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子育てママ、「自分の気持ち」で動く実験をしてみた

子育てしている日常は、いつだって子どもが最優先。
自分のことは、二の次。
自分の人生を生きていないようにさえ、感じる。

でも、だからこそ、たまのひとり時間は、開放的な自由な気分になれます。

この子育てしている日常と、ひとり時間の違いは何か。
「自分の気持ち」で動けるかどうかの違いだと、気づきました。

この違いに気づいてから、「自分の気持ち」で動ける工夫をしたことで、子育てしている日常にも心に余裕が生まれました。

今日は、そんなお話です。

■自分の気持ちは後回し、の日常 

「あーあ、今日も子どものお世話だけで、終わったな」
 子どもを寝かしつけしながら、このように考える日が増えました。

子どものお昼寝までの時間で、買い物を済ませる。
外食といったら、自分の食べたいものではなく、子どもが食べやすい、うどん。
土日の天気の良い日は、子どもが好きな公園へ。

「子ども」のスケジュールに合わせて、
「子ども」が食べたいもの、
「子ども」の行きたいところへ。
日常の選択の基準は、「子ども」。

自分の買い物がしたくても、子どもが泣き出したら、中断。
自分の気持ちは、後回し。

 「子どもがいるのだから、仕方ない」
「いつか子どもは離れていくのだから、この時間を大切にしよう」
このようにも、思います。
でも、毎日・毎時間、自由がないと息苦しくなっていました。

■自分の気持ちで動ける、ひとり時間

ある休日の数時間だけ、子ども達は夫に預けて、ひとり時間を作ってみました。
たまの息抜きです。

食べたいものを、温かいうちに食べる
(お洒落なカフェで、ゆっくりコーヒーが飲める!)
好きなお店で、ショッピングをする
(洋服がゆっくり試着できる!)
履きたい靴を、履く
(子どもを追いかける必要ないから、ヒールが履ける!)

なにこれ!すごい、解放感!
子どもたちがいないから荷物は少なめ。
子連れのときより身軽に動ける爽快感!
でも、それだけではない。

心まで軽くなって、爽快な気分!
ひとり時間は、「自分」の気持ちで、自由になんでも出来ます。
開放的な気分。

子育てをしている日常は、子ども中心の生活。
「自分」の気持ちが後回しになってしまいます。
だから、自分の人生でないように感じていたのです。

■変化を起こしたい

数時間で、ひとり時間は終了。
また、「自分の人生ではない」ような、日常が始まります。 
そんな日常を変えたい、と考えた私は、ある仮説を立てました。

仮説
ひとり時間のとき、「自分の気持ち」で行動したら、とても開放的な気分だった。
ということは、子育てしている日常も「自分の気持ち」で行動したら、変化を起こせるのではないか。

その仮説を日常の中で、実験してみることに。

■ハンドクリーム実験

「自分の気持ち」で行動するといっても、何でも自由に、とはいきません。
手軽に実験できるものはないか、と考えて思いついたのが、「ハンドクリーム」。


ハンドクリーム実験

・内容
ハンドクリームを、その日の「自分の気持ち」で選ぶ。

・ハンドクリームにした理由
誰にも迷惑をかけずに、自分だけで簡単に実験ができる。
安価で実験が可能。(1本500円~1000円程度)

・準備物
香り・テクスチャー(肌触り)が異なる、ハンドクリーム5本。
(その日の「気持ち」で選べるように、5本準備)

・期間
1ヶ月 

■実験の結果


簡単に実行できる手軽さから、あっという間に1カ月が経過。
選べる楽しさから、実験途中で、2本ハンドクリームを追加しました。

愛用のハンドクリームたち

実験結果としては、心に余裕が生まれました。

その日の自分の「気持ち」に向き合って、自分で選択したこと。

例えば、イライラするから、バラの香りのハンドクリームを使ってみよう、とか。
気分をスカっとさせたいから、柑橘系のハンドクリームにしてみよう、とか。

それが、心の余裕につながりました。

ハンドクリーム実験が、効果があったので、他にも試してみることに。

ヘアーオイルも、数本の中から、その日の「気持ち」で選ぶように。
髪の毛から良い香りに包まれて、気分が良くなります。

最近では、洋服も、自分の「気持ち」で選ぶように。
洋服は、公園に行ったらどうせ汚れるからと、汚れても良い服を着ていました。
最初から着たいお洋服を、諦めていたのです。
朝、クローゼットの前に立って、その日の「着たい服」を着るようになりました。
着たい服が着られると、それだけで気持ちがルンルンになりますね。

■最後に

1日の大半の時間は、子ども中心で過ぎて行きます。
ハンドクリームやヘアーオイル、洋服だけでも、「自分の気持ち」を優先して、選ぶ。
そんな時間が少しでもあることで、気持ちにすこし余裕が生まれました。

子どもと過ごせる時間はわずかだ。
だから自分のことは後回しでも仕方ない。

そんな風に考えて、我慢してきました。
でも、ハンドクリーム実験を通して、あることに気づきました。


我慢しなくても、工夫すれば、心の余裕は生み出せる」ということ。

もちろん、余裕がなくてイライラすることは、多々あります。

イライラする頻度や時間を、少しでも減らすことができたらいいな、と思って、今日も自分の気持ちに合うハンドクリームやヘアーオイルを塗って、着たい洋服を着ています。


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