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演劇込みの人生プランニングむずくね?

タイトルの規模感デカい銀魂みたいになってるけども。
自分がふとそう思ったってだけなんです、うん。
昨日は今参加している劇団チョコレートケーキ主催のU25長期WSの来年度からの方針についての全体ミーティングがありまして。

来年のこと、というかもっと先のことの想像ってみんなどのくらい出来てるししてるの?って思って。

私はぶっちゃけ分からん。不透明っていうか何もなくてなんなら透明って感じ。
来年で言えば3月の市民劇決まってて稽古はいつからいつまで、あ、確定申告もやんなきゃなとか予定としてもう立ってる必須事項に関しては割とクリアに見通しあるんだけど。

事務所も劇団も今は所属せずフリーで活動してるから俳優としては良くも悪くも予定の先のことは何も決まってないのでさあよ。

んで。
劇団的な所属がある人はある程度年単位での団体の予定が決まってて、そこのスケジュールベースで空いてるとこに客演したり映像出たり何か他の予定を詰めていくと思うんです。近々なことだけで言えばね。

ただよ、人生にはでっけえターニングポイント的なライフイベントが生まれる可能性はあるじゃないですか。
結婚、都道府県や国を越えた引越しの可能性、妊娠・出産(前段階で妊活とか?)、育児、親きょうだいの介護やら冠婚葬祭、自分が急な重病とか大怪我に見舞われること。

勿論、そんなものとは絶対に縁がねえから心配無用だぜ!って人もいるとは思う。
でも、多分上記の中の一部または全部(B'zみたいだね)のライフイベントが起きる可能性のある人のが多いと思うんです。

ぶっちゃけここらの自分以外の人間と関わる系ライフイベント20代ってもう言っちゃえば適齢期ではあるじゃないですか、社会的にも。私も周りももれなくドンドン結婚してってます、子ども産まれてる知り合いも二桁は超えるんじゃないでしょうか。知らんけど。

でも俳優、ぶっちゃけ小劇場20代なんてまだまだ若手。下手したら30前半くらいまで若手(目立った活躍してれば○年に1人の逸材、若手スターとか期待の新人、若手人気俳優とかそう言われてるイメージ)、30半ば〜くらいで少しずつ中堅だったりバイプレーヤーなんて呼ばれて(この年代前後で名のある賞取ると大体若き天才とか、鬼才、逸材とか言われてるイメージ、あくまでイメージ)。40半ばくらいから先はもう、ある意味手堅い中堅〜〜|キャリア➕年齢のデカい壁|〜〜ベテランみたいな風に見られていくし実際大半はそうなってく気がするんですわ。

正直俳優の旬は人それぞれでそれがいつかは分からんのだと思うんです。
男性も女性も美しさとかを武器にするなら、若手の時に顔売って戦うのがやり易いし正攻法だと思うし、そこじゃないとなるなら変な話、演技力と見た目と演じる役の年齢、あとハマり役が噛み合いはじめたらある意味そこからが旬になってく気もしてて、勿論ずっと芝居磨いていつでも今が1番!万年旬!だったとしても人生で1番俳優の仕事をするのがいつかは分からないじゃないですか。

で、そこから何が言いたいかっていうと。
まずはライフイベントだと結婚あたりがくると思うんだけど、現状心当たりのある相手がいるかいないかでも現実味が人それぞれ違うだろうと思う。だけど、相手がいたとして今ちょうど仕事が良い感じ!って時は仕事が順調だから今だ!ってなれれば結婚出来るかもしれないし逆に仕事が楽しいから今はまだ自由に…とか、家庭を作り守る覚悟を糧にして頑張るぞとなったらまたそれも結婚出来るタイミングかもしれないし、予定してなかったけどおめでた婚とか考えられるパターンは千差万別ありますわ。
逆に○○才ではもう結婚してるはずだったのに今フリーだわとか、相手はいるけどタイミングが噛み合わなかったとかね。

その話に付随して妊娠とかにも広げると例えば自分なら生物学的に女性であるので、自分が妊娠出産の当事者(男性だって当事者だけども体そのものに影響がある人間という定義でこの言い方しますね)になる可能性は0じゃ無いわけで。
自分の身体で産める時間にはぼんやりだけど確実に“閉経まで“というタイムリミットがある。早ければ40代だし遅くとも大体還暦くらいまでには多くの人がタイムリミットになる。でもまあいうて、60近くまでいけるんでしょ?じゃあ全然今考えなくていいやって話に簡単になれないのは30半ばくらいからの妊娠そのものが自分や子どもにとっての健康や障害をもつリスクが上がっていってしまうことにもあると思う。特に自分の健康や身体の変化にも関わるし、子どもは自分かその子が命尽きるまでは基本的に切っても切り離せないくらいで考えとかなきゃいけないじゃないですか(倫理的なものとかベースの命の責任として)。絶対に1人ないしそれ以上の人数で暮らしてても新しい、そして守らなきゃいけない人が1人増える影響は大きいですわ。

試しに今すぐ結婚して最速で来年出産したとして20歳になるとしたら、私は今25歳になったのである程度育てたその時はもう45,6歳とかですわ。


これは地元・豊橋の穂の国とよはし芸術劇場PLAT


変な話。
そういうライフイベント発生した時に誰にせよ俳優続けるの?辞めるの?って話も自分からなのか周りからなのか出てくるはず。
男性俳優さんならそういう諸々があって起きてすぐや前後バタついても基本続けていきますって人もいれば例えば親の介護するために地元に戻るとか家業継ぐとか、結婚して家族養うために不安定なこの仕事とはすっぱり距離を取る選択を取る人は年齢が上がるにつれどうしたって増えるやん?
女性俳優さんも、結婚を機に引退する?それとも子ども出来たら辞める?いやいやどんなライフイベント来ても続けます私はって場合、活動・出演ペースや規模は1人の時と同じくらい?それとも落とすの?逆に上げてく?って感じで独身や学生の時とは変わらざるを得ないとこが良くも悪くもあるだろうし。


ねえ。みんなどんな人生想像してるの?同年代20代の人たち。なんかプラン立ててる?そんなの何も考えてない?

