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好きな建物

ざっくりしてんな〜(笑)
それで言うと、わたしはあんまり建物とか、二分すれば興味ない方のタイプだと思います。

もちろん綺麗だなとか、この雰囲気好きだなみたいな感覚は持っているから、例えばヨーロッパに旅行に行った時に見たカテドラルは本当荘厳だったけれど、基本的に「建物を好き」っていうことを意識したことが無い人間な気がする。
これは建物に限った話ではなくて、わたしは多分、いわゆるアートと呼ばれるものに対する感性がそんなに鋭くない。

だから美術館も〇〇展も自分からは滅多に行かないし、印象派とか写実主義とかもそんなよくわからないし、なんなら美術に対してはちょっと苦手意識すらある。多分その理由は、アートを嗜む人たちが、わたしごときでは感じ得ない崇高な感想を持って鑑賞しているんだろうなぁという固定概念があるから。

わたしは絵を見ても、これなんとなく好きかも〜・これは面白い気がする、みたいなさながら幼稚園児レベル止まりで、それをどこかで恥ずかしいと思ってる節があるんですね。
だから、いつだったか親に「美術館なんて行ってみて、一枚でも他に比べて際立って好きって感じるやつがあるくらいでいいのよ」的なこと言われた時に結構目から鱗で、みんな高尚な趣味をお持ちで、隣のあの人も静かに感動に打ち震えていらっしゃるのだろうな、というのは一種の被害妄想だったかもしれないなとびっくりした。勝手に自分で理想を作って、それに気負いしてるというのは個人的に珍しく無い話です。MOTTAINAI

(ちなみに、だから量を摂取してみること、ってその話を締めくくられてから、自主的に美術館に行ってないのは、ずばりわたしの悪いところです。)

でも書きながら一つ思い出した、高校の時に世界史の授業中、たまたま資料集で見つけたスーパーボールくらいのサイズの橋の写真に一目惚れして、以来ずっとチェコに行きたいこと。
それはカレル橋という建築物で、何がそんなにわたしの心を捉えて離さないのかわからないけど、思い返してみればそれはきっと「際立って好きって感じる」瞬間だったな。もう夢見て10年くらいだから、どんどんハードルだけ上がってて、カレル橋を見たいという気持ち自体に恋をしている節もあるので、カレル橋からしたらそりゃ迷惑な話です。
行くなら雪の季節がいいかな。生のカレル橋を見て、すごくわたしは満たされた気持ちになることでしょう。きっとその時は、こうして自己満足にその時の拙い感想を書き殴るのではないかな、わたしのことなので。

少し長くなりました。今週は連休があるので、少し趣向を変えて、お題は「休日のルーティン」で行きましょう!笑
はいバトンタッチ!

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