男女格差と結婚
最近、ついつい考えてしまうこと。
格差社会と結婚は結構深く関係しているなってこと。
特にアジアで多いのは、結婚するために家を買わないといけないとか、
車がないといけないとかいう国もある(共産国なのにびっくり)。
そういう「イケてる」とされる偶像のレベルが実態に合わないことから、
結婚が身近に感じられなくなる。
僕自身は、金がどうとか、ブランドものとかそういうのは買えないとしても、日常的にありがとうとか、おはようとか、関わり続けたいと思う人と一緒になるのがいいなと思っています。
金でパートナーを喜ばせたいんじゃないと思うんですよね。
お金を稼ぐには、価値観と才能と境遇と運が必要だと思います。
お金を稼ぎたい、という欲がなければ、そもそもお金は稼げません。
さらに、能力がないと稼げません。
能力があっても、家が貧乏で大学に行けなかったらどうでしょうか。
そんな環境でも稼げるという人もいるけれど、確率的には低いです。
そして、どのような人に見いだされるか、どういう時代に生まれるか。
これによって、稼げる稼げないは変わってきてします。
そして、凡人の人たちにとっては、一代でこれを成すのはとてもむずかしいということがわかります。
僕たちが今もし人並み以上に経済活動ができているのであれば、それは父や母が僕のために多くを費やし、育ててきてくれたからです。
そういう努力や見えない献身と、いろんな要素が重なって、小さな成功を僕ら凡人は手にする。
それをなんで、興味のない、ブランドもんやら、見栄のための家やらに費やさねばならないのか。
って僕は思うのです。
まず親にいい思いをさせてあげたいですよね、それならば。
格差は言葉でいうほど簡単に埋まりませんし、これは人が望んだ社会の形だとも思います。
そこから抜け出すには、すぐに自分でどうにかできるケースもあると思うし、僕の家庭のように、何代もかけて、少しずつ標準になっていくケースもあるでしょう。
格差が大きくなるほどに、凡人からすれば、結婚やら恋愛にコストがかかるのであれば、結婚する人は少なくなるでしょう。
そして、そういう観点で相手を見ていれば、栄枯盛衰ある人生の中で、一緒に枯れたり、衰えたりしてくれるパートナーにはなりえません。
すごい大きな価値観の転換点にいるんだなぁとつくづく思います。
よろしければサポートをお願いします! 主に、不妊治療や若年がん患者の方の妊孕性温存に関する情報収集の書籍代や活動費用に充てさせていただきます。