東京はもう飽きたと感じている方ヘ。東京を歩き尽くす表参道住まいの夫婦が知った穴場⑪ゴミ問題・朝の渋谷

週末、朝早く自宅から渋谷駅に向かうと、渋渋周辺の路肩には無数の空缶が放置されている。道玄坂を歩けばその比ではなく、フィリピンのスラム街かと思うほど、缶、瓶、食べ残しのカップ麺、コンビニおにぎりのフィルムなどが歩道いっぱいに散乱している。
インバウンドが好調で、日本人ホルホル系のコンテンツがメディア受けし、その合わせ鏡で、インモラルな事象は外国人に憎まれ役を押し付けがちだが、少なくとも駅から10分ほどの距離がある渋渋周辺のゴミは日本人によるものであることは住人として認識している。
渋谷区はその対策として、路上飲酒の通年禁止を条例化するようだが、旅行客や現代の若者は路上にゴミは捨てられるが、酔った勢いで通行人に迷惑を掛けるような野暮はしない。正直、渋谷からその開放性を排したら、それこそゴミゴミした街でしかない。
ゴミの始末について、販売者にも批判の矛先が向かうべきだ。瓶で売られている韓国酒が割られ、破片が至るところに散らばっているのだが、少なくともそんな光景を目の当たりにしたら、地域限定的にも販売は止めるべきだろう。いわば当該地区のコンビニは売り逃げをしているに等しい。
ちなみに渋谷はファミリーマートの牙城である。
今期最高益を出したという伊藤忠だからこそ旗を振り、モラルを示す必要があるのではないか。




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