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世界樹の迷宮V 長き神話の果て 職業の解説とパーティーの構成【攻略】

このnoteでは、『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』の職業の特徴をメモとしてまとめたものを公開しています。

『君はこのnoteに書かれた内容を信じてもいいし、信じずに立ち去ってもいい』

『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』(以下、世界樹の迷宮V)の初見一周目で表ボスをクリアしました。
引き続き裏ボス討伐のためプレイ中ですが、世界樹の迷宮Vのクラス(職業)のメモをまとめていたので、一旦noteで公開したいと思います。

データ面等は攻略サイト「世界樹の迷宮5 Wiki」を参考にさせて頂いています。

世界樹の迷宮に向いている人・向いていない人

よく質問で挙げられますので、世界樹の迷宮のシリーズの特徴、プレイに向いている人・向いていない人の判断等の解説は以下の記事で行っています。

前書き 世界樹の迷宮Vの新しい仕様について

種族の導入

世界樹の迷宮Vは、これまでのシリーズ作と異なり、種族が導入されている。
種族ごとに初期職業が決まっているが、転職すれば初期で選べない職業に就く事が出来る。
例えばアースランは初期でマスラオになれないが、冒険者ギルドにて転職するとマスラオにジョブチェンジ出来る。
種族には種族毎のステータスが設定され、種族スキルがある。
種族スキルは種族ごとに微妙に違っており、特にブラニー族はステータスが弱い代わりに種族スキルが強力になっている。
※転職するには、序盤のシナリオをある程度進める必要がある。

世界樹の迷宮Vの職業

世界樹の迷宮Vの職業(クラス)は全部で10種類ある。
後で詳しく解説するが、以下の職業がある。

■前衛向きのクラス
※主に前列に配置する
フェンサー、リーパー、セスタス、マスラオ

■中衛向きのクラス
※前列・後列どちらに配置しても良い
ドラグーン

■後衛向きのクラス
※主に後列に配置する
ハウンド、ウォーロック、ネクロマンサー、ハーバリスト、シャーマン

新システムの二つ名

世界樹の迷宮Vでは「二つ名」という新しいシステムが導入されている。
二つ名は、シナリオを進めるとアンロックされる。
二つ名は一つの職業の中にスキルツリーが分かれるイメージで、例えばマスラオの場合、以下のようにBasicスキルのスキル系統があり、二つ名を取得すると多刀術で最大4本の刀を装備出来る攻撃特化の「四天一流の武人」、または刀を一本しか装備出来ないがオールラウンダーな強さを持つ「一刀無双の武人」のどちらかの二つ名を取得出来る。

つまり、二つ名を習得するとBasicスキルに加えて「二つのうちどちらか一つの系統のスキル」を使えるようになる。
二つ名は一度習得しても転職で変更出来る。
二つ名はシステムで初期名が決まっているが、習得時に自分の好きな文字に変更出来る。

【マスラオの二つ名】
Basicスキル
|-----二つ名「四天一流の武人」
|-----二つ名「一刀無双の武人」

3つの召喚職

従来の世界樹の迷宮シリーズでも召喚を主のスキルとする職業があった(世界樹の迷宮Ⅲのビーストキング等)が、召喚枠はパーティーの枠の6人目の枠に召喚されていた。
世界樹の迷宮Vでも召喚スキルを持つ職業があるが、召喚物はパーティー枠ではなく、専用の召喚枠が設けられている。

(例)ドラグーンがバンカー、ハウンドが鷹と猟犬を召喚した状態
■召喚|バンカー|鷹|猟犬|
■前列|マスラオ|セスタス|ドラグーン|
■後列|ハーバリスト|ハウンド|

召喚が可能な職はドラグーン、ハウンド、ネクロマンサーだが、これらの職を同一パーティーで使う場合、3枠という限られた召喚枠をどう使い回すかが問題になってくる。
特にネクロマンサーは、死霊の消滅をスキルトリガーにするため、3体フルで死霊を呼び出せないとスキル回しの効率が大きく下がる。

【その他の召喚の仕様】

  • 召喚は最大3体まで呼び出しが可能。3枠以内であれば死霊3体でも良いし、バンカー・鷹・死霊という混合でも可。

  • 召喚で呼び出した召喚物(ペット等)は一番最前列という扱いになり、最もダメージを受ける位置に出現する。

  • 召喚物は召喚枠から位置移動は出来ない。

  • バンカー・トーチカ・死霊は複数召喚が可能。

  • 鷹・猟犬は最大一体ずつしか呼び出せない。(ハウンドが二人以上いても不可)

  • バンカー・トーチカは戦闘中のみ召喚が可能。戦闘が終わると消えるため、戦闘の都度呼び出す必要がある。

  • 鷹・猟犬・死霊は迷宮での移動中と戦闘中に召喚が可能。また、死ぬか意図的に消さない限り戦闘が終わっても存在し続ける。

職業評価 アースラン族

■種族アースランの概要:
人間。初期でドラグーン、フェンサー、リーパー、セスタスの4つの職業に就く事が出来る。
STR/LUC/AGIが高く、主に物理攻撃に向いた種族。
TPが低いので序盤はスキルを使うと直ぐにTPが枯渇する。
各種探索術やユニオンスキル「黒霧」が優秀。

ドラグーン(中衛職)

■評価:★★★★★★
(実際の使用感を★で表す。★が多いほど高評価。最高は★10。)
■役割:サポート(防御)(場合によっては攻撃も可能)
■装備:重砲/盾/重鎧/軽鎧
■二つ名:金剛の竜騎兵・砲火の竜騎兵
■概要:パラディンやファランクス系統の盾職に重砲を持たせたイメージの防御職。
※重砲……後列からでも威力減衰がない壊属性の武器。所謂銃器。
防御系のスキルを多く有するが、歴代のパラディンほどの堅さはないため余り過信しない方が良い。(二つ名次第だが。)

■メリット面:

  • 「バンカー」や「防御陣地」の召喚、各種ガードスキル、「バラージウォール」、「竜の咆哮」などで防御が手厚い。

  • 重砲で遠距離攻撃が可能なので前衛に近接アタッカーを3枚置ける。

■デメリット面:

  • バンカーやトーチカなどの遮蔽物を召喚出来るが、ネクロマンサーやハウンドと召喚枠が被る。

  • 防御専門職としては、世界樹シリーズのパラディンなどと比べ防御力が落ちる。そこそこには防御出来るが、思ったほどには堅くならない。

  • アタッカーとしては攻撃力がやや低い。(二つ名で「砲火の竜騎兵」を取れば攻撃力も伸ばせる。)

