ヴァルキリーエリュシオン体験版プレイ感想
「ヴァルキリーエリュシオン（VALKYRIE ELYSIUM）」の体験版プレイが2022年9月15日より可能になっている。ここでは体験版をプレイした感想を記した。
概要
「ヴァルキリーエリュシオン」は、1999年に発売された「ヴァルキリープロファイル」というゲームの続編になっている。
開発はソレイユ、販売はスクウェア・エニックス。
北欧神話の世界が舞台で、ジャンルは無双ゲー＋コンボゲーに近いだろうか。
オープンワールドではなく、クエストで降り立ったフィールドのステージ攻略制に近い。
ヴァルキリーエリュシオンは2022年9月29日にPS4等で発売予定。
トレーラー動画
ゲームの流れ
最初にチュートリアルステージがあり、操作説明と雑魚敵と戦闘が続く。
その後、チュートリアルボスを倒してクエストを選択し、フィールドに降り立って本編攻略を進めるという感じになる。
キャラはTPSで、モデリングは美麗というほどではないが、普通程度だろうか。
戦闘は完全なコンボゲーで、「□□△」や「□□□□△」で一連のコンボになる。「バットマン アーカム・ナイト」や「龍が如く」シリーズでお馴染みの形式。
特殊なギミック操作が序盤からあり、フックポイントがあればL2でフック移動が可能。
また、敵にもL2からのフック移動で突っ込んでいける。
「エインフェリア」とはヴァルキリープロファイルに登場する味方キャラの総称だが、こうした用語が唐突に登場するので、前作未プレイ者には何の事か分からず、かなり戸惑う。
このエインフェリアを利用した「エインフェリアギミック」というものがあり、序盤でいきなり出てくる。
「R3で対象をロック＋R1＋○」を押すとギミックが起動できる。
※○以外に△や□等でも可
最初のエインフェリアギミックで操作説明を○で消した後、ヘルプを再表示する事が出来ないので、操作を覚えていないと通路がない箇所を渡る事が出来ず、詰まる可能性がある。
（筆者は一度詰まり、最初からやり直した。）
チュートリアルが終わるとヘルプを再表示が可能になるので問題ないが、ここは不親切だと感じた。
序盤はセーブポイントは無く、チュートリアル後、クエスト（本編）に入り、セーブポイントを発見するまではセーブ出来ない。
エインフェリアやディバインアーツ等、独特な用語が多く、最初は戸惑う。
武器の強化や、スキルツリーでのヴァルキリー本体の成長要素もあるが、結局は無双コンボゲーなので、慣れれば敵を倒してガンガン進む爽快なアクションゲームと言える。
戦闘はダークソウル等と比べて深みは無いが、アクションゲームとして敵を倒しまくる爽快感はある。
特に筆者が好きなのはL2で敵に突っ込んで行き、そのままボコボコにする事。
このアクションはかなりの爽快感があった。
惜しむらくは、モデリングがイマイチ綺麗には感じない事。
モデリングが良ければ、最高の没入感でアクションが楽しめたと思うが、ぼんやりしたモデリングなので、PS3等一昔前のゲームをプレイしているように感じてしまう。
ムービーが非常に綺麗なだけに、残念な点だった。
難易度は3段階に設定出来るが、ハードでも非常に簡単である。
評価点
・ムービーが美麗。
・L2移動からのコンボで爽快感がある。
・英語音声設定が可能。
・強化や育成要素がある。
・樽や箱を攻撃すると壊せる。
・ボス敵の部位破壊要素がある。
・本編ステージ攻略中にサブクエストが発生する。
気になった点
・モデリングが微妙。
・全体的に一昔前のゲーム体験。
・チュートリアルステージがスキップ出来ない/長い。
・チュートリアルをクリアしないとセーブがある場所まで進められない。
・セーブポイントや装備強化がフィールドにあるギミックからなので分かり辛い。
・装備で概観が変化しない（？未確認）
・独特のギミック操作や、前作のプレイを前提とした用語が多い。
・単調な戦闘。
・キャラが小さく戦闘に迫力がない。
・部位破壊の場所が最初から分かり易く表示されていて興を削ぐ。
・フックポイントがある場所でしかL2移動が出来ない。
・探索要素がおまけ程度。（置いてある宝箱を見つけるだけ）
・扉が任意の操作で開けられない。敵を倒すと次のルートへの扉が開く等、リアリティに欠ける。
・マップとフィールドに移動先の表示が常に出るため探索する気が起きない。
・ヴァルキリーが喋りまくるのでうるさい。
まとめ
体験版インプレッション：
普通
体験版のインプレは、やや甘めに判定して「普通」くらい。
つまらなくはないが、これといった目新しさは無い。
全体的に一昔前のゲームのような印象なので、一度体験版をプレイしてから購入を検討される事をお奨めする。
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