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リモートチームがリアルに集まって遅いキックオフ

僕たちのチームはフルリモートで事業開発をやっています。
リーダーは鹿児島、エンジニアは横浜、デザイナーは東京、こんなロケーションで oVice にバーチャルオフィスを構えて毎日事業開発に取り組んでいます。

事業開発に取り組みはじめてそろそろ1年。
まだ、一度も会ったことのないメンバーがいました。
今の世の中、一度も会うことなく、プロジェクトが終了するなんて話しはよく聞く話しでなんてことはないのですが、やはり会いたい。
ずっとそう思っていました。

コロナの状況も少し落ち着いてきたので、みんなでかなり遅めのキックオフをやろう!
ついに初めて会うことができ、色々話しすることでチームアップが進んだと思います。
この記事ではどんなキックオフをやったかを紹介させてもらいます。

キックオフの場所は非日常空間で

まずは、僕たちが選んだキックオフの場所。
私の勤務先であるリコーにはRICOH 3Lという建物があります。

起業家精神をもつすべての人が繋がる場所。

リアルに会うからこそ、リモートでできないコミュニケーションを目指したときに真っ先に思い浮かんだ場所でした。

昔、体育館だった場所がセミナーやディスカッションができるスペースとなってまして、今回、僕たちはここで色々話すことにしました。
会議室に集まるのではなく、ちょっとした非日常。
これが欲しかったんです。

側面ガラス張りの体育館スペース

階段状の座るスペースはかなり広く、ここを 10名くらいで利用できるのは贅沢な使い方です。


スペース後方にある座ったり寝転べる場所


大きなスクリーンに投影して、みんなで議論。


階段状になった座席スペースから見下ろす

ソーシャルディスタンス保ちまくりながら議論しまくりました。

インセプションデッキをつくる

今回はキックオフといいながら、あまり開発の話しや、マーケティングの話しはせずに、みんなで色々話そうということで、インセプションデッキを作ってみました。

インセプションデッキとは、

インセプションデッキとは、プロジェクトの全体像(目的、背景、優先順位、方向性等)を端的に伝えるためのドキュメントです。ThoughtWorks 社の Robin Gibson 氏によって考案され、その後、アジャイルサムライの著者 Jonathan Rasmusson 氏 によって広く認知されるようになりました。

https://blog.nextscape.net/research/agile/inceptiondeck

アジャイルでよく出てくるもので、プロジェクトの方向性を共有するものとしてとても有用なものです。
これをみんなで話しながら作ってみよう、ということにしました。

これが大正解!

普段のリモート会議に比べて明らかにコミュニケーションの量が増えて、それぞれのメンバがどんなことを考えているのか?どうい思考の持ち主なのか?なんとなくメンバ間で共有できたと思います。
これ、キックオフのときにおすすめですね。

やっぱりリアルはいい

リモートコミュニケーションの課題を解決するサービスを検討している僕たちですが、やはりリモートコミュニケーションはいい!と純粋に思いました。
実際にキックオフの後はコミュニケーションの量も質も上がったと体感しています。

逆にいうと、リモートコミュニケーションにはやはり課題があるのだなぁと実感しました。
そこを解決したい!そういう思いで僕たちのチームは活動しています。

「はじめまして、、じゃないですけど、はじめまして」
リモートで会ったことあるけどリアルで初めて合う人の挨拶、ぎこちなくて思わず笑みがこぼれます。
やっぱりたまにはリアルに会いたいな、そう思った充実したキックオフでした。

僕たちの働き方


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