ある夜、僕は電柱の上にいた
始める前に言いますが、僕は偏った人間です。残念ながら、近年の悪しき令和のオタク文化を引っ張るような、ある種のカルト崇拝に近いレヴェルで仮面ライダーを愛しています。その愛は多分、およそ一般的な人間が趣味や興味の対象であるモノに注ぐ愛とは比べ物にならない程です。
ではそんな人間が平等な目でこの映画のお話ができますか?と聞かれればそんなの無理に決まってます。どう足掻いても「庵野サン解ってる〜!」に帰結します。しかしこの映画は、そんな中途半端に放棄してはならないような気がしてならんの