あともうそういうのわりかし一通りやりましたわって演劇続けてる大人たちー!!そしてそういうライフイベントを機に積極的な活動から離れる選択をした大人たちー!!


20代の頃、結婚とか子どもとか演劇続ける辞めるとかぶっちゃけどこまで考えてました?考えてなかったとしたらどんなタイミングで考え始めたの?あとそのプラン通りに進んでます?それとも成り行きでずっとなんとかしてきましたか?教えてくれーーー!!!


キリンにもバイキンマンにも龍の頭にも見える雲
特に理由はない



正直、私は演劇一生続けていく。これはきっと生涯変えないであろうかなり強めな自分のやりたいことのブレない芯でもあると思う。
その上でポリアモリーって恋愛スタイル上、結婚こそ全然考えてないけどずっと子どもは自分で産みたいし出来れば4人欲しいとか思ってるわけ。私も4人兄弟だし。そういう現実問題ムシの理想だけのライフプラン考えたら、リミット早そうなのから考えてくと子どもは遅くとも30半ばに1人は産まないと厳しいよなとか、なら結婚はするかしないか置いといてパートナーは少なからずそれより前からなのかそれぐらいの時期には最低でもいなきゃ現実問題難しいなあとか。でも例え妊娠しててもギリギリまで演劇関わってたいしなーとか。

まあまあここまで述べてきてとりあえず演劇はずっと続けるの絶対と仮定して、逆にライフイベントに関しては一旦全てをガン無視したとしてじゃあ何歳でどんな舞台に立ってたいよ?とか自分の劇団作るの?どこかもうある団体に乗っかるの?事務所入るの?とか何歳であの劇場立ちたいの、あの劇団、あの作品出たいの?とか。映像やるの?ていうかそもそも今の拠点でずっとやるの?地元に拠点移す?それなりの規模の別の都市に移す?てか海外を拠点の視野に入れる?とかとか。
長期目標的なプランニングでも、現実的なのでもなんか長めのライフプランとかって同世代はあったりするのかな。

自分でいえば、演劇に関しての人生プラン?目標や決めてることだと
①最低でも年一以上のペースで舞台に出ること。
短編長編関わらず作品を丸々通して一本上演するような場に出る。
あと出来れば新作初演でこれから立ち上げの作品に一つ、再演や古典などベースがあるものに一つ以上出られたらなお良し。ただ新作>古典の意識。

②数をとにかくというよりも脚本や、出演者、演出家をはじめとしたスタッフさんでやりたいと思える誰かがいる、ギャランティが良いなど何か自分にとって心躍れる企画に1番出られるようにする。(自分好みの環境を見つけてそこに向かって努力する)ただし、ギャラのない市民劇でもめちゃくちゃやりたい作品なり人がいるならやるし、特に心が躍らないなら仕事としてやりたいと思える作品を探してオーディションを受けるみたいな。

③繋ぎたい人の縁は自分から繋げる努力をする、機会があれば積極的に会いに行く(公演を観る、WSに参加する、オーディションに行く、知り合いに紹介してもらう、既に知ってたら連絡取ってみる、客演先や外部も観るとか)

④35歳までになりたいことやりたいこと、ガチガチのゴチゴチに理想。
主役またはライバルやヒロインなどメインのストーリーに深く関わる形の美味しい役を一回でも多く演じること、劇場の規模はキャパ100〜400前後(間をとってイメージ自体はPLATのアートスペースで考えてる)にコンスタントに立つ、出来れば1000人超えのホール、アリーナサイズキャパのとこにも一回は立つ、一本あたり上演時間が2時間以上あるどっしりした作品にも出る、どんな作品や日時でも客席動員8割目標、1ステあたり毎度最低5人以上自分扱いのお客さんを呼べるようになる、チケ代で例えるなら一般2000円なら200人、5000円なら100人、1万円なら50人が最低でも自分のお客さんとして観にきてくれるような作品に出るしそれに見合う芝居が出来るようにする、ギャランティまたはチケットバックで稽古から本番に至るまでにかかった生活費を賄えるくらいに演劇で食べれる環境に近づける、可能ならそこになる。

現状正直めちゃくちゃな目標〜。まだまだ全然遠い。
でも口に出したり、書くと叶いやすいらしいですわ。
まずは年一舞台に立つこと。その上で色々理想に近づけていけたら超ハッピーだと思ってる。

いや結局、この理想のどこにライフイベントぶち込んでけるのさ実際??ねえ??
とはいえ出来れば全部なるべく願いが叶うよう、上手くことを運ばせるために丁寧に立ち回ってくしか無いですな。欲張るなら欲張った先の結果を少しでも理想の姿に近づけるための根回しと努力はいりますわ。ええ、ええ。

人生やりたいことだらけで難しいー!!
ハードモードすぎる。
しかし悔いなく生きねば。うおおおお!!

で、この迷える25歳にみんなの昔描いてた(今描いてる)人生設計よかったら教えてくれよな。
それ通り行ってるか、全然違った道になってるか。
そんでもってその選択であなたが今幸せか教えてくれー!!


これは祭の屋台のボーナスチャンスでガラポンしたらおまけに2本付いてきたチョコバナナ。
人生悪いことばかりじゃない。

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