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【中止】1/21(金)21:00~ フリトーク「ギグ・エコノミー」/【中止】1/22(土)10:00~ フリダンス「フリー選曲」/【中止】1/22(土)21:00~深会「芥川賞」

第166回 芥川賞・直木賞が発表されました。

第164回の芥川賞から、候補作を全て完読して、予想するということを個人的にやっておりまして。

今年は見事にハズしました。

前回は良い結構、当たってたんですよ。

ちなみに前回の形に習うと

◎乗代雄介「皆のあらばしり」(1)
○九段理江「Schoolgirl」(2)
△石田夏穂「我が友、スミス」(3)
△島口大樹「オン・ザ・プラネット」(4)
△砂川文次「ブラックボックス」(4)

でした。一応、候補作の中では同率最下位の作品が受賞されまして。選考委員と気が合わないなあ。

選考委員の方々の選評はすごく気になります。次号の文藝春秋に掲載されるのも楽しみ。よく、芥川賞・直木賞は文芸界のお祭りみたいなことが言われますが、そうした祭りに参加できるのも、全て読んでいるからこそですからね。TikTokerの方やYoutuberの方が要約したコメントを見るだけでは楽しめない。小説は要約できないし、最後まで読まないと分からない。今回も、最後まで読んでこその作品ばかりでした。

ちなみに、芥川賞の候補作の基準についてサラッと書くと、一般的には、芥川賞は新人作家による純文学の賞と思われがちですが、現在では、芥川賞は原稿用紙300枚以内の小説という括り以外では、説明のできない賞になってきているそうです。

元々は、対象となる作家を「無名あるいは新人作家」としていましたが、「その作家が新人と言えるかどうか」が選考委員の間でしばしば議論となってきました。

最近では、芥川賞の候補作は、一般的に「五大文芸誌」と呼ばれる「文學界」「新潮」「群像」「すばる」「文藝」に掲載された、比較的キャリアの浅い作家さんの中編となっています。

第161回の
今村夏子「むらさきのスカートの女」以来、ずっとですね。
こちらは『小説トリッパー』平成31年/2019年春季号に掲載されました。

今回は少なくて
九段理江「Schoolgirl」の134 枚
一番多くて、
島口大樹「オン・ザ・プラネット」の264 枚
なので、そこそこの文字数です。みんな読みやすい作品ばかりなので、今からでも全部、読んでみてください。推しの2作品についてはネットラジオで喋ってます。

1608◆第166回芥川賞候補作から受賞予想&推し作品紹介 #我が友スミス #オン・ザ・プラネット #ブラックボックス #皆のあらばしり #Schoolgirl #推し文 #30分読書 – タネラジ https://taneraji.com/2022/01/220116_4/

そんな芥川賞について語る場を設けられればと思ったのですが、今回も中止です。1月からすでに断捨離が上手くいかない…。

フリトークのテーマも、芥川賞受賞作「ブラックボックス」の主人公がウーバー的な何かの配達員ということで、「ギグ・エコノミー」にしてみました。当事者の方の話など聴いてみたいですが、契約上、なかなか難しい気もします。そんな時の匿名Zoomですが、中止です。

また、今年も花粉症の季節になりました。