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「無料ブログとWordPressの違いって?」無料ブログとWordPressの違いを分かりやすく徹底比較(WordPressでは書けないブログ運営論#10)

このシリーズはWordPressでゲーム特化ブログを運営する筆者が、WordPressでは書けないブログ運営の様々な話題を書いていく内容となっています。
以前、ブログを新しく初める方向けに、以下のような記事で無料ブログとnoteの比較をしました。

今回は、無料ブログとWordPressについて比較してみたいと思います。
以前の記事で、無料ブログとWordPressを選ぶ基準についてはまとめました。

無料ブログはお手軽に開始可能 WordPressは手間とお金が少しかかる

無料ブログとは、無料でブログ開設するサービスのことです。
日本の無料ブログで有名なのは、はてなブログ、ライブドアブログ、Amebaブログなどです。
はてなブログを例に取ると、アカウント登録からブログ開設まで、非常に簡単に開始できます。

1.アカウントを新規登録
2.登録したはてなIDでログイン
3.はてなブログを新規開設
4.ブログの設定
5.記事の新規投稿

WordPressでは、ブログ開設は難しいとまではいきませんが、無料ブログより開始時に行う作業は、ドメインの事前取得などが必要です。
(無料ブログでも独自ドメインの運用は可能ですが、基本は自分でドメインを用意することなく、ブログを開始できます。)

具体的には、無料ブログでは独自ドメインの取得は任意ですが、WordPressでは事前取得が必須です。
レンタルサーバー契約時にキャンペーンで無料ドメインをもらえることもありますが、基本的には希望のドメイン名を自分でドメイン会社と契約して取得してから、WordPressの開設を行うという流れになります。

一例として、「JPドメイン」を取得しレンタルサーバーで1年契約した場合の料金は、以下になります。

■ムームードメインのドメイン料金
ドメインの価格一覧
取得 1,980円
更新 3,040 円
1年合計 5,020円(初年度)※2年目以後は更新料のみ

■エックスサーバーの標準的なプランのX10の料金
エックスサーバー(X10)
初期契約 3,000円
1年契約 12,000円
1年合計 15,000円

独自ドメイン取得済みの無料ブログの有料プランとWordPress料金

無料ブログでも独自ドメイン運用が可能なブログ会社(はてなブログなど)の場合、有料プランの料金がWordPressでかかる料金とどうなのかは気になるところですが、ケースバイケースという感じです。

まず独自ドメインの料金は無料ブログやWordPressといった部分で違いはありません。(ドメイン会社から見ると契約相手がどのブログで運用しているかという部分は見ていません)

そのため無料ブログ会社の有料プランとWordPressのレンタルサーバーの料金の純粋な比較になります。
無料ブログ会社によっても料金が異なるため、印象だけで述べると以下のようになります。

レンタルサーバーには高額料金の上位プランから、超低価格の低料金プランまで様々なプランがあるため、単純な比較はできません。
上位プランほどサーバーリソースの割り当てや表示速度の高速化など様々なメリットが享受でき、低料金プランは料金が安い代わりに速度や機能面も相応、という感じになります。

あえて位置付けるならレンタルサーバーの標準プランより少し安いくらいなのが無料ブログの有料プランという印象です。

↑ 高い ↑
■レンタルサーバー上位プラン
■レンタルサーバー標準プラン
■無料ブログ有料プラン
■レンタルサーバー低料金プラン
■無料ブログ無料プラン
↓ 安い ↓

一例として、同じくエックスサーバーのプランとはてなブログProの料金を掲載します。

エックスサーバー(X10)
初期契約 3,000円
1年契約 12,000円
1年合計 15,000円

はてなブログPro
1年コース 8,434円
1年合計 8,434円

無料ブログではブログ会社の規約遵守が原則 WordPressではそれ程シビアではない

ブログ運営には様々な「規約」が関係しそれらの遵守が求められます。

ブログ運営の規約には、以下のような種類があります。
■ブログ会社の定めた規約(無料ブログの場合)
■レンタルサーバー会社の定めた規約(WordPressの場合)
■Web広告(アドセンスなど)の規約(広告掲載の場合)