  • 攻撃か防御どちらかにスキルを極振りしないとどちらも中途半端になる。

  • 「バンカー」等の召喚スキルはかなりレベルを上げないと敵のヘイトを中々取ってくれない。

フェンサー(前衛職)

■評価:★★★★★★
■役割:アタッカー・サポート(回避)
■装備:剣/盾/軽鎧/服
■二つ名:幻影の剣士・迅雷の剣士
■概要:軽戦士系の職業。
攻守両面でバランサー的な役目を担えるクラス。
二つ名の取り方によって、回避と盲目を主軸にするサポート型か、チェインを主軸にする攻撃型のどちらかになる。
サポート型の場合、四天マスラオ等の防御の弱い前衛をカバー出来る。

■メリット面:

  • 敵を盲目にする「ビジョンスラスト」が地味に便利。初期職業のアースランのLUCの高さもあり状態異常が成功しやすい。

  • 雷属性の複合攻撃がある。

  • チェインスキルでダメージを伸ばせる。チェインは魔法3属性に加えて突属性にも反応するので、弓使いやウォーロック、マスラオ(「鎧通し」が突属性のため)ともシナジーがある。

  • シャーマンの「祈祷:焔」等やネクロマンサーの「炎爆弾」にもチェインが反応する。(チェインの追撃は最高レベルで5回発生。)
    特にシャーマンの祈祷シリーズは全員に属性攻撃が付与されるため、フェンサーとのシナジーは最高レベル。

  • 但し、全体にシャーマンの「祈祷:焔」をかけた上でマスラオの「八重の華」の刀スキルで敵を攻撃しても、チェインには全く反応しない。このように反応する・しないスキルがあるため、自分で調べる必要がある。

  • 防御面では回避タンク的な運用が可能。

  • 盾が装備可能で防御がそこそこ堅い。

  • (種族によるが)初期種族のアースランの場合AGIが高いため逃走確率が高い。ユニオンスキルの「全力逃走」の場合は階段まで逃げてしまうのでダンジョンの進捗がリセットされるが、戦闘メニューの「逃走」は位置移動がないためその場から動かないのが利点。

■デメリット面:

  • 前衛にしては単体でダメージが出せるほどパワーがない。そのためチェインスキル等で攻撃を工夫してダメージを出す必要がある。

  • チェインでダメージを出すには、対応した属性の攻撃に人数をかけないといけないため、フェンサーを中心にパーティーを検討する必要がある。

  • 回避という数値化し辛い物を相手にしないといけないため、運用がやや難しい。

リーパー(前衛職)

■評価:★★★★★★
■役割:デバッファー(状態異常・弱体化)・アタッカー
■装備:鎌/剣/軽鎧/服
■二つ名:死を振り撒く死神・死を遠ざける死神
■概要:状態異常や弱体化を付与するデバッファー。
瘴気の兵装で状態異常をばら撒き、バフ(「黒き刃」と「黒き衣」の自己強化バフの事。このバフはリーパー独自のバフ枠のため、通常のバフ枠とは別扱い)を積んでいく自己強化型。
後継のシリーズ作『世界樹の迷宮X(クロス)』にも登場するも余り強くない印象だったが、世界樹の迷宮Vでは本来のイメージ通りの攻撃的なリーパーを楽しめる。
大前提となる「瘴気の兵装」の維持に神経を使う。バフを積んでもいつの間にか(兵装が解除されたため)バフが解除されていたという事が頻繁に起こる。
獲得経験を上昇させる「魂寄せ」はLV10だと2倍の経験になるので最終盤のレベル上げに役立つ。

■メリット面:

  • 兵装がある状態で状態異常スキル攻撃(状態異常アイテムでも代用可)がヒットすれば自己強化バフが簡単に稼げる。攻撃が1ヒットすれば1バフ稼げるため、適当に列攻撃をするだけでもバフが2~3個一度に積めるのは強い。

  • 「虚弱の瘴気」で封じや状態異常耐性を下げるためセスタス・ハーバリスト・フェンサー・ネクロ等とはシナジーが高い。

  • 氷属性の複合攻撃がある。状態異常のかかっている敵には高威力の追撃が発生する。

  • 複数の状態異常付与攻撃があるので素材の条件ドロップに便利。

  • 双頭の鎌に付いた固有スキル「牙の檻」で封じ役も担える。

  • 何らかの状態異常弱点があり列に並んだ敵相手には極めて強い。

  • 一撃死を狙える「死の鎌」は眠りからのコンボを狙いたい。

■デメリット面:

  • 前提として兵装状態でない場合は状態異常からのバフが積めない。

  • 折角バフを積んでも兵装解除されるとバフも全てなくなる。(死亡時も同様。)そのため戦闘中は兵装の維持に神経を使う。

  • 鎌の性質とスキルの特性から列で並んだ雑魚戦に強いが、単体強敵やボス戦で真価を発揮し辛い。

  • 主武器の鎌の攻撃力が若干低い。

  • 剣も持てるがスキルの大半が使えなくなる。

  • アタッカーとしてはパワー不足な上、状態異常が確率付与なので格上やボス相手に安定した活躍が見込めない。どちらかというと格下雑魚狩りのドロップ素材要員として活躍する。

  • 全ての前提になる「瘴気の兵装」関連のスキル及び、デバッファーとアタッカーを両立するためのスキル前提が極めて重く、大量のSPが必要になる。

  • 大器晩成型で育ち切ると非常に強いが、恐らく育ち切る前に本編ストーリーが終わってしまうのではないかと思われる。

セスタス(前衛職)

■評価:★★★★★★★★★
■役割:デバッファー(封じ)・アタッカー
■装備:拳甲/軽鎧/服
■二つ名:連撃の拳闘家・衝撃の拳士
■概要:拳で戦う封じの専門職。
『世界樹の迷宮X(クロス)』では不遇な扱いだったが、世界樹の迷宮Vでは非常に強いので、クロスで幻滅した人にもお奨め。

■メリット面:

