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スクラムマスターはファシリテーションをどう学ぶか?

Regional Scrum Gathering Tokyo 2021に参加して、DAY1のZuziさんによるKEYNOTE「Great ScrumMster」を聴いて、ワクワクしました。

Zuziさんのセッションの中でScrumMasterの学習するもの一つに「ファシリテーション」が明示されていました。(画像は別のカンファレンス用だと思いますが、SlideShareで公開されいたスライドより抜粋:https://www2.slideshare.net/zuzuzka/great-scrummaster-2018)

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講演はファシリテーションに言及したものではなくて、もっと全般的な話でしたが、話の中で「コーチングやファシリテーションの研修を受けたことがあるか?」という話があって、使っているが学んだことはない人が多い話がで出て、ああ、確かに…と思ったのでした。

ファシリテーションを実際どうやって学んでいるかが気になったので、DAY3のOSTでテーマを出させてもらいました。「スクラムマスターはファシリテーションをどう学ぶか?」という直球テーマで。

そこで話した内容はこちらでまとめをUPしてくださった方がいますので共有。

でも、まだ話したいと思ったので、イベントも作りました。スクラムの文脈で話を聴いてみたい平鍋さんに相談して、話を聞かせてもらうところから始めようと。その話に興味出た人たちで、学びをつなげていこうというのが狙いです。一人だと学んでいくのはつらくなるので…。(^^;

このイベントを作る時にもオンラインでも少人数なら話し込みやすいなと思ってZoomで考えていましたが、興味ある人が多いので、オンラインだから会場キャパないから増やせる…となりながら、そうなると少人数で話すというのが崩れるな…


以下は、自分のファシリテーションの学び方について自分の考えをちょっとまとめおこうと思って書いたものです。イベント参加予定の方は、イベント参加後に読んでもらえるといいのかもしれません。

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ファシリテーションは単体で学ぼうとすると、研修の多くは「会議ファシリテーション」を教えているところで、他には「ワークショップ」「場づくり」、後は「在り方」を考える研修もあります。「xxxxファシリテーター養成講座」というのは「xxxx」を正しく「場の参加者が行う」ためのファシリテーションなので、「xxxx」について学ぶ時間が長かったりもするイメージです。

私にとってファシリテーションは「道具」というイメージが強いのですが、道具は「どこで何のためにどう使うか?」によって変わってくるので、「文脈」というか「場の前提」があると、「学ぶ物」が決まってくる感じです。さらにファシリテーションのスタイルは人の数だけあるとも思えるので、「守破離」で言うと学びで「守」はできても、実践時には「破」だし、工夫しだしたらすぐに「離」になるかなと。つまりは「練習」がしにくい。そもそもが「人間」を対象として行うものなので、一つとして同じ場にはならない。そんな捉え方です。

だから学び方は、実践とそれをふりかえるのと、ふりかえりの時に他の人からフィードバックもらえると良いかなと。どうしてもものがものなので、フィードバックもらいずらいですよね。なんとなく裏で考えているところについての内容出し、そもそも参加しているメンバーからしてみたら批判みたいになってしまいそうだしで、そう言うのに慣れていないと難しい…。

フィードバックしあえる関係性を作るところから始めるのが良さそうだなと。フィードバックは、「フィードバックの仕方」も大事ですが、「フィードバックの受け方」「受け取り方」「受け流し方」も大事だと思っています。それをお互いに共有しあうのもいいかもしれませんね。


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