1/fゆらぎで歌う事は、できる。
良い声で歌ってもらうと心地よいと感じますよね。
その代表的なものに「1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)」があります。
焚き火やろうそくの炎を見つめていたり、海岸で波を見ていると癒やされる感じがしませんか。
簡単に説明すると、1/fゆらぎはそれと同じ様な効果を「歌声」に感じている、という事になります。
「そんな歌声ならほしい!」と歌を歌われる方なら思うハズ。
でも皆さん。実は人の声にはもともと1/fゆらぎが存在している事を知っていますか。
ただそれがとても小さいので、心地よさを感じにくい、という訳なんです。
ではそれをどうやって大きくするのか。
ずばり「ブレス」です。
ものすごくシンプルに説明すれば、息を吐くように歌う、という事になります。
でも、それがちゃんと出来るようになるには、複式呼吸も必要ですし、体幹も必要です。
先日ある生徒に、歌のひと部分にだけその方法を取り入れて歌うように教えました。
そのチョットでだいぶ印象が変わりましたし、小学生とは思えない魅力が出ました。
本人も大きくうなずいていたので、違いがわかったのでしょう。
あとは、この方法を自身で吸収できて、どの歌でも実用化できれば1/fゆらぎ声の完成になります。
が、それが一番難しいんですよね。
和暖(娘で岩口和暖)には泣くほどその練習をさせ習得させましたが、他の人に泣くほどやらせれば問題になってしまいますから。
あ、我が子でも問題か。
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