  • セスタス一人で頭・腕・脚封じの3箇所全てがカバー出来る。

  • 封じの成功率が思ったより高く、F.O.Eやボスにも普通に封じが成功する。封じのターン数もそこそこ持ってくれる。

  • 適当に封じスキルで攻撃しているだけでも十分強い。

  • 稀少個体が出た場合、ユニオンスキル「電光石火」を発動した上でセスタスの「リバーブロー」で最速足止めが可能なので、セスタスがいる事で稀少個体の狩り成功率がかなり上がる。

  • スキルのTP消費が全体的に軽く長期戦に強い。

  • 「粉骨砕身」をかけることでアタッカーとしても十分機能する。

  • 雷属性の複合攻撃がある。

  • ほとんどが単体相手のスキルだが、二つ名やスキルの取り方次第では強力な列攻撃も可能。

  • マスラオの「兜割り」は命中が低いが、セスタスが脚を封じる事で攻撃必中になるためマスラオとの相性が良い。

■デメリット面:

  • 体力を削る前提スキルが多いため他の前衛よりも死に易い。

  • 条件ドロップを狙っている敵に「血の暴走」が発動してうっかり殺してしまう事が多い。

職業評価 ルナリア族

■種族ルナリアの概要:
所謂エルフ。初期でウォーロックとネクロマンサーの2つの職業に就く事が出来る。
INT/TP/LUCが高く属性魔法に向いた種族。
物理戦闘には不向き。
ユニオンスキルの「チェーンブラスト」が強力。

ウォーロック(後衛職)

■評価:★★
■役割:魔法属性アタッカー
■装備:杖/重砲/服
■二つ名:六属を操る導師・炎と氷と雷の支配者
■概要:シリーズのアルケミストやルーンマスター系統の魔法属性攻撃職。
複数攻撃や全体攻撃に強いが、「詠唱:圧縮術式」で単体攻撃へのダメージを上げることも出来る。
圧縮は時間がかかるが高速詠唱を取れば同一ターンで詠唱から属性魔法を打つことが可能。

■メリット面:

  • 3属性に加えて二つ名次第では物理3属性もカバーしているため6属性全てを一人でカバー出来る。

  • チェインスキルとシナジーがある。

  • 「詠唱:圧縮術式」で単体高ダメージが出せるが、複数攻撃や全体攻撃も得意。

  • 物理攻撃を封殺してくる敵には絶対的なアドバンテージを持つ。

  • レビテーションで先制率を高められる。

  • 石化させられる貴重なスキル(「アルター」)持ち。

  • 二つ名によるが、物理攻撃、属性攻撃、探索に有用なスキルを持つ。

■デメリット面:

  • 「詠唱:圧縮術式」で単体にダメージが出るまでターン数がかかる。

  • 「高速詠唱」だとターン数は省略出来るがTPがかかる。

  • 「高速詠唱」が高レベルにならないとほぼ戦力にならない。

  • 他職が軒並み高性能なスキル持ちな中で、そこまで壊れたスキルがないため存在が薄くなりがち。

ネクロマンサー(後衛職)

■評価:★★★★★★★★★
■役割:特殊
■装備:棺/軽鎧/服
■二つ名:召霊のネクロマンサー・破霊のネクロマンサー
■概要:これまでのシリーズにない異色の職業で、死霊を召喚して使役する。
一見色物職に見えるが、実は攻防とも優秀なスキルを持つ。
召喚した死霊は物理的な戦闘だと弱いが、死霊の消滅を引き換えにして、様々な特殊効果が引き起こせる。特に一部のスキルはぶっ壊れクラスの性能。
パーティーでタンクやバッファーがいない場合、防御面でネクロが毎ターン「無慈悲な盾」しかやる事がなくなりがちだが、それではネクロの性能を十分発揮出来ない。ネクロ中心にするなら、ネクロを2枚パーティーに入れる事も考えるべきだろう。

■メリット面:

  • 死霊が必須だが、盾職・デバッファー・属性アタッカー等複数の役割を兼任が可能。

  • 属性攻撃がありチェインスキルにもシナジーがある。

  • 毒は成功率・ダメージとも優秀なため、序盤から中盤にかけては毒爆弾が有効。

  • 「ゾンビパウダー」からの「等価交換」で爆発的なダメージが出せるロマン職。

  • 「無慈悲な盾」で防御面も一応担保出来る。

■デメリット面:

  • 死霊を召喚していないとほぼ何も出来ない。戦闘中に死霊を出すとターン数がかかるため、事前に迷宮に入った時点で出しておきたい。

  • 召喚枠をドラグーンやハウンドと競合する。特にネクロは死霊3体フルで使いたいため、他の召喚職との同居は難しい。

  • 死霊は盾としても使えるが、防御手段としては弱く直ぐに破壊される。

  • 「ゾンビパウダー」や「等価交換」は強いが、敵とエンカウントして一旦死霊を作る工程があるため、毎回やるのは意外に面倒。

  • 死霊召喚でHPが減るのを回復させるのが地味に面倒臭い。

職業評価 セリアン族

■種族セリアンの概要:
獣人・ケモナー的な種族。
初期でマスラオとハウンドの2つの職業に就く事が出来る。
STRとAGIが高く物理攻撃の特性が最も高い種族。
INT/WIS/TPが低く魔法や回復に不向き。
ユニオンスキルの「気魄の楔」や「アタックヒール」が優秀。

マスラオ(前衛職)

■評価:★★★★★★★★★★
■役割:アタッカー
■装備:刀/重鎧/軽鎧
■二つ名:四天一流の武人・一刀無双の武人
■概要:シリーズ伝統の「刀職」で今作屈指の超火力アタッカー。
敵味方関係なく切り捨てるお馴染みの「介錯」系スキルもある。
二つ名によっては最大4本の刀が持てる。
ブシドーのような前提スキル「構え」は必要ない。

二つ名「四天一流の武人」の追撃スキル「三途渡し」は屈指の高火力なのでマスラオを入れるなら使いたいところ。
三途渡しは、味方の列攻撃、全体攻撃や複数回攻撃に追撃が発生する。
列攻撃した場合、敵一人に一発ずつ追撃が発生する。
全体攻撃も同様。

セスタスの「ワンツー」のような複数回攻撃には、ワンツーの1打目⇒三途渡し⇒ワンツーの2打目⇒三途渡し・・というように一発ずつ発生する。
セスタスの二つ名「連撃の拳闘家」の「リードブロー」は攻撃回数が多いため相性がいい。
フェンサーの「乱れ突き」やリーパーの「鮮血の斬撃」にも反応して追撃する。

