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DV・モラ夫に耐えかねて110番したらどうなるのか?

さて、「もう限界!」となったらあなたはどうしますか?

できたら、いきなり110番する前に管内の警察署に一度相談にいくことをお勧めします。
(そっちのほうが110番したときもスムーズに話が進みます。)

警察というと、「え?そんな大げさな」と思われるでしょうね。でも、ケンカのたびに「出ていけ!」といわれていませんか? 

夫の意に沿わないと、家から無理やりだされそうになったり、「誰のおかげで暮らしていけると思ってるんだ」と言われたり、突き飛ばされたり、「お前には何も価値がない」と言われたりしていませんか?「夫を満足させるのは妻の役目」とか言われて、夜の生活を強要されていませんか?
 
 身体的な暴力はわかりやすいですが、精神的な暴力も立派なDVです。もう時代は変わったのです。我慢するしかない、昭和の時代ではないのです。
 
 わたしが所轄の警察署へ相談に行ったときは、子どもへの面前DVがひどいといわれ、区の児童相談所に通告されてしまいました。そして今度何かあったら110番してくださいともいわれました。

 わたしが夫に警察に相談に行ったことを告げると、最初こそ夫はびっくりしていましたが、そのうち「警察なんて何も怖くない」というようになりました。そしてまた、少しずつエスカレートしていきました。

 ある日、脳内の糸がぷっつんと切れて、110番しました。
警察の方が臨場にいらっしゃったら、夫はさっきまでの威勢はどこへやら。

「もうしないから帰ってもらって。」とわたしの部屋に言いに来て、
警察の方に

「旦那さん。そういうのは大丈夫なので。」と諭されリビングに帰っていきました。
 よほどそれがこたえたのか、そこから身体的な被害はぴたりとなくなりました。罵詈雑言はひどくなっていきましたが、それでも暴力的なものを受けなくても良いというだけでも、気持ちは違いました。
 
 多数の方がおっしゃっていますが、DVやモラ夫がなぜそんな態度がとれるかといえば、妻を弱い存在だと思っているからです。でもそんな弱い存在であるはずの妻の後ろには、とても怖い存在が控えている、と思わせられるとしたら?
 
ちなみに警察の方に最初に聞かれることが、「今後旦那さんとどうするつもりですか?」です。ここでは「離婚するつもりです。」と答えてください。こう答えないと、今後介入してもらえなくなります。離婚や別居しないなら、それならそれでよいのです。でも「このまま夫と続けていくつもりです。」と答えると、相談に応じてくれなくなるらしいのでお気をつけください。

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