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オンラインの付箋ワークで気をつけてプロセスを設計してみたこと

今回、オンラインでの研修するのにあたって、ワーク部分で悩んだのが付箋を使ったワーク部分の進め方でした。

普段、手元の付箋に書いてもらって進めるワークでは「手書き」というのがポイントだと考えていて、それに対してオンラインでは「付箋」という認識は同じなので参加者にはわかりやすいのですが、そもそもパソコンの入力は頭で先に入力する内容を考えてから打つのに対して、手書きの場合は、考えながら書いていることが多いのです。つまり手書きの場合は書きながら考えているので、書くことも変化していくし、そこ書いている途中から次のことが思い浮かんだり私はしていました。

名称未設定のアートワーク 61

この違いはほぼ無意識に「付箋に書く」という同じことという認識になるので、ワーク自体は進むのですが、なんとなくもう少し深まりや、もっと多岐に発展する可能性も持っていたのかもしれないなと。

オンラインでは、オンラインホワイトボードのおかげで他の人たちと同時に書くことができて、それを見ながら進めているので多様が生まれることはわかりました。ただ自分で「考えながら書く」という部分はオンラインにするだけでは発生しないので、プロセスとして1つ足して、出てきたものを眺めて、それを別の視点で見る、例えば要素的なことは何か?などを考えるプロセスを追加しました。「書きながら考える」を「入力する」と「それを見て考える」というものに分けてみたわけです。

まぁ、単なる私の思い込みかもしれないですし、これを比較するすべはあまりないし、比較したところであまり意味もないので、もし付箋を使ったワークをオンラインでされる場合は、リアルでやって見ている時に自分(参加者)に起きていることを見直してみるとよいかもしれません。

あ、あと、いつか全員iPadというか、ペンタブで参加するオンラインワークショップやりたいですね。(笑)

つづく

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