三途渡し自体の追撃回数の上限に達すると、それ以上は追撃可能な攻撃をしても発生しない。
最大追撃回数は「装備している刀の本数x3回」になる。
普通は、2本刀の6回追撃か、3本刀の9回追撃かどちらかになるだろう。

複数刀を持つにはスキルの「多刀術」を習得する。
通常は多刀術1レベルあれば十分。
装備の一番上の欄は必ず刀装備にする必要がある。
※刀以外の装備だとスキル攻撃が不可能。

「三途渡し」は敵の攻撃にも反応するため、敵の攻撃が味方にヒット⇒ヒットした味方に三途渡しで追撃して死亡という事も頻繁に起こるため、諸刃の刃といえる。
「三途渡し」の攻撃回数をいかに敵に取られずに味方の攻撃で回数を消化するかがポイントだろう。そのため、AGIを出来るだけ速くしつつ、ユニオンスキルの「電光石火」なども使って調整していきたい。

「返り咲き」には三途渡しが反応しないため、三途渡しメインなら「返り咲き」を取る必要はない。
逆に「四神」「八重の華」「百華繚乱」「天流乱星」等のスキルを主力にするなら「返り咲き」を取るメリットが大きい。

「三途渡し」をリスキーと取るなら「八重の華」などがメインスキルの候補になるが、攻撃力を出すには刀を3本か4本装備したい。勿論防御力は犠牲になる。

Basicスキルの「鬼無双」は四天一流なら取るべきスキルだが、一刀無双なら取らなくても構わない。

■メリット面:

  • 単純な物理攻撃力はトップクラス。どんな状況でも活躍が見込める。

  • 武器の刀の攻撃力が他職の武器よりも高い。

  • ドラグーンと同じ鎧が着れる。

  • 刀の斬属性がメインだが、Basicスキル「鎧通し」は突属性がある。「鎧通し」がフェンサーのチェインスキルに反応するためフェンサーとの相性がいい。

  • 雷属性の複合攻撃がある。

  • 四天一流は「リードブロー」での攻撃回数稼ぎ、一刀無双の場合は「リバーブロー」で脚封じからの「兜割り」が必中になるため、どちらにせよセスタスとの相性は最高。

  • 「兜割り」は石化の物理耐性を無視出来るので、ハーバリスト(天真なる毒殺者)やウォーロック(六属を操る導師)ともシナジーが高い。

  • 近接攻撃主体のため前列が担当になるが、「空刃」と「散華」は後列からの威力減衰なく攻撃可能。いざという時は後列に下がっても戦える。

  • スキルの属性攻撃は少ないが、刀「山焼亡」の固有スキル「炎刃乱刀」で炎属性攻撃が可能。

  • 「三途渡し」が目立つが、刀スキルを2回発動する「返り咲き」が異常に強い。刀についている武器固有スキルにも反応するため、「炎刃乱刀」2回発動も可能。

■デメリット面:

  • 「三途渡し」は攻撃力が高いものの誤爆が多い高リスクの技なので運用が難しい。

  • 絡め手が少なく物理で殴るだけになりがち。特に斬属性耐性持ちには苦しい。

  • スキルのTP消費が多いので種族によってはTPが枯渇する。

ハウンド(後衛職)

■評価:★★★★★★
■役割:特殊・アタッカー
■装備:弓/軽鎧/服
■二つ名:飛鷹を伴う射手・犬狼を導く射手
■概要:シリーズのレンジャー等の弓職の系統だが、Ⅲのビーストキングのようなペット召喚スキルも持つ。
召喚スキルレベルが高いほどペットステータスも上がるが、それだけTP消費も大きいのでハウンド本人のTPは枯渇気味になる。
基本的にピーキーな性能でペットがいる間は強いが、ペットが死ぬと非常に弱くなる。
ペットは鷹と猟犬を召喚可能だが、2匹で2枠消費するので、ドラグーンやネクロと召喚枠が競合するため注意。また、2匹召喚するとTPが確実に枯渇するため、TP回復アイテムか食料が必要となる。
他の召喚職と同居するため、鷹か猟犬のどちらかだけ召喚するのもありか。
鷹は攻撃寄り、猟犬は回復・防御寄りの性能。
鷹は盲目、猟犬はHP回復と脚封じ・追撃が強いが、他職(マスラオの兜割りなど)の攻撃面も考えると脚を封じてくれる方が有り難い。
地味だが各種状態異常と3部位封じをカバーしているため、セスタスやリーパーがいない場合は重宝する。
ペットには食材を与える事でHPが回復可能。

■メリット面:

  • 一度ペット召喚すれば迷宮内で長時間維持が可能。

  • 攻撃や回復、封じなどをペット(猟犬/鷹)側がある程度はしてくれる。

  • 猟犬に「防衛指示」で他キャラの庇いが出来るため、四天マスラオ等とは相性がいい筈。

  • 弓で遠距離攻撃が可能なので前衛に近接アタッカーを3枚置ける。

  • 「足甲貫き」の猟犬の追い打ちダメージがそこそこ出る。

  • そのエリアのF.O.Eなど封じがほぼ必須の敵を倒さないと行けない場合、セスタスとハウンドで封じ役を2枚にして封じを手厚くさせる事が可能。

■デメリット面:

  • 召喚枠をドラグーンやネクロマンサーと競合する。

  • 召喚に必要なTP消費が大きい。

  • ペットのダメージが余り出ない。

  • ネクロ等の他の召喚職が強力なので主張が薄い。

  • ペットが打たれ弱い上に死ぬと戦力が激減し、TP再召喚コストが非常に高い。

  • スキル自体が多彩で色々出来るものの、戦闘中は他キャラのフォローが忙しく、回復や防御で手が埋まる。

職業評価 ブラニー族

■種族ブラニーの概要:
小人的な種族。
初期でハーバリストとシャーマンの2つの職業に就く事が出来る。
WIS/VITが高く防御力に秀でた種族。
LUCは高くないため状態異常が入り辛く、ハーバリストの二つ名「天真なる毒殺者」等のデバッファーをするには余り向いていない。
「天真なる毒殺者」にはルナリアやアースランなどLUCが高い種族を当てたほうが良い。
ステータスが低い分、ユニオンスキルが飛び抜けて優秀。
特に「電光石火」「ヒギエイアの杯」「イージスの盾」「守備の号令」等がかなり壊れている。
PTにブラニー族を一人は入れたいが、どの職で入れるかが難しい。
ハーバリストの二つ名「慈悲深き薬草師」で入れるのが最も無難か。

