損する結婚 儲かる離婚



なかなかパワーワードがでてきます。

結婚は金融商品
婚姻届に判を押すのは借金の連帯保証人になるより怖い



また知らなかった事実も知りました。

日本の中絶件数は年20万件程度であり、6人に1人は中絶されている
人間の女は本来よく浮気するものであり、欧米では3~4%程度の子が浮気の結果生まれてくる。
所得が高くなるほど男性の婚姻率は急激に高まる
日本は世界的にみて婚外子比率がとても低い

画像1



現在の日本の法律では、結婚後に稼いだお金は夫婦で稼いだお金とされ、離婚時にはそれを夫婦で折半することになる。つまり所得の多い方から低い方へ金銭を払い続ける義務が発生する契約なのである。


もし自分の年収が800万円で相手の年収が300万円だとしたら、離婚時には年間250万円×結婚期間の支払い義務が生じることになるのだ。よく考えるととても恐ろしい契約だということが書かれている。


また精巣の大きさと雌雄の体格差から、人間は本来は1夫多妻制の動物であることがわかっている。自由恋愛主義ではこの本来の性質からモテる男がモテまくり、モテない男は全くもてないことが白日のもとにさらされている。実際に現代日本では20代の4割の男性が童貞である。私たちが信じて疑っていなかったキリスト教の厳格な1夫1妻制は、実は本来の人間の性質からは離れたものだったのだ。


感想

もし自分がパートナーを見つけられたら、その人と結婚という法的な契約を結ぶかはしっかり考えたいというきっかけになる図書だった。

筆者による世間体を気にする必要はないとの勇気づけもあった。自分の価値観を大事にしていきたい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?