勝負の夏の7連戦

南葛SCにとって、勝負の7連戦がいよいよ始まります。

今シーズンの関東2部リーグにおいて、南葛SCは現在、2勝1敗2分けの勝ち点8で暫定6位。試合消化数が2試合少ないとはいえ、首位の東邦チタニウム（勝ち点17）には、勝ち点9差をつけられてしまっています。ちなみに、2位のtonan前橋（勝ち点11）、3位のアイデンティみらい（勝ち点11）とは勝ち点3差です。

2位までに入れば、昇格の可能性はつながるため（関東リーグの昇降格のレギュレーションはまだ未発表なので、微妙な表現となりますがお許しを）、まだ危機的状況ではありませんが、とはいえ、1年での関東1部リーグ昇格を絶対目標に掲げる南葛SCにとって、これ以上、勝ち点を落とせない状況であることは間違いありません。

今シーズンのリーグ戦でのここまでの戦いを振り替えてみると、引き分けたのはtonan前橋と東邦チタニウムという、昨シーズンも上位で、今シーズンも優勝争いをしている2チームです。もちろん、どちらの試合も、常にリードしながら後半アディショナルタイムに同点に追いつかれるという展開だったので、「勝ち点を落としてしまった」感は強いですが、長いリーグ戦で上位チームとアウェイで引き分ける、というのはそこまで悪い結果ではありません。

勝利した2試合は、昨シーズンの最上位チームであり、今シーズンも4位につける横浜猛蹴に3-1で勝利したホーム開幕戦と、アウェイながら大差で勝利したさいたまSC戦（さいたまSC 1-7 南葛SC）。

そして、唯一の敗戦が、前節の東京国際大学戦（0-2）です。4月25日のこの敗戦をもって、全国社会人大会関東予選開催による約1カ月の中断に入ったわけですが、クラブとしては、危機感を持ってこの中断期間に入ったことで、改めて、クラブが目指すべきもの、目指すべき戦いを再確認しながらトレーニングを積むことができたと思います。

チームの状態はというと、残念ながら、エースの佐々木竜太を始め、何人かのケガ人は出てしまっていますが、楠神順平、石井謙伍、河野広貴の長期離脱組がいよいよ戻ってきますし、先日、全社関東予選に出場したメンバーも含めて、チームの層は一気に厚くなってきました。ここから正念場を迎えるにあたって、選手層が厚くなるのはとても心強いです。

今週末の日曜日に行われるVONDS市原Vert戦を皮切りに、南葛SCは7週連続でリーグ戦を戦います。残念ながら、感染対策のため、有観客で実施するのは、7月17日開催の南葛SC vs tonan前橋（葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場）のみとなりますが、他の6試合含めてライブ配信は実施しますので、ぜひとも応援してもらえるありがたいです。よろしくお願いします！

前期8節
6月27日（日）17:00
南葛SC vs VONDS市原Vert
会場：葛飾区水元総合スポーツセンター多目的広場（人工芝）

前期9節
7月4日（日）11:00
アイデンティみらい vs 南葛SC
会場：みらい平グランド(人工芝）

前期4節
7月11日（日）17:30
南葛SC vs ザスパ草津チャレンジャーズ
会場：葛飾区水元総合スポーツセンター多目的広場（人工芝）

後期1節
7月17日（土）17:00
南葛SC vs tonan前橋
会場：葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場（人工芝）

後期2節
7月25日（日）16:30
横浜猛蹴 vs 南葛SC
会場：IIMURO GLASS綾瀬市民スポーツセンター

後期3節
8月1日（日）17:00
南葛SC vs さいたまSC
会場：葛飾区水元総合スポーツセンター多目的広場（人工芝）

前期6節
8月8日（日）17:00
アヴェントゥーラ川口 vs 南葛SC
会場：埼玉スタジアム第４グラウンド