端境期

久しぶりに舞台に行った。
丸山さんの「ハザカイキ」

端境の時期。また一般に、物事の入れ替わりの時期。端境期で在庫が品薄になる端境の時期。
基本は芸能記者の話で、そこから発展してSNSの在り方とかセクマイに関することとか今の時代どんどん変わりつつあることがてんこ盛りだなって感じのストーリー。
久しぶりに舞台を見に行って、やっぱり生っていいなぁと感じながら、舞台セットの使い方とか、俳優さんの演技に見入っていたけど、やっぱり一番グッときたのは恒松祐里さんが演じた橋本香の記者会見のシーン。
会場全体に記者役の方が広がって、全員がまるで記者であるように感じさせる演出。香が本音を全力でぶつけてくる台詞。あれを見て、「他の人はどう思うんだろう、自分はこう感じたんだけれど。」という思いがずっとぐるぐると頭を駆け回った。
一緒に行った友達と話すことはできたけれど、何というか、もっと全く知らない人と話したいと思った。だって私と友達は短い時間で濃い時間を過ごした部活の仲間で、似たような環境や考えを学んできた人間だから考えが似るのは当たり前と言えば当たり前なことではないかとも思うから。
年齢も住んでいるところも全く違う人と話したかった。できればSUPER EIGHTの事をそんなに好きじゃない人とか。事務所のオタクじゃない人とか。
この時期に丸ちゃんがあの内容の舞台をやったことも、私がその舞台を見にいけたことも、あまりにも大きいタイミングだった気がする。

やっぱり舞台っていいな。


見てからすぐに記録するべきだったけれど、重すぎる腰をあげることが出来なかったからこんな時期にこんなに中途半端な記録だけ。

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