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#雪隠川柳 もう来ない ことがゴールの コミュニティ

僕は根津夜会という名前で定期的にイベントをやってます。

簡単に言うと、テーマを決めた不特定多数による飲み会。

基本的には1つのテーマが設定されているだけですし、Facebookイベントとpeatix経由のみの募集なので、誰が集まるかは当日まで分からない。

ただ、共通のテーマがあるので、ある程度は、回によってはもの凄い盛り上がりを見せるイベントになってます。

この夜会を開催する目的はいくつかあるのですが、1番最初にあったのは、僕個人が掲げる「ボッチョ」というコンセプトです。ネガティヴなぼっち(ひとりぼっちのネットスラング)をボッチとし、それを0にする。

「botch→0」でボッチョと名付けました。

ボッチョを掲げて、僕が根津夜会で実現したかったことの1つは、「好きなコトやモノ、人はあるけど、たまたま一緒に楽しむ相手が居ない人が、その相手と出会うこと」。一緒に楽しめる誰かと出会いたいけど、出会えていない、そんな機会損失を埋めることでした。

もちろん、そうじゃない人も参加して欲しいけど、根底には、ひとりで居ざるをえない状況でネガティブになってる人と誰かを出会わせたいという思いがあります。

そんな気持ちを頭の片隅に置きながら、毎週2回のペースで夜会を開催してきたのですが、今日、過去のイベントページを眺めていて、ふと気付きました。

「そう言えば、かつては何回も足を運んでくれていた人が、最近、全然、来ていない。」

最近は毎回の集客に苦労し、人数不足で中止になる回も多いのですが、かつては、ある程度のリピーターの方が来てくださっていて、集客に困らない時期もありました。

今の状況を考えると、本来は悲しむべきことなのかもしれません。

でも、これは、見方を変えると、当初の目的を達したということかもしれません。

かつて、夜会の常連だったあの人は、夜会を通じてか他の場を通じてか、共に楽しむ誰かを見つけて、もう夜会に参加する必要が無くなったのではないか。

もちろん、単純に、興味のある夜会がなくなったかもしれないし、岩嵜に嫌気がさしたのかもしれないし、仕事が忙しいのかもしれないし、引っ越したのかもしれません。

でも、どちらにしろ、もう参加する必要がなくなったことは、ポジティブに捉えられるんじゃないかと思っています。

もちろん、また、帰って来てくださった時には、来るもの拒まずです。

ただ、興味を持ったテーマの夜会だけに参加して欲しい。興味のない夜会に参加しても、その場に依存するだけで、刹那的な快感は得られても、その後、何も本人の役には立ちません。

「もう2度とこの場には来ない。」
そう思ってもらえるようなコミュニティこそ、根津夜会のゴールなのかもしれません。

ちなみに、どこか別の場所で夜会を開催して下さる方は絶賛募集中です!

”刹那い”面もありますが、新たな知識や情報を得られ、場を進行するスキルも身につき、何より楽しいですよ!

興味がある人はコメントなりメッセなりください!

#雪隠川柳 #川柳 #イベント #ぼっち #夜会