ハーバリスト(後衛職)

■評価:★★★★★★★★★★
■役割:ヒーラー・デバッファー(状態異常)
■装備:杖/弓/鎌/服
■二つ名:慈悲深き薬草師・天真なる毒殺者
■概要:メディック系統の回復専門職。
回復、状態異常解除、蘇生復活の三種の神器を持つ。
スキルはヒーラー兼デバッファーのいい所取り。
デバフを重視するなら種族LUCが必要だが、初期種族のブラニーはLUCが低いため、転職等でLUCの高い別種族を就けさせたい。
敵への状態異常付与や弱体化スキルもある。
(二つ名を取らないと、封じの任意解除は出来ない。)

■メリット面:

  • 回復専門職ながら状態異常付与も可能なため、ダメージを受けていれば回復、無傷なら状態異常のばら撒きとやれる事が多い。

  • 弓が持てるためフェンサーのチェインスキルとシナジーあり。

  • 「チェイスハーブ」が非常に強い。被ダメの度に回復するので半壊や全滅クラスのダメージをチェイスハーブでかなり耐える事が出来る。

  • 「リザレクトハーブ」で戦闘不能状態からHPほぼマックスまで蘇生出来るのはやはり強い。アイテムのネクタルでの蘇生はリスキル(リスポーンキル。蘇生したターンにダメージを受けてまた直ぐに殺される事)が非常に多いためレスキルを防げる意味がある。

■デメリット面:

  • シリーズのメディックと比べると状態異常・弱体化スキルがある分、回復万能職としてはやや力不足。

  • 二つ名「天真なる毒殺者」はスモークスキルで状態異常や弱体でサポートするキャラだが、役割がリーパーと被りシナジーが余りない。(一応耐性が下がる分シナジーはあるのだが余り感じない。)

  • 「天真なる毒殺者」のスモーク派生スキルは雑魚戦では派生する前に終わり、ボス戦ではそこまで行動に余裕がないため、有効に使える機会が少ない。

  • 「天真なる毒殺者」の「先制スモーク」は先制率がそこまで高くないためSPを振る意味が薄い。

シャーマン(後衛職)

■評価:★★★★★★★★
■役割:バッファー
■装備:杖/弓/剣/軽鎧/服
■二つ名:天譴を下す巫子・天寵を告げし巫子
■概要:バード、プリン(セ)ス系統のバフ職。
味方の(強化と)弱体解除が可能。
(弱体解除は二つ名「天譴を下す巫子」のみ可能。)
二つ名次第だが、「天寵を告げし巫子」のバフのついでに回復させる「分霊」が手厚い。消費TPも少なく長期戦に強い。

■メリット面:

  • 攻撃・防御・属性耐性等、様々な全体バフが可能。

  • 弱体化の解除が可能。

  • 祈祷スキルはフェンサーのチェインスキルとのシナジーが抜群。

  • 持てる武器が多い。

  • HPを減らしながら戦うセスタスやリーパーとは相性が良い。特に「分霊」は低TPで効果が高いのでメインヒーラーの負担が減る。

  • ターン数はかかるが「神託:乱舞」で属性攻撃も可能なのでウォーロックの代役も一応可能。

■デメリット面:

  • バフを撒いた後にHPも十分ある状況ではする事がなくなりがち。「神託:乱舞」で属性攻撃出来るがターン数がかかる。

  • サブの回復役としては十分機能するが、メインの回復役として使うには心許ないため別途メインの回復専門職が必要。

パーティー構成について

世界樹の迷宮Vは他の世界樹シリーズと比べると、(比較的)難易度がそこまで高くないため、表ストーリーのクリアだけならある程度どのようなパーティーでもクリア出来るとは思うが、実際には快適にプレイ出来るパーティーや、戦闘で強いパーティー等は存在する。

それらを自分で考えて試すのがこのゲームの醍醐味だが、一例として自分がどのように考えてパーティー構成していたのかを記す。

■パーティー構成の方針

ヒーラーのハーバリスト、封じ役のセスタス、デバッファーのリーパー、アタッカーのマスラオはパーティーに最低一人は入れたい。(入れなくても進められるが、いると楽・便利)

残る一人はバッファーのシャーマン、タンク職のドラグーン、特殊なスキルを持つ死霊使いのネクロマンサー等が候補になるが、セスタスやマスラオを二人体制にするのもかなり強い。

リーパーを入れない場合は、状態異常付与の絡め手が少なくなる。
その場合はハーバリストの二つ名「天真なる毒殺者」を入れる等して工夫したい。

シャーマンは序盤は効果を実感し辛いが、各種バフが強くサブヒーラーとしても使えるのが大きい。
初代『世界樹の迷宮』や『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』のバードと使い方が似ているため、バードを使っていた人には、どういう職なのかイメージし易いだろう。

ネクロは序盤から終盤まで強いが、死霊の出現・HP回復・ゾンビパウダー使用等の工程や前提作業が地味に面倒で気疲れする。
使うのが多少面倒でも強い方が良いという人にはお奨め。

パーティーの一例

  1. 全対応安定型パーティー
    ■前列|マスラオ|セスタス|リーパー|
    ■後列|シャーマン|ハーバリスト|
    自分の表ボス攻略パーティー。
    瞬間的なダメージこそ出せないがほぼ全対応で長期戦に強く安定感がある。

  2. マスラオ2枚構成①
    ■前列|マスラオ(四天)|セスタス|リーパー|
    ■後列|マスラオ(一刀)|ハーバリスト|
    前衛に四天、後衛に一刀でマスラオを2枚起用したアタッカー3枚構成。
    四天は四神や八重の華+返り咲で火力を出す。
    一刀は後衛から空刃+剣神で火力サポートし四天が落ちたら前衛に出る。

  3. マスラオ2枚構成②
    ■前列|マスラオ(四天)|セスタス|フェンサー|
    ■後列|マスラオ(一刀)|ハーバリスト|
    2のリーパーをフェンサーに入れ替えた構成。
    防御はフェンサーの先制ウィンドカーテンとビジョンスラスト、ハーバリストのオートリザレクトでカバー。チェインスキルルートも鎧通しと雷神拳、弓で全員追撃が可能。
    一見強そうに見えるが思ったより安定しない。

