「ぷよぷよのアクセシビリティってどうなってるんだろう?」と思い調べてみた
セガ株式会社が提供する無料のコンテンツ「ぷよぷよプログラミング」でコードを写経する中で、以前見たyoutubeを思い出しました。
ぷよぷよの色ちょうせい機能(色覚多様性への対応)
さすがSEGA、4種類の色覚に対応している模様です。(すごい)
私はおそらくこの機能を利用する必要のないターゲットのはずなのですが、通常のぷよぷよのカラーよりも「1(P)型2色覚」の色味の方が目がチカチカせずプレイしやすいように思えます。バリアフリーなUIデザインになると、健常者にとっても棚ぼたが起こることが「面白い」と近頃思います。
そしてUIデザインには関係ないのですが、「色覚多様性」なんていう言葉があるのですね。色弱や色盲は当事者でない自分がずけずけと使っていいものなのかしらと躊躇することもしばしばあったのですが、「色覚多様性」は使いやすくて良い表記だなと思いました。
加えて、小学生でもわかる漢字に制限がされているのか「色ちょうせい」という表記にゲーム内でなっているようですね。これもまた子供をターゲットゆえに配慮しているバリアフリーですね。これまで細部までしっかりみたことがなかったので、学びが多い観察になりました。
小ネタ.ゲームのおもしろバリアフリー
ちょっと話を脱線して、最近私が見つけたゲームのおもしろバリアフリーを紹介します😆
スプラトゥーン「色覚サポート」
スプラトゥーンも同様に色覚多様性に対応をしています。スプラトゥーンでは「色覚サポート」と表記しているようですね。
コントラストの近い原色ですと、せっかくのゲーム性を殺してしまうので、うまく回避している一例です。さすが任天堂!
ホグワーツ・レガシー「クモ恐怖症対応」
ホグワーツ・レガシーとは「ハリーポッター」の世界観を再現したPRGです。完全再現は隅々までされており、作中の戦闘にたびたび出てくる「蜘蛛」も例外ではありません。そんなレガシーは「クモが怖い人向け」の機能がアップデートされました。
ちなみにモードを変更すると、公式曰く「やや可愛らしい」見栄えになります。私には滑稽な様には見えますが、あまり可愛くなってるようには見えませんねw
色味や要素は売りの要素にもなりますが、時にその要素のせいで「プレイを満足にできない」と心折れてしまうユーザーもいる。「少しでもたくさんの人にゲームをしてもらいたい」と願いデザインや開発をしている人たちがいるのだなと思うと、尊敬以上の言葉が見つかりません。
想像力や対応力の幅を広げるため、ちょっとした息抜きをしがてら、たまたま得た知識をアウトプットしてみました。
さいごに
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