見出し画像

インド国内旅行(30):マンガロール2022

概要

  • 目的地:Mangaluru(Mangalore), Karnataka/マンガロール(1回め)

  • 旅行期間:2022年2月11日(金)〜13日(日)

  • 宿泊:The Gateway Hotel Old Port Road, Mangalore

  • 目的地までの移動手段:IndiGo(BLR→IXE→BLR)

  • 空港から/への移動手段:Uber/ホテルカー

  • 旅先での移動手段:徒歩、オート、フェリー

  • 歩数:26775/27396/22916

2022年2月11日(金)

日本がお休みなので勝手に三連休。はじめてのマンガロールに行ってきます。
Kempegowda Airportで朝ごはん。

朝焼けのなか、搭乗。

Mangaluru Airportに到着すると、あこがれの虎ダンスがいきなりお出迎え。

UberでThe Gateway Hotel Old Port Roadへ。キャンセルしてキャッシュにしろとか、俺の電話番号をメモしろとか、バンガロールでは滅多に出会わないウザいドライバルに当たる。

チェックインして徒歩で出かける。5時台に朝ごはんを食べたのですでに空腹。
近くのGautam Restaurantという渋いお店に入ると、ふつう夜しか食べられないGolibajeがあってラッキー。モチモチ。お店はルンギオヤジまみれ。

海側のBunderというエリアを散策。旧港に近い商業エリアでモスクが多い。東南アジア的な、好きな雰囲気。
ホテル最寄りのモスクBadria Masjid. 

Kutch Memon Masjid. 1839年建立。外観が渋いけれど、全貌はわからず。

Zeenath Baksh Juma Masjid. 竹のようなつくしのようなミナレットが気になる。

Asasul Islam Masjid(Kassaigalli Masjid).

映画館をチェックしながら、街の中心部、Hampankatta方面へ向かう。
マンガロールの映画館1:Central Talkies. 2020年に閉館、取り壊し中。

マンガロールの映画館2:Rupavani Talkies.  カンナダ映画“Love Mocktail 2”上映中。

マンガロールの映画館3:Ramakanthi Theatre. テルグ映画“Khiladi”上映中。

Akkamakka’s Meals Hotelで昼ごはん。三列並びの学食風スタイルが楽しく、店の人が盛りつけやすいよう(たぶん)、奥につめて座ることを求められる。座るとシンプルなフィッシュミールスが自動的に出てきて、カゴに並べられてまわってくる数種類のフィッシュフライから好きなのをもらうシステム。揚げたてフィッシュフライがとてもおいしいけど、二種類めをもらうタイミングは逃した。賑やかな大通りからほんの少し入っただけなのに、まわりの風景はとてものどか。

Ideal Cafeでお茶。Fruity Gadbad.

マンガロールの映画館4:Prabhat Talkies. わたしをマンガロールに導いたもののひとつ。

マンガロールの映画館5:Suchitra Theatre. Prabhatと同じ敷地内にあって、一体として運営されている。2館でカンナダ映画“Oppanda”, タミル映画“FIR”を上映中。

Noor Masjid. すぐ近くにMilagres Church(後述)。

オートでSri Mangaladevi Templeへ。カンナダ映画“Garuda Gamana Vrishabha Vahana”(以下GGVV)のロケ地で、前で虎ダンスを踊っていたところである。

”GGVV”の主な舞台はこのあたりらしいので、出てくる場所はわからないけれど、ぶらぶら歩いてなんとなく雰囲気を感じてみる。Kanthi Church(後述)もこのへんにあった。

虎ダンスの壁画もあり(1枚め)。
(残り2枚のコレクションは、このあと帰りにネルー像の近くで見たものと、最終日に他の壁画と共に見たもの。)

徒歩でホテルへ向かう。
途中のダルガー、Hazrath Saidani Bibi Sahiba Dargah. 近くにSt. Paul's Church(後述)。

Hotel Swagathでevening coffee. ちょっと休憩しようと通りすがりに入ったら、なかなか渋い店だった。

ホテルで少し休憩してから、ふたたび徒歩で街の中心部へ。
夕暮れのTown HallとClock Tower. 

