見出し画像

オンコタイプDXはどうなるのかな

乳癌の患者さんに対して、抗がん剤の効果を予測するオンコタイプDXが保険に収載されるということはビッグニュースとして受け止めました。

しかし、昨年12月に製品開発の遅れ、という理由でこの保険収載が保留となったのです。

薬剤とは異なり、プログラム機器という位置づけの治療システムゆえの難しさがあったのはなんとなく想像できます。

ただ、要はいつになったらできるのだろうか。その一点が重要かと思います。(新しい技術の登場時にはこうしたトラブルはつきもの)

この技術によって、抗がん剤の効果予測ができるようになれば、過度な化学療法が行われないように抑制できるようになり、その結果患者さんのQOLは高まる可能性が挙げられます。

妊孕性の観点からいえば、これにより患者さんの妊孕性の喪失や低下のリスクも変わってきます。

一日でも早く安定的に供給され、患者さんの負担が軽減することを願います。



よろしければサポートをお願いします! 主に、不妊治療や若年がん患者の方の妊孕性温存に関する情報収集の書籍代や活動費用に充てさせていただきます。