無料ブログはアカウントを作って開始することになるため、ブログ会社が定めた様々な規約に違反すると、アカウントを剥奪(バン)されてブログが消滅することになります。

人気ブログや有名ブログでも、アカウントバンによりブログが非公開(凍結)にされたり、消失したという話を聞くことがあります。具体的には「無料ブログ アカウントバン」などで検索してみてください。
このように生殺与奪をブログ会社に握られた状態で運営することになるリスクもあります。

WordPressもレンタルサーバー会社と契約してレンタルサーバー上で運営する以上は、レンタルサーバー会社の規約を遵守することになりますが、通常は無料ブログほど厳しくはなく、ほぼ自由な環境と言えます。
規約違反でバンになることは、レンタルサーバーではまずないと思います。

また、仮にレンタルサーバーA社が利用不可となっても、別のレンタルサーバーB社にブログを移設(引越し)すればいいため、無料ブログよりバンのリスクは低いといえます。
WordPressで別のレンタルサーバーに移設する作業はそれほど難しくはないです。

基本的には、「All-in-One WP Migration」などのWordPressプラグインを使って全記事と画像ファイルをエクスポートし、別のレンタルサーバーに作ったWordPressに丸ごとインポートする、という感じで移行します。
実際に自分も「All-in-One WP Migration」でレンタルサーバー間移行したことがありますが、特に難しくはなく2日半で作業が完了しました。
(大半の時間はDNSの伝播時間にかかったもので、インポート作業自体は数分で終わります。)

移転作業について詳しくは以下の記事で書いています。

エックスサーバーからConoHa WINGへのWordPress移行手順を作成しました。(2019年版)【事前作業・問題解決・全画像有】※All-in-OneWP使用

ほかにも、検索エンジンがブログのアクセス元として重要ですので、Googleのコンテンツポリシーなどの遵守もアクセス増を考えるのであれば必要です。

(ブログ運営では著作権についても遵守する必要がありますが、ここでは割愛します。)

WordPressは環境の変化に強い 無料ブログは環境の変化に弱い

無料ブログではブログ会社がサービスをやめた場合、ブログ移転しないとブログが消失することになります。
実際に、主なブログサービスでも以下の会社がサービスを終了したため、ブログユーザーは他社に移行するなどを余儀なくされています。
今後もこうしたブログサービスを終了する会社が出る可能性はあります。

■終了した主な無料ブログサービス
・はてなダイアリー(2019年2月終了)
・Yahoo!ブログ(2019年12月終了)
・ヤプログ!(2020年1月終了)
・LINE BLOG(2023年6月終了)

WordPressでは「サービス終了」という概念がありません。
使っているレンタルサーバーがサービスを終了するといえば、別のレンタルサーバーにブログの内容を移行するだけです。

WordPressの場合、レンタルサーバーを変えても、土台側の変化がその上に乗っているWordPressに影響することはありません。
これは、WordPressが世界共通のオープンソースで作られているためです。
レンタルサーバー会社AのWordPressブログを、レンタルサーバー会社Bに復元することが可能なためです。

  WordPress        WordPress(内容は全く変わらない)
――――――――――  ⇒ ――――――――――  
レンタルサーバーA社     レンタルサーバーB社 

無料ブログの場合、ブログ会社の移行は大変な作業とリスクを伴います。
無料ブログ自体が他の会社と異なったシステムを使っているため、記法やURL/パーマリンク形式などが大きく異なり、単純に記事を移行するだけだと修正が必要な箇所が沢山発生します。
ブログ移転時のリスクについては、詳しくは以下の記事に書いています。

現代では、ブログ移行の作業を有料で代行するサービスもあるほどです。

また、検索エンジン的にも、URL/パーマリンク形式を変えることは評価を下げるリスクに直結するため、一度ブログを始めたらできるだけ環境は変えないほうが本来は良いのです。
このため301リダイレクトが使えるWordPressはブログを運用する環境として最適です。

WordPressは301リダイレクトが可能 無料ブログでは原則不可

個人的には、301リダイレクトが使えるかどうかがブログではかなり重要です。
301リダイレクトは、検索エンジン向けに評価を下げることなく、サイトを引越ししたりURLを変更したりする場合に使われます。

