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こんな人が来たら創業融資も断られる

こんばんわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。

この間、創業融資の申請をした方も無事通られたようです。
事前の準備からお手伝いさせていただいてよかったなあと思える瞬間ですね。

いくら事業が魅力でも、こんな人が来たら断られるのかなあというのをまとめてみました。
もちろん、経済動向や重視すべき政策などにも左右されますが、このようなところに該当しないか確認し、怪しいところがあれば、払拭するもしくは別理屈を立てるとかの対策がいりますね。

①自己資金が不足している。
表向きには1割といってますが、3割程度はいるのかなあという感覚です。

②やろうとしている事業の経験が不足している。
会計系の仕事しかしていない僕が例えば「飲食店したいです」となると「本当に大丈夫かな」と思いませんかね。
アルバイトであれ、勤め人であれ、やろうとしている事業の経験は聞かれます。

③売上をあげていくため、資金を獲得していくための事業計画が十分ではない。
どういう集客をするのか、そういった計画が全くない場合は厳しいとみられますね。

④消費者ローンやカードローンで多額の借金がある。クレジットでブラック履歴がある。
ローン履歴とかは照会されます。クレジットブラックも出てしまうと、ある程度期間が経過しないと、審査は厳しくなります。

⑤税金や公共料金が滞納している。
税金や公共料金の最近の領収書を見られたりもします。このあたりも④と同じく、お金の癖を見られる項目でして、滞納があると、返済に難ありと思われますね。

⑥一時的に自己資金があるように見せかけている。
上記①のようなまとまった資金があるように見せるために一時的に知り合いからお金を借りて通帳残高を見せるケースもあります。
しかしながら、そういった見せ金でないことを確認するために、半年から1年程度の通帳履歴も見られます(少なくとも半年から1年以上前から計画的に貯めているお金ということを確認される)。

⑦金融機関とも面談でキレるような方。
融資審査の場だけではなく、ビジネスにおいて厳しい方と思います。
よくあるのが、役所や士業の立場から、助け舟になるような質問や、単純に審査に通りやすくするために理解の質問をしているだけなのに、「なんでそんなこと聞くんですか」とか「そんなことなんで答えないといけないんですか」みたいな感じでキレてしまう方は厳しくなっちゃいます。
わからないことを聞かれたりとかしたら、調べるとか、持ち帰るとかのように常識的な対応を心がけましょう。

僕が融資サポートする際も、上記のような点がクリアになっているかを明確にします(⑦は直接的には確認できないですが)。
懸念されるところは懸念だということをご認識いただくとともに、補完できるところもアドバイスするようにします(あとは、願うのみ)。


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