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人生100年時代

人生100年時代とは

長寿化がもたらすライフスタイルの変化が人生100年時代という言葉です。
ライフシフトという本でリンダ・グラットンさんという方が提唱された概念で、聞いたことのある方も多いと思います。

これまでの「学ぶ」「働く」「引退する」というサイクルをひたすら回しても、実は65歳で終わり、35年間は残ります。

ですから、寿命の短い時代の方々が作った制度設計はそもそも寸足らずの洋服のようなもので、私達は私達の頭と身体で、自分の100年をデザインしないといけません。

とはいえ、正直なところ100年まで見通すことは現実的に、僕の能力と性格では難しく、ひとまずは10年先くらいまでを常にフォーカスしていたいと思っています。

僕の次の10年

僕自身の次の10年の大きなテーマはやはり仕事と育児だろうと思います。
社会人になってから17年。
そろそろ40にもなろうかという自分を思った時に、かれこれ最も続けているのは仕事であり、育児です。

仕事ではひたすらにアウトプットを求めるプレーヤー色の濃い働き方で、
家庭でもそれはあまり変わることはありませんでした。

子どもが大きくなりだして、少しずつ育児にかかる手が変わってきた最近では、妻は社会に戻るようになっていきました。

もともと優秀であることは知っていましたが、
改めて驚くのは、12年のワンオペ専業主婦という荒波に揉まれた妻は、
極めて有能のスキルを持ち、それに磨きをかけていました。
そして、これからも大いにその可能性を広げていくことを確信しています。

ブランクがあるからな、と一瞬心配もしましたが、正に杞憂。幸いに、これまでの縁と関係性に恵まれ素晴らしい仲間と仕事をしているので、今となってはなんの心配もしていません。

一方で、僕はというと、これまでのキャリアで最も「凪」な感じで、変化に乏しいように思います。

ですが、1番手応えというかやりがいを感じているところでもあります。

なぜなら、これからの僕の仕事や育児のテーマは「聞く」ということだからです。インプットということともほぼ同じ意味です。

自分を主軸にしたアウトプットから、自分以外を軸にしたインプットに切り替えていく。

そうすることで、ある一つの事象でも自分の主観で一面しか見えてこなかったことの多面性が見えるようになると思います。

周りからは変化しているようには見えませんが、僕の周りは変化していて、動いている。
その一部として僕も存在しているので、当然僕は影響を相互に受けたりしながら変わっているんですよね。

これまで、不思議なくらい軸を自分から手放すのが怖いと思っていましたが、軸を動かしてみると不思議なものでもう大丈夫。
話を聞き、喜ぶ顔や感情の表出を見ていると、自分の心が動いているのがwかって嬉しいんですよね。

本当に相手のことが、自分ごとのように嬉しい。

約40年生きてきて初めての感覚で、新境地。
はじめは家族を相手にこの感覚を表現していますが、その輪を今後は広げていきたいと思います。
自分の中にこういう多面性とか多様性を認められれば、100年だろうが120年だろうが怖くはないと思います。

あとは、健全な精神は健全な肉体に宿るというやつで、フィジカルのケアだけは手厚くしていきたいなと思うくらいです。

僕たちの人生は僕たちで決めるもの。
皆さんの人生100年計画もぜひ聞かせて下さい。

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