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闘病記録:24 特殊陶芸家が考えた入院メシの満足度を上げるたった一つの方法

こういうタイトル、SEO記事で流行ったなぁ。
うん、ぶっちゃけ「それってあなたの場合なだけですよね」ってのが多かったな。
つまり、この記事もそんな再現性があるわけじゃないですw

初の通院での抗がん剤治療が終わった翌日、世の中はゴールデンウイーク真っ只中の2024年5月1日(水)のハナシ。

いや、そもそも5月1日から入院って決まってたんだから、入院中に抗がん剤治療すればええやん!
と思ったんですが、別な科での入院になるから抗がん剤治療をその期間に実施する、というのは出来ない。
らしいですよ。

ほんまかいな?
と疑問に思いつつ、入院手続き。
今回の病棟は新しい!かつ差額が一日3000円の相部屋。
部屋も洗面台もキレイだし、トイレは部屋の近くでもちろんキレイだし、何より入院患者の民度が高い!
10分起きにナースコールを押して、無理難題を言う人とかおらんwww

差額の3000円、実際高いなーと思ったし、なんなら西成価格だと高級宿価格w
でも、キレイさと民度を考えたら激安やん!と思ったのですw
いやー、前回の検査入院の時
※詳細は以下参照

差額ない大部屋にいましたが、病棟が古いとか部屋が暗いとか設備がボロいとかありましたが…ぶっちゃけ民度がヤバかった。
詳しくは書きませんが、とにかくアレな方々が周辺でザワザワするとマジで落ち着かないっすねw

そんな快適な環境下での、投薬と食事調整による強制的な減量のための入院です。
そりゃある意味、ゴールデンウイークに別荘て快適に過ごせるくらいに思ってたわけですよ。

実際、担当の先生から
「ご飯の量、最終的に半分になるけど大丈夫?」
と言われたけど、既に投与されていた某糖尿病の薬で、食欲はかなり無くなってる状態。
そう、強制的な減量入院なわけですが、食事の量が減らされるのはノー問題なんすよ。

かつ、前回入院した際に入院メシのクオリティは経験済み。
そう、味は問題ないどころか、美味い。
しかし、なんだか美味しくない、と感じたんです。

はて、そういえば病院食は美味しくない、という話をよく耳にします。
それはなぜか?
分析してみましょう。

まず、病院での食事自体のクオリティは申し分ないと思います。
ただ、病気や体調によって塩分の調整はかなりされているので、濃い味にならされてると物足りないかもしれません。

次に量。
これもかなりキッチリとカロリー計算されているので、物足りなさを感じる人もいるでしょう。

とはいえ、この二つは慣れでクリアされそうです。
実際自分はクリアしましたw

となると…やはり、メンタル的なところかと考えられます。
普段なら
家族と食卓を囲んで
仲間と居酒屋で
ラーメン屋やカレー屋を巡って
好きな食べ物を楽しむ。
それが本来の食事だと思います。

しかし、病院となると、基本的にはカーテンで仕切られたベッドの上で一人黙々と食べなければなりません。
かつ、入院中はただでさえメンタルが落ちるもの。
病気、家族、仕事、お金、将来…
そら、考えたらネガティブな思考が渦巻くのが普通かもです。

そんな状況で食べるご飯は、確かに美味しくない!と思って当たり前かもですね。

じゃ、どうすれば病院メシを美味しく楽しめるか?

それは、食器です。
病院メシで使われている食器は、ほぼプラの量産品。
まぁ、メンテや使い勝手を考えたら当たり前なハナシなんですな。

しかし、ですよ。
毎日自分で作った食器でメシ食ってた身としては、毎回プラ食器だと本気でゲンナリするんすよ。
つまり、食事のクオリティはせっかく高いのに、マジで味気く感じる原因の一つは食器なんじゃ?
てことは、器が変われば病院食でも満足度は高まるんじゃないか?
という仮説を立ててみたんですな。

てなわけで、その仮説を立証するためにも実験をしてみようかと。

そう、アタクシは特殊な造形ばかりする陶芸家であります。
普段は爬虫類の隠れ家を作っております。
例えば、こんな流木みたいな質感のドーム型なシェルターを。

なんですが、たまーに普通の食器も作ってます。
あ、いや、普通ではないかw

そこで、病院食に使われるプラ食器から自分の作品である食器に盛り付け直してみて、満足するかな?より美味しく感じるかな?という実験をやってみたわけです。

それがこちら。

うむ、我ながら盛り付けが雑だwww
てかね、想定より全体的に量が多かったんですよ。
何もかもが。
かつ、まさか茶碗にご飯を移し替えたら、めっちゃ山盛りとか予想出来るわけねーじゃん!w

とはいえ、やはりプラ食器よりはテンション上がるな、と実感しました。
こりゃ、明日以降のメニューをちゃんと確認して、盛り付けについて想定しとかんとなぁ。
うん、これは有意義な入院生活になるぞ!
あ、あと闘病日記(このnoteの事)も書いて、早くリアルタイムに追いつかなきゃ!
なかなか忙しいじゃないか、うふふふ

てなくらい、入院初日は余裕ぶっこいてました。
しかし、まさかこんな事態になるなんて…というトンデモないハナシについてはまた後日。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ガラダ堂は爬虫類用の特殊なシェルターを作ってる陶芸家です。
そんな特殊陶芸を7/12 21時より通販サイトにてリリースしますので、今からチェックしときなってハナシ!

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