301リダイレクトは通常、htaccess(ドット・エイチ・ティ・アクセス) というサーバーにあるファイルに処理を書いて別のURLに転送させることで行います。

転送の際に「301ステータス」というコードが付与されることで、検索エンジンから見て、信頼できるサイトとみなされ、評価が維持(引き継がれる)されます。

検索順位が上位の記事の場合、サイト移設などでURLが変わるたびに検索エンジンの評価が初期化されていたら、労力をかけて検索エンジン対策をしても水泡に帰す事になります。
301リダイレクトにより検索エンジンの評価を維持することができれば、たとえ環境の変更などがあったとしてもリスクなく行うことができます。

301リダイレクトはWordPressでは大半のレンタルサーバーで使えます。
以下は自分のブログでhtaccessを修正してURL形式を変更した作業内容です。

301リダイレクトはサーバーの内部のファイルを修正する行為なので、無料ブログでは原則不可のところが大半だと思います。
このためブログ引越しの際に検索エンジン向けに評価を維持したまま、引越しを行うということが、無料ブログでは難しくなっています。

一応、同じドメインから同じドメインでの引越しはURLが変わらないため影響はなさそうですが、URLが変わる場合(無料ブログから独自ドメインを取ってURLが変わる場合)は、301リダイレクトが使えない無料ブログだと、検索エンジン向けの評価がなくなるリスクが非常に高くなります。
そこで無料ブログでも独自ドメインを取得して、環境が変わることへのリスクを減らすことになります。

WordPressは自分ルールで何でもあり 無料ブログはブログ会社に従う必要あり

WordPressは自分でドメインを契約して自分でレンタルサーバーで場所を用意してブログを設置するので、まさに自分がルールの何でもありの世界です。
例えば、ブログの速度が遅いと思ったら、高速化を実現するキャッシュプラグインをインストールして自分で速度表示を高速化させることが可能です。

また、速度が速いサーバー会社と契約してブログを移設するという手段も使えます。
WordPressはオープンソースのプログラムなので、レンタルサーバーが変わってもWordPress自体を復元することは簡単です。
以下は自分がレンタルサーバー移設した手順をまとめた記事です。

無料ブログでは、不満点があってもブログ会社の方針に従わないといけません。速度が遅いと思っても、ブログ会社が何とかしてくれるのを待つしかありません。

また、無料ブログで不満があるからと引越しを考えても、WordPressほど簡単ではありません。
無料ブログでは独自のシステムが使われたり制限を掛けられていることが多く、そのまま記事を移行すると表記がおかしくなるなど、修正が必要な箇所が発生します。
もし記事が数100から1000以上あった場合、修正箇所の修正にかなり時間が取られることになります。

WordPressはアクセスは自分で何とかするしかない 無料ブログは色々な流入元が用意されている

これは良く知られているので詳しくは書きませんが、WordPressには他の無料ブログやWordPressブログ同士で連携する機能はないため、アクセス元は検索からのアクセスにほぼ限られます。

検索結果に載るには、ブログがインデックスされてから日数が必要なため、記事を書いても直ぐに検索で見られることはありません。
そのため「陸の孤島」「壁に向かってブログを書く」などと揶揄されます。

自分で何とかするのがWordPressなので、Twitterなどで更新通知するなどアクセス元を増やしている方が多いと思います。
このnoteもWordPressブログのバックリンク兼アクセス元として開始しました。
詳しくはこちらに書いています。

一方多くの無料ブログは、最初から多数の導線が用意されています。
無料ブログのトップページ掲載、ブックマーク、ブロググループ、読者登録、イイネ機能などです。
自分で何とかしなくても最初から多数のアクセスが見込める環境が用意されているのが無料ブログのいい点です。

また、はてなブログなどでは、SmartNewsへの掲載権利が最初からあります。よくスマニュー砲が着弾、と書かれているのはSmartNewsに掲載されてアクセスが一時的に増えた、ということです。
が、WordPressブログではSmartNewsの掲載には審査があり、合格して登録されなければいけませんが、個人ブログでは審査合格は難しいとされています。

