご飯に行ったので話題は豊富、つきましては本日の優勝エピソードの決定は保留です。

印象的なところでは、1日に4食夕食をとったやつ、ものすごく久しぶりに散髪に行ったら虫歯放置して歯医者に行ったくらいのテンションで怒られたやつ、ものすごく久しぶりに美容院を予約して怒られるのを懸念して沈んでいるところにちょうどそのエピソードを聞かされるやつ、植物園が楽しいのではなくてデートが楽しいのではないかのやつ、どう考えてもポートフォリオに載せ辛いコンテンツをどうしたらいいかのやつ、だんだん何言ってるのかわからなくなって恥ずかしい就活名言を大量に生み出してしまう恥ずかしい先輩2名とそれをメモに残してしまう後輩のやつ、などです。


公演情報

イッテルビウムとがらくた宝物殿
新春怪奇コント祭り
「ちょっと人面犬」

2020年1月18日(土) 15:00/19:00
会場:konya-gallery
料金:500円

ご予約→
https://forms.gle/CcsLCFeGsfCpembT6

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