Pereira’s Restaurantで晩ごはん。豚も牛も酒もあるクリスチャン系のお店。Beef ghee roast, Pork bafat, Sannas, Neer dosa, ツマミにFrench fries。今日はノンベジ天国マンガロールを満喫。

徒歩で帰宅。
今日のマンガロール風景。

2022年2月12日(土)

オートで出かける。
Hotel Indra Bhavanで朝ごはんその1。ひとはなぜマンガロールに行くのか?それは、Bunsを食べるためである。バンガロールではMangalore bunsと呼ばれているけど、マンガロールではシンプルにBuns(カンナダ表記をみるかぎり、読みはバンス)。なのでまずはBunsを食べる。それからTuppa Dosa。これは三日くらい前に存在を知ったもので、はじめて食べる。ぱっと見Khali dosaかOpen dosaみたいだけど、裏がギーでカリカリに焼かれている。表(4枚め)はどら焼き的にふんわり。

徒歩でKadri方面に進み、次の目的地へ。行きたい店に対して食事の回数が足りないのでハシゴするしかない。途中にSt. Sebastian Church(後述)。

New Shivabhag Cafeで朝ごはんその2。Tuppa dosaとVadaをby-two。ここのTuppa dosaは表と裏のカリカリ度の差が少なめ。Vadaはかなりおいしかった。お店は中二階があり、床も市松模様で素敵。

Kadri Manjunatha Templeへ。“GGVV”で、Rishab Shettyが殺人後の禊をしていたところだと思う。ヒンドゥー寺院と裸足が大嫌いなわたしがわざわざ中まで入ったのに、出てくるところはわからなかった。

オートで移動し、Pabbasで朝のおやつ、Gadbad。マンガロールでガドバドを食べるという目標を達成した。まあ、昨日も系列店で似たようなもの食べたけど。

徒歩でBunder方面へひたすら南下。
マンガロールの映画館6:Srinivas Talkies. 閉館。歩いていて偶然見つけた。

Giri Manja’sで昼ごはん。ここも座ると出てくる基本のミールスに、フィッシュフライをつけるスタイル。Bangude tawa fryうまい。同じく横並びつめつめだけど、超人気店で女子もたくさん。

ホテル最寄りのモスクのTea stallで一杯ひっかけてホテルに戻り、少し休憩。

マンガロールの地図を見ると、アラビア海に面して細長ーい半島(Kasba Bengreという地域らしい)がある。どうやらホテル近くのOld Mangalore Port付近の二ヵ所から、フェリーで行けるようだ。フェリーにも乗ってみたいし、ちょっと行ってみることに。
北側のフェリー乗り場への風景。ラル様います。フェリーの中は黒い女性(アバヤを着た人)だらけで、そのせいか撮影禁止だった。

着いたところは半島のかなり南のほう。ムスリム居住地域らしく、モスクがいくつかあった。

通りすがりのおじさんが先導してくれて、迷路のような住宅街を抜けて海側に出た。しかし海は遥かに遠い。メインストリートを南下する。食堂もTea stallも見当たらず、途中のお店でアイスを買って食べた。

南下していくとヒンドゥー居住地域になり、風景も変わった。南側のフェリーで本土に戻る。フェリーの客層も違う。
南側のフェリー乗り場からまたホテルに戻る。こちらにはラジニ様います。Superstar Bar、入ってみたい。

少し休憩してまた街の中心部へ。にぎやかな商店街、Market Roadを歩いていると、虎のお面を売っているのを見つけた。ほしいけど、熟考のすえひとまず購入を見送る。

Shetty Lunch Homeで晩ごはん。ギーロースト発祥の店でChicken ghee roast. Bangude tawaとNeer dosaと、もちろんビールも。今日もノンベジ天国。