無料ブログはいきなり高い検索順位をもらえる(場合もある)WordPressは育ち切るまでは検索に弱い

無料ブログによりますが、検索に強い無料ブログ(はてなブログなど)の場合、初めたばかりのブログでも、書いた記事がいきなり検索結果の上位に表示されることがあります。

これは記事の内容も重要ですが、使っているブログ会社が検索エンジンに高く評価されている(ドメインオーソリティが高い)ため、たとえ初めたばかりのブログであっても、検索エンジンから見ると「このブログ’(のドメイン)なら高い評価をあげても大丈夫だろう」と見なされる仕組みになっているためです。

WordPressでは独自ドメインが前提となりますが、新規ドメインの場合は検索エンジンから見ても「このブログ(のドメイン)は見慣れないドメインで信用できないから検索順位は低めにしておこう」と見なされることになります。

そのため、最初は検索順位が低くても、運用年数を重ねて検索エンジンに信頼される(ドメインオーソリティを高める)必要があります。
育ち切って検索エンジンに信用されたWordPressは検索結果上位を取ることも可能になってきます。

なお、noteも検索順位上位のページを最近良く見かけるようになりました。
元々、noteは検索にそれほど強くないと言われていたようですが、最近はユーザーも多く、検索順位も上位を得られるほどドメインが強くなっている感じがします。

但し、同一ドメインのページは検索結果に2件までしか表示されない制限はnoteを含む無料ブログ(独自ドメイン化なし)の場合、大きな壁となります。
仮にnote自体が検索に強くなっていたとしても、自分のnoteの記事が全noteの中でほぼ最上位を取らないと検索結果に載ることができません。
「欲しいキーワードでnoteで書いた記事」で「上位表示結果を取る」ことは、至難の業と言えます。

noteの場合、非常に高額な有料プランから独自ドメイン化が難しいため、検索結果上位を取るというブログにおける通常の戦略は当てはまりません。
※個人的な解釈です。)

※無料ブログの場合、(独自ドメイン化しなければ)同じドメイン内で2件までしか検索結果に表示されなくなったため、無料ブログ同士での検索競争は厳しくなっています。

WordPressはアップデートやセキュリティは自己責任 無料ブログは全て運営会社がやってくれる

WordPressではWordPress本体、プラグイン、テーマの更新(アップデート)がかかった際は自分で更新作業をする必要があります。

更新はダッシュボード(管理画面)内でボタンを押すだけなので難しくはありません。
更新が必要かどうかも全てWordPressや使用テーマ、プラグイン側で判断して自動的に表示されるので、自分で特に調べたりする必要はありません。

但し、更新を押して万が一トラブルが起きたとしても、自分がバックアップから復元するなどのリカバリー作業をする必要があります。
そのため、定期的なバックアップの取得も必要になります。

(ただ、functions.phpなどを編集しない限り、異常が起こることはまずありません。自分は5年近く運用していますが、functions.phpの編集以外で致命的なエラーが起きたことはありません。エラーが起きてもファイルをバックアップから元に戻すだけなのでリカバリーも簡単です。)

また、アカウントの乗っ取りなどを防ぐため、WordPressのセキュリティ対策もしないといけません。
セキュリティ対策はプラグインを入れるなどが主となるため、やり方を説明した記事を検索してその通りにすれば専門の知識も要らず、簡単に行えます。
具体的にはWordPressを常に最新の状態にしておく事、スパム対策プラグインを使うことなどです。

日頃から「自分のブログは自分が守る」という意識が必要な、自由と裏返しの自己責任で運営するのがWordPressです。

無料ブログでは、このような煩雑で技術的な作業は全て運営会社が行ってくれます。
仮にサーバーエラーがあっても、運営会社が対応するため、ユーザーが自分でバックアップから戻したりエラー原因を調査する必要は全くありません。

WordPressはデザイン面で有利 無料ブログはデザイン面で不利

無料ブログでも美しいデザインにしているブログもありますが、どちらかというと例外的です。

無料ブログでは、ブログ会社が強制的に入れる広告や、固定的なデザインがあり、ブログオーナーからも読者からもそれらは邪魔な要素になります。
邪魔な要素を外すためには、ブログ会社の用意した有料プラン(上位プラン)を利用する必要があります。

