2000円台で組めるグリクシスデッキ(MTG スタンダード)
この記事は、ゼンディカーの夜明け~兄弟戦争期のスタンダード環境で書かれているので、環境が進むと事情が変わっている可能性があります、それを踏まえてお読み下さい。
現在のスタンダード環境は、突出して強いデッキが不在な環境だが、その中で青黒赤のグリクシスミッドレンジは、比較的安定した強さを持っているデッキである。
ただ、価格面で見ると7万円台に達するレシピも多く、現環境の最高値デッキとなっているが、先述の通り、常に1位を取れるデッキというわけではないため、コスパ面で言えばすこぶる悪い。
新規が参入しやすい価格で、グリクシスの動きが味わえ、かつ勝ち越しを狙える程度の強さのあるコスパの良いレシピ、ということで、最近自分が組んで使っている、2000円台で組めるグリクシスデッキのサンプルデッキが以下。
クリーチャー:20枚
4 墓地の侵入者/Graveyard Trespasser
4 税血の収穫者/Bloodtithe Harvester
4 死体鑑定士/Corpse Appraiser
4 復活したアーテイ/Ertai Resurrected
4 沈黙の蜘蛛、琴瀬/Kotose, the Silent Spider
スペル:16枚
4 切り崩し/Cut Down
4 喉首狙い/Go for the Throat
3 神への債務/Debt to the Kami
2 豪火を放て/Unleash the Inferno
2 敵意ある乗っ取り/Hostile Takeover
1 セレスタス/The Celestus
土地:24枚
4 シヴの浅瀬/Shivan Reef
4 水晶の岩屋/Crystal Grotto
4 進化する未開地/Evolving Wilds
2 島
6 沼
3 山
1 森
サイドボード
4 アシュノッドの収穫者/Ashnod's Harvester
1 ローナの渦/Rona's Vortex
4 強迫/Duress
4 削剥/Abrade
2 敵意ある乗っ取り/Hostile Takeover
wisdom最安値で2040円(2023年1月調べ)。
グリクシスミッドレンジの強さの中核となっている部分は、黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseでも鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breakerでもなく、1枚10円の死体鑑定士/Corpse Appraiserにあると考えている。
もう1つの強さが、カウンターを積めることで、このレシピではそれを復活したアーテイ/Ertai Resurrectedが担っている。
このレシピでは、高額カードでテンポを取りに行かず、無理なく確実にアドバンテージを重ねていける構成となっている。そうなれば、土地もこんなので十分回る。
採用されているレアは、市場ではほとんど値段がつかないだけで、どれもたいへん強い。
現代のスタンダードは、安くても戦えるデッキはいくらでも組める余地があるので、興味ある人は臆せず、是非紙のスタンダードに参入して遊んでほしい。
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