オートで帰る。

マンガロールの街はこじんまりしていてけっこう歩いて回れるが、すべて徒歩だとさすがに疲れるし、暑い。初日に徒歩30分以上のところでUberを呼ぼうとしたら、「電話きて行き先聞いてキャンセル」パターンに遭い、オートを試したらあっさりメーターで行ってくれた。オートには結局4回乗ったけれど、3回(写真)はメーターで、今回(写真撮り忘れ)だけ言い値だった。少し高かったけれど、夜だし、倍とかではないのでまあいいことにした。

今日のマンガロール風景。

2022年2月13日(日)

マンガロールのホテルはThe Gateway Hotel Old Port Road(現・Vivanta Mangalore Old Port Road). ちょうどVivantaに変わるべく改装中のときに当たってしまい、部屋はすでに改装済で悪くなかったけれど、工事中なのと、 なによりロビーがなくてちょっと居心地が悪かった(レセプションは通用口みたいなところだった)。でも場所がすごくいいのでオススメ。

チェックアウトして、徒歩でHampankatta方面へ。
Hotel Janatha Deluxeで朝ごはん。BunsとSet dosaをby-two。マンガロールのSet dosaはTuppa dosaでできていると聞いたのだけど、ここはふつうにSet dosaだった。

朝ごはんはしごに向けて移動。
途中、Tagore Parkで1890年につくられた50フィートの灯台を発見。

Idgah Juma Masjid. 近くでSt. Aloysius Chapel(後述)も見た。

TULU Scriptの壁画(直接描いてあるわけではないので、壁画というのは正しくないけど)。トゥル文字、見たことがなかったけれどマラヤーラム文字に似てる。併記されているのは同じ音を表すカンナダ文字だと思う。2枚めのは初日に見たもの。

同じ場所の壁画。こちらは(あとから考えると)カンナダ映画“Kantara”に関連がある。

Woodlands Hotelに着いてmorning coffee. 朝ごはんはしごは満腹でムリだった。いい感じの建物が増築で台無しだけど、こういうこじんまりしたホテルのカフェがほんとうに好き。

New Taj Mahal Cafeで昼ごはん。ランチタイムでもティファンが食べられるみたいだけど、かわいい看板に惹かれてベジミールス。最終日はベジ天国でした。

昨日諦めた虎のお面が忘れられず、今日は何があっても買うと決心していたので、ふたたたび行ってみたけどお店はお休みだった。近くのおもちゃ、雑貨、アクセサリー等々を扱うお店、屋台をしらみ潰しに探したものの見つからず(注:後日Amazonで購入)。

今日のマンガロールの風景。

マンガロールは、有名なヒンドゥー寺院もあるし、モスクも多いけれど、教会も由緒ありそうなのが多い。三日間で見た教会たち:(1) St. Paul's Church (2) Kanthi Church (3) St. Aloysius Chapel (4) Milagres Church (5) St. Sebastian Church (6) Mangalore Catholic Diocese' Bishop's House. 

J先生がウザいUberをイヤがって、ホテルの車で空港へ行ったけど、やっぱり高すぎて激しく後悔。さすがに何事もなく空港に着き、何事もなくバンガロールに戻る。

空港(外)に建設中だったBIRAのお店、完成していてぬかよろこびしたけど、まだオープンしてなかった(号泣)。しかたなくBarley & Grapes Cafeで晩ごはん。サラダとパスタ、明るいうちからビール。

マンガロールは、ゴアやケーララとも共通する西海岸独特の空気感があるが、なかでも特に濃密な感じでとても気に入った。マレーシア、たとえばBatu Pahatとか好きな人は気に入ると思う。食べものも安くておいしく、ティファン、ノンベジ、甘いものと三拍子揃っている。
すごく興味深かったのは、街なかにプニートもラージクマールもカルナータカCMもぜんぜんいなかったこと。カルナータカであってカルナータカでないところ、と感じた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?