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聴覚~子育て応援ブログ~

胎児の聴覚について考えてみましょう。

聴覚は妊娠中期までに成熟し、胎児は胎内でいろいろな音を聞いていることがわかっています。
母親が子供を左側に抱くのは、胎内で母親の心音を聞いていて、子供が安心するからだと言われていましたが、それは事実ではないことがわかっています。胎児にとってより身近な音は、母親の体内を流れる体液の音です。そのため、血流音を聞かせると赤ちゃんが泣き止むと言われるようになりました
私の経験上、抱っこよりおんぶの方が寝てくれました。男性の心音は女性よりうるさく感じるのかもしれません。血流音が落ち着くのなら、おんぶの方が寝やすいパターンがあることも理解できます。

また、胎児は羊水に浮かんでいるために、胎内で聞こえる音は、私たちが水中で聞くときのように、すべての音がくぐもって聞こえます。周波数の低い音の方が伝わりやすく、人の声でいえば子音よりも母音の方が低音であるため、胎児は人の声そのものを聞いているというより、抑揚やリズムを感じていると考えられます。

お腹の中にいる子供に声をかけるときは、優しい声になります。子供を叱る際は、その言葉の内容よりも聞いたこともない抑揚やリズムに驚いてしまうのかもしれません。

子供に声を届けるには、言葉の意味だけではなく、優しい表現を用いることが欠かせないのだと思います。

といいながらも、今日も叱りつける父親でしたwww

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