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がらくた宝物殿 1月怪奇コント「ちょっと人面犬」稽古 #4

稽古4回目。
1月の公演は、同じく福岡で活動している演劇ユニット、イッテルビウムと対バン形式となっております。打ち合わせの際に彼らのアスピレーションを探ったところ出てきたのが〈怪奇コント〉でした。そして、〈怪奇コント〉らしい公演タイトルとして偶然思いついたのが「ちょっと人面犬」です。

そんな記憶もすっかり薄れ、稽古に励むがらくた宝物殿。人面犬をスヌーピーと解釈することで公演タイトルには対応しているけれど、怪奇とコントをすっかり忘れかけておりました。

……しかし、我々は芸人さんではありませんし、醸し出せるおもしろさも彼らのものとは違うでしょうから、マネするようなコントをしてもどうしようもないです。がらくた宝物殿しかやらないようなおもしろい劇をする、というのが〈コント〉に誠実なあり方だと思ってこのままやっていきます。結果、今までのがらくた宝物殿の中で、一番演劇かもしれません。

怪奇の方は、どうなるのでしょうか。今のところ、ごく日常的な怪奇と、一抹の不条理風味が流れている、という感じです。適当に書いたけれど、日常的な怪奇というのは少し重要かもしれません。いや、あまり重要ではないかもしれません。


ナンジャモンジャ

前回稽古に引き続き、ナンジャモンジャからのスタート。ナンジャモンジャの詳細は前回同様、割愛します。楽しかったけれど、まだまだ本番でイッテルビウムをひかせるほどの完成度には到達していないので、今後も稽古を続けていきましょう。


シーン練

シーンづくりの最初は前回のおさらいから。前日のことなので記憶も新しく、スムーズに進みました。おさらいといいつつ、結構意見が飛び交い、変更もありました。普段の会話と変わらない勢いで意見が飛び交う稽古場、がらくた宝物殿としましては最高の環境といえるでしょう。

役者をしてくれるお2人の元々のおもしろさと、お2人から独立しても残る作品のおもしろさと、今作では相性がいいような気が、まだなんとなくですがしています。


休憩

短い時間の稽古ですが、休憩時間も一応あります。抹茶味のチョコの話から始まり、○○味はだいたい○○より嫌いだけどブドウは逆、パインアメはパイン味のアメではなくパインアメ味のパインアメ、柑橘系の味はだいたい大丈夫な気がしない?、いやそうでもねえか、甘夏味のカントリーマアムをまずそうだからずっと机に置いてる等々、延々と味の話。
一応休憩なんですが、この関係ない会話が劇をいい感じにしていきます、ほんとに。



ワイワイ稽古をし、最後はなぜかいつものように人付き合いの難しさの話をして解散!

今日の総合優勝は、友達の誕生日プレゼントのためにLINEのポイントを1000円分買って300円分プレゼントしたので700円余ったやつかなあ。

週明けの稽古では、多分今作の難所であろう部分に着手します。うまくいくかなあ。



公演情報

イッテルビウムとがらくた宝物殿
新春怪奇コント祭り
「ちょっと人面犬」

2020年1月18日(土) 15:00/19:00
会場:konya-gallery
料金:500円

ご予約→
https://forms.gle/CcsLCFeGsfCpembT6


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