無料ブログではレンタルサーバーの料金は必要ないものの、ブログの環境を良くしようと思うと、結果的にお金を払う必要が出てきます。
「環境が悪い無料ブログでも料金を払わずに無料のまま頑張る」という考えの人もいますが、リスク分散やドメインエイジの観点から、無料ブログで長期間ブログを運営することはリスクが年々増大することにつながるためお奨めできません。

また、無料ブログでのデザインの編集は、ブログ会社によって差はあるものの、限定的で制限があることが大半です。
ブログ会社では共通のサーバー、共通のシステムを使っているため、
サーバー内部のファイルを変更するとほかのブログにも大きく影響が出るため、ブログユーザーが変更可能な範囲を制限して影響が出ることを防ぐという考えです。

無料ブログ会社が用意するデザインテンプレートは、一社が作っている関係上、数が多くないため、他ユーザーとデザインが被ることも多く、その点で不満を抱くこともあります。
ユーザーが作ったカスタムテンプレートを着せ替えのように使えるブログもありますが、やはりプロが作った専用のデザインテンプレートとはどうしても機能面、デザインの美しさにはかないません。

WordPressは世界中にアマチュアやプロのテーマ作成者がおりテーマを提供しています。
有料テーマも数多くあり、デザインや機能が優れた有料テーマを使用できます。
日本語のテーマもたくさん用意されています。

WordPressでも人気テーマの場合はデザインが被ることもありますが、PHPやCSSで細かく編集が可能なため、世界で一つだけの自分のオリジナルなデザインにすることもできます。

無料ブログはユーザーが多くトラブルになることも WordPressは孤独な運営

無料ブログは初心者から上級者まで様々な人が近い距離でブログを運営することになります。
ユーザーが多い分、コメント欄やソーシャルブックマークで中傷コメントが書き込まれたり、ブログ間で喧嘩になるなどのトラブルに発展することもあります。(勿論ならないこともあり人によります)

WordPressではコメント可での運営もできますが、人が周りにいない分トラブルが起こり難い環境ともいえます。

ここまでのまとめ

幾つか書いてきましたがまとめると以下のようになります。

無料ブログ(はてなブログ、ライブドアブログ、Amebaブログなど)
・アカウントを作るだけで手軽に開始
・費用ゼロで開始
・ブログ会社の方針や規約に従う、違反した場合は停止やバンのリスク
・サービスの停止や環境の変化に弱い
・他社やWordPressへの移転は作業やリスクを伴う
・アクセス面で最初から導線や流入元がある
・無料ブログのドメインパワーで最初から検索上位が可能
・バックアップやセキュリティはブログ会社が行う
・301リダイレクトが使えないなど機能面で圧倒的に不利
・テンプレートの少なさで画一的な外観になり、デザイン編集も制限
・多数のユーザーが集まってくるため誹謗中傷やトラブルもある

WordPress(レンタルサーバー)
・開始時に手順や作業があり、初期費用が必ずかかる
・プラグインやレンタルサーバーの移行など、何でもありの運用が可能
・環境の変化に強く、レンタルサーバー間の移行も簡単
・導線がなくアクセスを集めるためにユーザーの努力が不可欠
・新規ドメインは検索エンジンから評価されるまでかなり時間がかかる
・規約に関してはほぼ自由でバンされるリスクはない
・WordPressアップデート、バックアップ、セキュリティなどの運用も自分自身で行う
・301リダイレクトが使えるのでURL変更に強い
・有料・無料の豊富なテーマが使える、デザイン編集の制限がない、デザインスキルがあれば美麗なブログデザインが可能
・孤独な運営となるがトラブルも起こりづらい

無料ブログの特徴のまとめ
■知識が不要、お手軽、費用面で無料など初級者が入りやすい
■多数の導線でアクセスを集めやすい環境
■反面、規約制限で自由な運用がし辛く、アカウントバンやブログ消失など環境が大きく変わるリスクが常に付いて回る

WordPressの特徴のまとめ
■開設にある程度の作業とコストがかかる中級者向け
■一度開設すれば長期的にローリスクで運用可能
■制限がない環境なので、ドメインが育った場合は検索に強いブログになる

何度か書いていますが、WordPressと無料ブログでは、それぞれ向いている人・向いていない人がはっきりしているため、自分に合ったブログを選んで開設することが重要です。

いつもお読みくださり有難うございます!サポートいただければ励みになります!