  4. マスラオ2枚構成③
    ■前列|マスラオ(四天)|マスラオ(一刀)|セスタス|
    ■後列|シャーマン|ハーバリスト|
    自分の第六階層攻略時のパーティー。
    前衛をマスラオ2枚とセスタス。後衛をハーバリストとシャーマン。
    後ろが回復とバフで堅いのでF.O.Eやボス戦に強い。

  5. マスラオ2枚構成④
    ■前列|マスラオ(四天)|マスラオ(一刀)|セスタス|
    ■後列|ハウンド|ハーバリスト|
    自分の第六階層攻略時のパーティー。
    前衛をマスラオ2枚とセスタス。後衛をハーバリストとハウンド。
    セスタスの「足甲貫き」とセスタスの「リバーブロー」で脚封じ役を2枚にし封じを手厚くした構成。第6階層には脚封じしないと厄介な敵が出現するため。脚封じの間も「足甲貫き」で猟犬がダメージを与えられるため中々強い。ハウンドには弓のフェイルノートを持たせたい。

  6. ネクロ2枚構成
    ■前列|前衛①|前衛②|
    ■後列|ネクロマンサー|ネクロマンサー|ハーバリスト|
    「ゾンビパウダー」からの「等価交換」によるダメージを主体とするネクロパーティー。ネクロを2枚にして死霊回しの効率を高める。前衛は誰でもいい。

■各職業の役割

  • マスラオ:メインアタッカー
    各種攻撃スキル
    弱体化(物理防御低下・回避低下)
    睡眠付与
    3箇所部位封じ
    雷複合属性攻撃
    炎属性攻撃(武器「山焼亡」の固有スキル「炎刃乱刀」)

  • セスタス:封じ兼サブアタッカー
    各種攻撃スキル
    3箇所部位封じ
    攻撃バフ(「粉骨砕身」)
    防御バフ(「金剛の構え」)
    雷複合属性攻撃

  • リーパー:メインデバッファー
    各種状態異常付与(麻痺・毒・混乱・呪い・死)
    弱体化(攻撃低下・封じ状態異常耐性低下)
    氷複合属性攻撃

  • ハーバリスト:メインヒーラー
    各種回復(HP回復・封じ回復・状態異常回復・戦闘不能回復)
    状態異常(毒・盲目・麻痺・混乱・スタン)
    弱体化(魔法属性防御低下)

  • シャーマン:メインバッファー
    各種バフ(攻撃・防御・命中・回避・属性耐性・封じ状態異常耐性)
    魔法3属性付与
    弱体解除
    サブ回復(「分霊」等)

  • ネクロマンサー:特殊
    召喚設置(死霊)
    弱体化(防御・魔法属性防御)
    炎・氷属性攻撃
    炎複合属性攻撃
    状態異常(毒・呪い・即死)
    回復(HP回復・戦闘不能回復)
    防御(「無慈悲な盾」)
    死霊HPと同等のダメージ付与

■職について一言コメント

  • マスラオ(評価:★★★★★★★★★★)
    強すぎる。縛りプレイでない限り使わない事は考えられない。
    二つ名は四天一流は防御を捨てた攻撃特化。
    一刀無双はオールラウンダー。

  • セスタス(評価:★★★★★★★★★)
    封じの専門職としてパーティーに入れたい。
    封じが成功すると、ボスのターンを無駄消費させてスキル攻撃を封殺するなど非常に強い。条件ドロップにも封じが有効。
    封じ以外にもアタッカーとして普通に強い。
    あえてセスタスを使わない場合はハウンドを入れたい。

  • リーパー(評価:★★★★★★)
    ロマン職。正直使い辛いが、状態異常一発で戦局がひっくり返る事もあるため我慢して使う価値がある。
    スキル振りが難しいが、状態異常全てを取ろうとせず主力の状態異常を二つくらいに絞った方がいい気がする。

  • ハーバリスト(評価:★★★★★★★★★★)
    回復役として一人は入れたいが、ネクロやリーパー、シャーマンもヒーラー的な役割は可能だが、ハーバリストの安定感には及ばない。
    「リザレクトハーブ」「ヒギエイアの杯」「イージスの盾」があれば大体のボスは倒せる。

  • シャーマン(評価:★★★★★★★★)
    終盤からクリア後要素以降はシャーマンが入るとかなり安定する。
    特に「分霊」で低TPで攻撃しながら回復させられるため長期戦に強く、メイン回復のターンを別の行動に使えるため、F.O.Eやボス戦では有り難い存在。セスタスやリーパー等HP消費しながら攻撃を行う職業を使う場合はほぼ必須。

  • ネクロマンサー(評価:★★★★★★★★★)
    ゲームバランス崩壊クラスのスキルを多々持っている。
    その分事前工程が多いため運用は面倒な部分も。

  • ドラグーン(評価:★★★★★★)
    使える場所はあると思うが、スキル振りが難しい。
    中途半端なスキル構成だとほとんど役に立たないため、使うなら防御極めにしたい。特に「バンカー」や「防御陣地」は最大レベルまで振らないと効果が薄い。
    防御専門職として使いたいが、肝心の防御力に今ひとつ信頼が置けない。
    バンカーかトーチカを敵より先に出せれば強いが先に攻撃されて半壊になる事もあるので速度が欲しい。

  • フェンサー(評価:★★★★★★)
    中上級者向けの職業。序盤は使えるが中盤以降は使い方が難しい。
    あえて組み込むなら回避タンクでの運用やチェインスキルをどう使うかが検討が必要だが、パーティー全体のスキル構成を練らないといけないため工夫が必要。チェインスキルは割りと着火しやすいため、メンバーを工夫したい。例えば、マスラオの「鎧通し」は突属性のため3種のチェイン全てに反応するためマスラオ主体のパーティーとも相性がいい。後列のハーバリストやシャーマンにも弓を持たせられるのでチェインを反応させやすい。パーティーが半壊になるとチェインの発火源が減るため一気に戦力ダウンする。

  • ハウンド(評価:★★★★★★)
    弓職やペット好きな人向けの職業。脚封じで犬の追撃が入り、そのままマスラオの兜割りにもつなげられるためマスラオのいるパーティーで使いたい。

  • ウォーロック(評価:★★)
    六属性扱える等今作特有の良さはあるが、他職が強力なため使い方が難しい。「レビテーション」は強そうだが大して先制率が上がらない。最大レベルなら先制率を90%くらいにしてあげても良かったと思う。

