名人戦大盤解説会 高槻市
名人。
将棋の八大タイトルの一つで、江戸時代から続くその歴史もあって、序列では『竜王』と肩を並べる歴史あるタイトル。
その名人戦第三局の大盤解説会が来年将棋会館が移転する高槻市で行われたので行ってきまして。
会場は今年の春に完成した高槻城公園芸術文化劇場の大ホール。1500席のホールが満席で過去最高だったそうな。
それもそのはず、対局者は渡辺明名人と藤井聡太竜王というゴールデンカード。
最高位の名人対竜王というだけでなく、渡部名人が勝てば4連続防衛で通算5期の永世名人に王手。藤井竜王が勝てば最年少での名人獲得と七冠獲得という大一番なんです。
入場チケットもなかなかの争奪戦だったらしいけど、会場1時間半前に着いたのに300人ぐらい並んでたのにはびっくりでした。
ホールは木材を使ったすてきな空間で、音響も良いそうです。
物販では記念扇子が売ってたので買いましたよ。扇子も10本以上になってきました(汗)。
大盤解説会と言うのはその名の通り、棋士のエピソードのトークなど交えながら将棋盤やスクリーンを使って指手の解説をするんですが、今回は高槻の埴輪キャラクターのダンスをプロ棋士と女流棋士が踊る一幕も。
高槻出身にして『高槻の貴公子』こと古森悠太五段と加藤桃子女流三段、お二人とも可愛くって会場大盛り上がりでした。
お昼ご飯は居酒屋で昼飲みし、会場近くの神社へ。
花手水が綺麗だったな。
御朱印をいただいて満足。
劇場内を探索してみると、関係者以外立ち入り禁止の案内が。館内マップによるとこの先は対局場になってる大スタジオがあるみたい。
そんなことを話してると高校生らしき女性が二人入って行った。関係者の知り合いで見学かな?とこの時は思ったのだが……。
対局は激戦の末、渡辺明名人が勝ち1勝を返す結果に。
終局は20:20頃でしたが、皆さん最後まで残って二人の戦いを見守ってはりました。
今まで20人にも満たない解説会にも行ったことあるので、ホール満員のお客さんはなんだかうれしかったな。
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