第二子が感じていることを想像してみる
我が家には3歳の娘と0歳の息子がいる。日々過ごしていると、どうしても3歳の娘に手がかかり、長男にスポットライトがあたることが少ない。なので、第二子であるうちの息子が感じていそうなことを想像してみた。
二人目の宿命
「二人目はほっとかれる」とは、よく聞く話だ。一人目の時はあんなに撮っていた写真も減り、上の子のお世話が大変で、少し泣いたくらいじゃ親にかまってもらえない―――。
確かに、実際に二人目を育てている身として分からんこともない。ただ、これはある意味良いことでもあると思っている。
二人目まで一人目の時と同じ苦労をすることもないし「ほっとくことができる」余裕が親に生まれてきた証拠でもあるからだ。
うちの長男もその線路に乗っかり、二人目の宿命を甘んじて受け入れてくれている。
娘よりさみしがり屋な息子
息子は娘に比べてさみしがり屋かなと感じることがある。それは、泣くタイミング。
息子は親が見えなくなると、よく泣く。部屋からちょっと出て行っただけで泣いたり、ほんの少し見えなくなったりしただけで泣く時もある。
娘にはこれがなかった。親が心配になるくらい「親不要」な性格で「さみしい」という感情を前世に忘れてきたんか?と思うこともあるくらい。
そんな、さみしがり屋な息子は何を考えているのだろう?以下は、ぼくの想像。
もっとかまってくれよ。お姉ちゃんばっかりかまうな!
なんか一人の時間もいいよな。あ、虫がとんでる。
お腹すいたなー。でも父ちゃん忙しそうだし、泣くのはもうちょっと待とう。
適当に想像しているけど、こんなこと考えてるのかな?と思うことがよくある。特に「なんか一人の時間もいいよな」と考えてそうな時は、親のことなんて忘れて自分の世界に入り込んでいるのがわかる。そんな時にかまおうものなら、鬱陶しがられるのがオチだ。
あと泣くタイミングを見計らっていると感じる場面も多い。たぶん、泣いただけじゃ親が動かないことを学んで、一番親を動かせるタイミングを息子なりに考えているんじゃないかと。
二人目の特権
そんな感じで勝手な想像を膨らませるわけだが、二人目って特権もあると思う。
それは「ほっといてもらえる」こと。
赤ちゃんだって人間で、一人になりたい時だってきっとある。でも、そんな時でも第一子はほっといてもらえない。
二人目は自分の時間があり、じっくり思考する時間があるような気がする。一人目だったら親が止めていただろうことも、チャレンジできるなんてこともあるかもしれない。
宿命と特権を背負って成長する我が息子は、どんな人間になるのか楽しみでしかたがない。
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