■種族について

種族は職業の初期種族でも問題ないが、物理アタッカー職にはアースランかセリアン、LUCが重要な職業(状態異常・デバッファー)はアースラン、大量のTPを使う魔法職はルナリア、のように大雑把に考えておけばいいだろう。

但し、ユニオンスキルの「ヒギエイアの杯」「イージスの盾」は非常に強力なので、ブラニー族を一人はパーティーに入れたい。
特に「イージスの盾」は一部のボス敵にはほぼ必須?となっているためブラニーを使わないとクリアが非常に難しくなっている。
ブラニーを使うにはシャーマンかハーバリストが適任だろう。

シャーマンやハーバリストには、不意打ち阻止率を上げる「不意打ち警戒」の付いた弓「キリングショット」を持たせたい。

世界樹の迷宮Vで冒険を進めるコツとTips

世界樹の迷宮Vでは「これをしておけば冒険を進めるのが楽」といったセオリーが幾つか存在するため、それを記してからこの記事の締めとします。

アリアドネの糸は2~3個常に持ち歩く

冒険を開始して序盤のミッションをクリアすると商店でアリアドネの糸が購入可能になる。

アリアドネの糸は全世界樹シリーズに登場しているアイテムで、ダンジョンから一瞬で町に帰還する事が出来る。
そのため、ダンジョンで物資が尽きたり敵に追い詰められてもアリアドネの糸さえあれば確実に生還が可能になる。

アリアドネの糸は戦闘中では使えないが、常に2~3個は持ち歩いておきたい。
というのも、アドベンチャーエピソードによってはアリアドネの糸を敵に盗まれる事があるからだ。
いざという時に帰れなくなるのは痛いので、アリアドネの糸は確実に持ち歩いておく。

パーティーは常に5人で構成する

世界樹シリーズのパーティー枠は通常5人だが、縛りプレイやロールプレイで時折4人以下や1人というプレイをしている人も見られるものの、最高難易度では5人でもクリアが厳しい程度の難易度に設定されているため、パーティーには5人の冒険者を入れるようにする。

パーティーに回復役を一人入れる

世界樹の迷宮Vにはヒーラーを担える職や二つ名が幾つか存在するが、序盤から中盤まではハーバリストが主な回復職になるため、ハーバリストはパーティーに一人は入れておく。

もしハーバリストを使わない場合、メディカ等の回復アイテムを大量に持ち歩く必要がある。メディカ等のアイテムは素材が必要なため、商店でいつも買えるとは限らない。
慣れるまではハーバリストをパーティーに加えておくべきだろう。

冒険者ギルドで冒険者を20人くらいは作っておく

冒険を始めたら、冒険者ギルドで取りあえずキャラクターを20人くらいは作っておく事をお奨めする。
各職業を大体二人以上作っておけばいいだろう。

何故かというと、後述の「追憶の音貝」を装備する事で、冒険に出ていないメンバーにも少しずつ経験値が入り、いつの間にかレベルアップしているためだ。

後半パーティーを入れ替えたい場合等にレベルが上がっていないと1レベルから鍛える必要があるが、最初に20人くらい作っておけばレベルアップ作業が大分省略される。

※アイテム「達人の書」を酒場のキャラに使う事でLV19以下のキャラをLV20にまで上げる事は出来る。しかしLV20からLV60程度まで戦闘だけでレベルを上げるのはかなりの作業となるため、出来れば「追憶の音貝」で楽をしたい。

出撃メンバーは追憶の音貝を装備する

「追憶の音貝」というアクセサリを序盤で入手出来るが、ダンジョンへ出撃するメンバーの誰かが装備していると、冒険に出ていないメンバーにも戦闘で得た経験値が一律10%ずつ取得されるため、後半パーティーメンバーを入れ替えたい場合等に、レベルが上がった状態になるのでかなりレベルアップ作業が楽になる。

レギュラーの出撃メンバーが64~66レベルとすると、「追憶の音貝」によるレベルアップで大体43~49レベルくらいには上がっている。
「追憶の音貝」は出撃メンバーが装備していないと効果がないので、ダンジョンに行く前は必ず装備させているかを確認する。

パーティーのバランス

自分の場合は世界樹の迷宮では大体アタッカー3、サポート1、回復1の割合がバランスがいいと考えている。
アタッカーは物理や属性魔法で攻撃するキャラ。
サポートは防御、バフ、デバフ(状態異常・封じ)が可能なキャラ。
回復はHP回復や状態異常回復、戦闘不能回復が可能なキャラ。
アタッカーが2枚だと攻撃が手薄であり、アタッカーが4枚だと攻撃に偏重過ぎてバランスが悪い、というように判断する。

また、世界樹の迷宮特有のシステムとして物理3属性と魔法3属性、これ以外の無属性というものがあり、それぞれ以下のようになっている。

【世界樹の迷宮の属性システム】
■属性:炎・氷・雷
■物理属性:斬・突・壊
■その他属性:無属性

敵の耐性や弱点もこの7属性に沿っており、斬が「◎」(最も効果的)の敵もいれば、「×」(全く効かない)敵や「△」(ダメージが通り辛い)敵もいる。
そのため、7属性をパーティー全体で満遍なく攻撃手段として用意出来れば、どのような敵でも何らかの属性攻撃で倒しきれるという事になる。

パーティーを構成する場合は、7属性をカバー出来ているか、或いは抜けがある属性はないか、という面からも考えるといい。

デバッファーは敵の累積耐性に注意する

世界樹の迷宮では麻痺、毒、呪いといった状態異常ステータス(バッドステータス)があり、この状態異常を付与する状態異常攻撃スキルが豊富にあるが、状態異常には累積耐性という内部ステータスがある事に注意する必要がある。
簡単にいうと、バッドステータスは最初はかかり易く、一度かかった状態異常には2回目以降はかかり辛くなる、といったシステムになっている。

例えばボス等を相手にバッドステータスを入れる場合、
一度目に毒攻撃を入れる⇒成功
二度目に毒攻撃を入れる⇒失敗(累積耐性で入り辛い状態のため)
という内部判定がされている事を覚えておく。

