見出し画像

マッチングアプリに舐められてる訳ではなかったかも

ひと月も経たないうちにコロコロと考えが変わるのでいつも新鮮な気持ちで考えごとができていい。
さて、以前マッチングアプリに舐められてるという旨の記事を書いたのだけど、私がアナログな人間だっただけかもしれない、という話をします。


いや、今もあの記事の内容はすごく納得出来るし同じ気持ちではあるんだけど、アプリが舐めてきてる訳ではなくて、我々が忙しくて横着な人間であり、そこにアプリ会社がニーズに合わせてマーケットインしただけの話だった。

アプリを始めた当初、私はこのマッチングアプリの大海原で理想の恋人を見つけるために、
まず写真だけである程度判断して、次にメッセージのやり取りの中で、変な人じゃないか、気が合うかを確認していく、という方法を取っていた。
自己紹介文はただの文字列であり、本人との乖離が激しくあまり参考にならない。(私がそうだったように)

しかし、リアルの出会いだと正攻法ではあるけど、これをアプリで続けていれば、絶対飽きるし疲れる。
人からいいねやメッセージが来るとどうしても無視するのは忍びないし、あと単純に目新しいツールが面白くて最初の数日はガツガツ使っていた。
でも実際1週間ほど使って、その後めちゃくちゃバテた。
たぶん1ヶ月も続けていればマッチングしたとしてもメッセージのやり取りや会うスタミナは残らないだろう。

でも会った人の話を聞くと、アプリを始めて2、3ヶ月の人がザラにいる。しかもみんな始めたばっかですみたいな顔して言う。
実際にみんながどんな使い方をしてるかは分からないけど、たぶんマッチングアプリは短期決戦ではなく、ペナントレースのように日常の一部としてやるものなのかもしれない。

思えば、アプリを始めて1週間で3人と会う約束を取り付けたとき、会社でいつも相談してる友達に結構驚かれた。

そうなってくると、私のような半ば手当たり次第のやり方より、前の記事で言っていた心理テストの結果を活用した方がかしこい。片手間にちょうど相性のいい人を探すのに毎回ゼロベースでメッセージのやり取りをしていたらめちゃくちゃカロリーを消費してしまう。
ある程度相性がいいことや、こんな性格の人なんだ、と心理テストの結果で事前にふるいをかけることで、メッセージで最初に合わないな?てなってから会話を終わらせるまでの不毛なラリーを回避することができるしね。
人との出会いの醍醐味でもあり、無駄な部分でもあるといえる。

この無駄を省くことは、寂しいけれどより低燃費で効率的にいい人を見つける場合にはとても役に立つ。し、やっぱりそういうのが世間で必要とされているのかもしれない。


今回アプリを始めて、10人くらいと喋って、そのうちストレス無くメッセージのやり取りを出来たのが3人で、うち1人の人が気になっている。

10人の中に気になる人がいたことはめちゃくちゃ運が良かったと思う。

大抵の人はメッセージがくるたびに返事を返さないといけないプレッシャーでげんなりしたし、付き合いたいと思える人に当たるなんて、ほんとに幸運だと思う。
あのたった1週間の間でいいねをしてくれて良かった。
私が最初から低燃費でアプリを使っていれば、バテることなく3ヶ月間走り続け、より長く、タイプの人と出会えるチャンスがあったけれど。


もし今気になってる人となんにもなくなってしまって、またマッチングアプリを始めるとしたら、今回のようにゼロからメッセージだけで気の合う人を見つける気力はないかもしれない。。
たぶんみんなはやめにそれに気づいて、もしくは最初から分かってて色んな診断を受けてみたりしてるのかも。
少なくとも前回の記事で書いたように、みんな相性のいい人を探すことが出来なくて診断結果を参考にしている訳ではなく、余計な体力を使わずに自分に合った人を見つけるために活用してるんだと考えを改めることにした。

だからと言ってテストの診断結果を参考にするのはやっぱまだ抵抗あるし、そもそももうアプリに飽きてしまっているからいよいよ彼氏を作る手立てがなくなりそうだ。
しかし、このまま順調進むと、恐らく待っている界隈がある。。


全然関係ない話だけど、
インターネット上の主に独身女性の界隈で蔓延っている、自己肯定感を上げよう!好きで1人を楽しんでいるんだよ!幸せだよ!みたいな、若干不健全というか、一抹の不安を感じるプロモーション。こういう嫌なポジティブ路線を回避するにはどうしたらいいんだろうね。




おわり!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?