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全国のパンの話【北海道編】

私、子供の頃から菓子パン大好きっ子です。

地元にはトングで取るタイプのパン屋さんがいくつかあって、子供の頃の土曜日の昼ごはんはほぼ、パン屋さんのパンでした。

仕事で、全国に出張させてもらう機会があり、津々浦々のパンを食べるのが楽しみで、地図で調べては、仕事が始まる前や、昼休憩に、急いで買いに行っていました。

その中から、今回は北海道のおすすめを紹介したいと思います。

三星のシャーベットパン

いきなりどローカルな話になりますが、「日本一たべづらいケーキ」として有名な、「よいとまけ」を販売する、三星さん。

このお店の近くに住んでいた時、よく食べていたのが「シャーベットパン」です。

平たいパンの真ん中がくりぬいてあり、そこに生クリームとりんご(?)のキューブがトッピングされたパン。とても素朴な味ですが、懐かしさと共に、時々すごく食べたくなるパンです。

土手のところを少しずつ千切ってクリームを付けて食べたり、そのままがぶっと食べたり、楽しみ方もいろいろしてましたね。とにかく懐かしいです。

札幌大通りの地下喫茶 さえらのサンドイッチ

長年食べ続けているといえば、札幌のサンドイッチ喫茶、さえら。母に連れられて行き出してから、かれこれ20年以上通っています。丸井さんの地下鉄出口の脇、ひっそりした入り口から、地下に降りていくと、落ち着いた雰囲気のお店があります。最近は「映え」ブームで混雑しているようですが、店員さんも忙しいながら仲が良さそうでとても雰囲気のよいお店です。

サンドイッチは、たくさんあるメニューの中から、2つ味をチョイスでき、ボリューミーなサンドイッチが食べられます。(私はフルーツサンド、海老カツサンド、ヤサイサンドがtop3で好きです)

コーヒーも大変美味しくて、つい長居したくなります。


魚肉ソーセージに砂糖をまぶす?!フレンチドック

コンビニなどでよく見かける、ソーセージに衣のついた、フレンチドック、たぶん身体に良くないのですが、一人暮らしの時によくおつまみ兼夜ご飯として食べていました。先日、釧路に行った際に、地元の方にうかがって驚いたのが、このフレンチドックの食べ方。

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まぶしてある白い粉は、砂糖です。

釧路など、道東の方ではこの食べ方が一般的だそうですね。北海道で、中が魚肉ソーセージ、というのは良く聞く食べ方ではありましたが、砂糖をかける食べ方は斬新でした。

釧路では、この形が標準仕様としてスーパーで販売されているとのことでした!

味は…!!甘い 笑

甘辛的な感じで、今までにないお味でした。


北海道にしかない衝撃 豆パン

上京して、驚いたのが、東京に豆パンがないこと。なぜあんなに美味しいものがないのか…

豆パンとは、まあるいパンに甘納豆が混ぜ込まれたパンのことです。確か給食でもたまに出ていたように思います。

都内で探しましたら、豆パン的なものはありました。あるにはあるのですが、想像していた豆パンと何かが違う…

ということで調べました。豆パンは北海道のパン屋さん、ロバパンさんが発祥だそうです。

違いの要因は使っている甘納豆の種類だったようです。北海道の豆パンは、大きな粒の金時豆が入っています。本州だと、小豆やうぐいす豆の豆パンがメジャーなような気がします。

東京でも金時豆の豆パンが食べたい〜!!と彷徨っていましたら、岩手の銀河プラザで金時豆入りの豆パンを発見!東北も金時豆の豆パンでした。南下すると、どこまでで金時豆じゃなくなるんだろう…今度追いかけてみようと思います。

それまでは、懐かしの豆パンが恋しくなった時に、時折買いに行こうと思います。