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考え方の土台にManagement3.0が染み込んでいる話

遅れてしまいましたが、このnoteはManagement 3.0のアドベントカレンダーの13日目になります。

私が最初にManagement 3.0を学んだのは2017年と少し前になりますが、今の仕事にもその要素が活きているのでその辺りの話を書きたいと思います。Management 3.0には元になる8つのエッセンスがあって、それら全部が染み込んでいるとも思うのですが、今回は特に自分に変化をもたらした3つを書きます。

複雑性の考え方

複雑なものは複雑なままに…。ついモノゴトを捉える時に「わかりやすく」「シンプル」にしてしまうのですが、複雑なままに扱っても良いのか…と思えた時から、自分のファシリテーショングラフィックの描き方も変わっていきました。完全なる一つでの図解にしようとせずに曖昧さを許容できるようになり、複数の図解での捉え方や、描いていった最後の部分がうまくつながらなくても、違う視点から描き始めて「繋ぐ」というよりは「共に在る」みたいな描き方になりました。つながらないから描かないではなくて、横並びに置いてみる、もしくは二つが目に入るようにしてみるという感じです。

この捉え方のおかげで全体性というものの捉え方がしやすくなり、でもシンプルに考える部分も同時に持つことができるようになりました。

コアコンピテンシーの考え方

モノゴトはとかく「かくあるべし」というような、ある意味「想像」というか「理想」から考えを始めることがありますが、コンピテンシー(簡単に言えば仕事ができる人の行動様式からその仕事に大事になるスキルや知識、考え方やふるまいを考える)から考えると業務における人の行動から考えられる気がします。さらに「コア」と考えていくことでそのモノゴトの中心要素を捉えようとすることができるのでリアルな物から考えを始めることができるようになりました。

チーム・エンパワーメントの考え方

エンパワーするというのには「あなたがそれができるようにその権限を渡す」ということと「あなたがそれができるように能力をもつこと」という2つの面があるということ知って、眼から鱗というかハッとなったのを覚えています。それ以降、能力をつけていける環境と、能力を発揮できる環境の2つが揃っていないと、発現しないと認識して、例えばある人が「それができない」という状態を課題にした時にも、その人自身についての原因を探るよりも、環境について目がいくようになりました。そもそもそれができる環境にあるのか…という観点で考えるようになりました。

以上3つとなりますが、「価値観と文化」についての考えや、「成功と失敗によって改善すること」などの部分は、Management 3.0を学ぶ以前からそのことについて考えていたということもあて、大事ですが今回は書かないということにしました。

どこかで続きをかけたらなと思います。



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