封じについても同様で、3箇所の部位封じにも累積耐性が適用されているので、最初は封じが成功しても二度目以降は累積耐性で封じが成功し辛い状態となる。

誰を軸にするのかを考える

パーティーの軸を誰にするのかを考えてパーティーを構成する。
例えばアタッカーとしてフェンサーをパーティーに入れる場合、チェインスキルという誰かが属性攻撃をするとフェンサーが自動的に追撃してくれるというスキルがあるが、この場合、チェインスキルのトリガーになる属性攻撃を誰がするかという事を考えてパーティーを組まなければならない。

属性攻撃のスキルを持つ職のキャラをパーティーに入れる、或いは全体属性付与が可能なシャーマンをパーティーに入れる、等を考えてパーティーを構成すると、よりキャラクターの能力を引き出しやすい。

色々な職を使ってみる

世界樹の迷宮Vでは隠し職業はなく全部で10職しかないため、取りあえず序盤で一通り使ってみる事をお奨めする。
思ったより強い・思ったより使い辛いという事が分かるはずだ。

中盤で二つ名が解禁されるので、二つ名を習得したらスキルを割り振って使用感を確認してみる。
こうする事で、今のパーティーのバランスが問題ないか、或いはこの職を入れるとより強くなりそう、といった事が分かってくる。

敵の弱点を衝いて戦闘を有利にする

世界樹の迷宮Vの大多数の敵には何らかの弱点が設定されており、そこを衝けると通常よりも大ダメージを与えられる。
または、状態異常や封じの成功率が上がる。

敵の弱点を見る方法としては、アイテムの解析グラスの使用かユニオンスキルのアナライズがある。
解析グラスかアナライズの使用後、Rボタンを押すとディクショナリー機能で敵のステータスや弱点を全て見る事が出来る。

探索ではBダッシュとカニ歩きを駆使する

ダンジョンの移動では通常移動がややもっさりした移動になっているが、Bを押しながら移動すると高速での移動(Bダッシュ)になる。
また、ある向きを向いたまま左右に移動するにはL(左)、R(右)に対応したカニ歩きが可能になっている。
Bダッシュやカニ歩きを駆使すれば迷宮探索を快適に行える。
初期移動速度やバトルメッセージの高速化もオプションから変更可能になっているので、プレイ前にオプションを変更しておきたい。

鍛冶で強化した武器は売らずにリサイクルする

世界樹の迷宮Vは商店で武器に鍛冶をする事で武器強化が出来る。
強化は最大+5まで可能なので、新しい武器を装備したら必ず鍛冶をしておきたい。
武器に固有スキル(武器依存スキル)が付いている場合、強化を最低+1はしていないと、固有スキルを発動出来ない。

鍛冶は素材でも可能だが、銅・銀・金のインゴットを使う事でも強化が出来る。
銅は+1、銀は+3、金は+5の強化が可能。
但し、インゴットは中々入手する機会がない。

インゴットの入手には、商店の鍛冶メニューのリサイクルを使う。
鍛冶強化済みの武器をリサイクルすると、断片が入手出来る。
断片を10個集めると、対応したインゴットになる。

そのため、強化済みの武器は売らずに出来るだけリサイクルで断片にするとインゴットが集めやすい。

ピンチの時にはユニオンスキルを使う

割と忘れがちになるが、世界樹の迷宮Vのユニオンスキルはかなり強力なので、使わない手はない。特にパーティー半壊時の切り札として「ヒギエイアの杯」はかなり強い。
「イージスの盾」もボスの攻撃を受け切る時に使えれば強い。
その他、便利な種族スキルもあるので、職業のスキルだけでなく種族スキルにも目を配ってSPを割り振っておきたい。

ヒギエイアの杯……ブラニー種族のユニオンスキル。全HP回復・全状態異常回復・全封じ回復・全戦闘不能からの蘇生しHPマックスまで回復。

条件ドロップが難しいボスは解剖用水溶液を使用する

ボスの中で条件ドロップが設定されており、商店に売ると強力な装備品が売り出されるものがあるが、大抵条件が厳しく設定されている。

条件ドロップを楽にクリアするには、解剖用水溶液を使用して使用ターンにその敵を倒すと、100%ドロップさせる事が出来る。
解剖用水溶液はアイテム入手の他、6層の敵が落とすが、稀少品なのでここぞという時にだけ使いたい。

クリア済み迷宮をショートカットする

アルカディア評議会で図鑑登録⇒マップ登録するとクリア済みの迷宮がショートカットされるようになる。
(例)
第一階層1階を踏破⇒
評議会で1階をマップ登録⇒
樹海入り口で第一階層2階が表示される。
(1階をショートカット出来る。)

レベルアップを楽にする方法

  • リーパーのスキル「魂寄せ」LV10で戦闘経験が倍になる。

  • マスラオのスキル「新たな強敵」で敵との連戦が発生し、稀少個体も高出現率のため、戦闘で得る経験が多い。「魂寄せ」を使用した状態で「新たな強敵」を使うと一戦毎の経験も多くなる。

  • 第六層に行けるのであれば29Fの部屋にいる敵(増殖する悪夢)を「魂寄せ」を使用した状態で倒せば経験が34万入手出来る。増殖する悪夢は直ぐにコピーが出現するので、連戦が可能。

第六階層へ行く方法

以下は一部ネタバレになるため、未プレイの方は注意して下さい。

第五階層25階で表ストーリーボスを倒した後、エンディングとスタッフロールが流れ、クリアデータをセーブするか聞かれる。
今進めているデータとは、別のセーブデータにクリアデータをセーブしておく。
タイトル画面に戻るので、ロードゲームを選択する。

<注意>
ここで★NEW GAMEを選択すると、引継ぎON/OFFの選択後、最初からゲーム開始になる。
引き継ぎありとはいえ、フラグや迷宮の進捗が全てリセットされるため、第六階層を直ぐにプレイしたい場合は★NEW GAMEではなく、クリアデータをロードして開始する事。

クリアデータをロード後、宿屋から出るとタウンクライヤーのメッセージで評議会に行くように言われる。
評議会でレムスからアルカディアの佩玉(はいぎょく)を受領する。
その後、第五階層25階のボス部屋の奥に進むと、アルコンが待っているのでアルコンと会話する。
アルコンから世界樹の指輪と世界樹の秘法を受け取る。
アルコンからの依頼を引き受ける。
扉を開けて部屋の奥にもう一つ扉があるので入ると、第六階層に移動出来る。

※個人の知識や印象を記載したため、間違っている可能性があります。
閲覧の際はご了承下さい。

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