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テンパーニュさん@Awai 座Talk その2

テンパーニュの白井さんのトークイベントの感想の続き。
その1はこちら。

白井さんの用意されていたパワポのスライドはとってもよくまとまっていた。というか、お人柄通りのシンプルさで、とても見やすいというか、話が分かりやすかった。

うろ覚えなのだけど、
「移住」
「世界一周」
「山伏修行」
「パン」
「オーガニックコットン」

と、あと一個くらいキーワードがあったと思うんだけど、思い出せん!

一番共感というか、よく覚えているのは「世界一周」のところかな。
白井さんが離職をされて、その時貯めたお金で世界一周をされる。

その時に兼ねてから好きだった山登りをしたり、トレイルをされたり。
とにかく歩くのだ。話をお伺いしていて、トレイルこそが、白井さんの価値観の根幹なのかなと僕は感じた。

”シンプルであること”

トレイルにおいては、自分で荷物を持って何日も歩かなくてはならない。
衣食住を全て自分で持てるだけの荷物にまとめる必要がある。
自ずと必要最低限のものを自分で考えてパッキングする。

その行為自体が、自分自身の棚卸しになるのかなと。

自分にとって本当に必要なものってなんなのかを見つめ直せるのかもな。
白井さんの話を聞いて、僕もトレイルやってみたくなった。
自分と向き合う時間って必要だもんな。

「山伏修行」の話はかなりおもしろかった。
自分で見えないものを感じるとか、考えずに感じとるとか。
結構抽象的な話で。でも、感覚的なものって大事だよね。

修行の中で、少量のご飯とお漬物を一気飲みして食べるというのがあって、
それってなんでやるんだろう??って本気で思ったんだけど、その問いかけ自体が間違ってると。「考えるな、感じろ!」ということらしい。
これ、どこまでマジなんですか?って僕だったら笑ってしまいそうなんだけど、そこを大真面目に取り組むところも白井さんの素敵なところだと思った。

そうそう、自分と向き合う時間の話って、ともすると現実逃避のような気もしてしまう。でも、現実に合わせてやりすぎると、なんのためにいまそれをやってるのか見失ってしまうことってあると思うんだよな。

なんだかわからないけど、今の僕が、シンプルにシンプルに考えるタイミングなのかもしれんと思ってる。色々と試行錯誤しながら、どんどんやってきたけども、何をやり続けて、何を辞めるのか。考えるタイミングに来ていると思う。というのも、栽培面積にしても、販売方法にしても、夫婦2人でできる限界が見えてきているから。

兎にも角にも、これからスタートするテンパーニュ白井さんのお話。
大変興味深かった。

そして、テンパーニュさんのパンも今の僕にちょうどよく、美味しく感じられている。巡り合うタイミングってあるよなぁ。

がん!がん!がん!

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