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新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士 難易度エキスパート攻略と職業メモ

『新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士』(難易度エキスパート)表ストーリーをようやくクリアしたので、恒例の攻略ヒントと職業メモを書きます。

このnoteでは『新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士』について、プレイしながら職の特徴やスキル構成などをメモしていたものを公開したものです。

世界樹の迷宮のシリーズの特徴、プレイに向いている人・向いていない人の判断、ストーリーモードとクラシックモードについて等の解説は以下の記事で行っています。

なお『新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士』ゲームレビューはこちらでしています。

PT構成と必須職

ストーリーモードでプレイすると、最初に主人公と仲間のフラヴィオがパーティーにいて、ストーリーを進めると最大5人パーティーになる。

ストーリーモードのパーティーは主人公がファフニール、フラヴィオがレンジャー、アリアンナがプリンセス、ベルトランがパラディン、クロエがドクトルマグスという職構成になっている。

初期パーティーは非常にバランスがいい構成なので、特に転職しなくても問題ない。
もし変えるならフラヴィオをガンナー、クロエをメディック、アリアンナをアルケミストに転職させる事が考えられる。
この辺りは好みなので、「飽きたら転職」しても大丈夫だ。

クラシックモードでプレイすると、冒険者ギルドで最低5人は冒険者を作ってPTに入れる。
4人以下のPTは特にエキスパートでは自殺行為なので辞めておいた方がいいだろう。
クラシックモードで最低限入れるべき職は、パラディン、メディックの2職だ。ペットとドクトルマグスでもいいが、前衛ガード職と回復ヒーラー職はほぼ必須なので、この2職は絶対に作ると覚えておく。

残りの3人は、プリンセス、ガンナー、ブシドー等はどうだろうか。
プリンセスは各種号令とリンクオーダーのマルチなバランサータイプ。
ガンナーは回復、封じ、属性攻撃が可能な後衛万能職。
ブシドーは属性攻撃が可能な高火力職で守備に不安はあるが、パラディンを入れておけば問題ないだろう。

新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士の職業の解説

『新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士』(以下新世界樹2)はDS版『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』をリメイクした作品で3DSのゲーム。

新世界樹2では、リメイク元の『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』の12職に加えて、ストーリーモード主人公職の「ファフニール」、『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』の「プリン(セ)ス」、『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』の「ハイランダー」を加えた、計15職が使用可能になっている。

パーティーの最大人数は5人なので、どのような職業を入れるかでプレイの難易度や快適さが変わってくる。
序盤は色々な職業を作って入れ替えながら使ってもいい。
後半は非常に強いボスが出現するので、火力を十分高めて対応したい。

新世界樹2では、防御力が薄い職でも、パラディンの「盾マスタリー」等のスキルをグリモア化すると、盾が装備出来るので、ある程度は防御の改善が見込める。
(前作新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女でもこの仕様があったのだが、知らずにクリアしてしまった。)

ボスは体力が減ると高ダメージの攻撃を繰り出してくるため、ボス戦では火力がこれまで以上に重要になった。極力早めに倒せるように、火力とダメージの底上げを狙いたい。
理想は最低限の防御を担保した上での火力全振りである。

また、敵の3色属性に弱点を持つ敵が多いことが特徴だが、クラシックモードで属性攻撃手段がないパーティーでは、攻略がきつくなる点は留意すべきだろう。

ストーリーモードでは、最初から用意されたプレイアブルキャラの5人を使うことになる。
この初期キャラの職が気に入らなければ、転職させる事も出来る。(ファフニールは転職不可。)
が、初期キャラの職はバランスが取れていて火力も比較的高いため、特に変えなくてもクリアは問題なく出来るだろう。

ちなみに、筆者が難易度エキスパートのストーリーモードをクリアしたパーティーの職は、「ファフニール・パラディン・プリンセス・ガンナー・ドクトルマグス」である。

また、自分で作ったキャラはストーリーモードでは使えない点に注意。
(そもそもストーリーモードでは冒険者ギルドのメニューに冒険者の登録が無い。)

職業評価(前衛職

【星五段階評価】
★★★★★……最強
★★★★……強い
★★★……普通
★★……弱い
★……最弱

前衛職
前衛職は、隊列の前衛に配置して敵を攻撃したり、敵の攻撃からパーティーを守る役目を担う。
前衛職には高い防御とHPが求められるが、ブシドーやダークハンターのように防御が低い職業もいる。

ファフニール

お奨め度:★★★★★
攻撃力:★★★★★(物理攻撃ブースト/属性攻撃ブーストあり)
防御力:★★★★(軽鎧/盾なし・変身時高HP)
最適位置:前衛(スキルによっては後衛も可)

ストーリーモード主人公の職。
ストーリーモードでは転職不可。(クラシックモードでは条件を満たせば転職可能。)

装備は剣と刀が持て、防御は低装甲というブシドーと似ている火力特化型。
フォースブースト/フォースブレイク中は特殊スキルが使用可能になり、爆発的な火力が出せる。
雑魚戦ではセイバースキル、ボス戦ではフォースブーストからの特殊スキルを使う運用になる。

3色属性攻撃は、デフォルトパーティーの構成では、唯一リンクオーダーやチェイス攻撃の着火元になれる。
死にそうになったら、取りあえずフォースブーストすれば、HPの上限が増えて最大まで回復するため、緊急回避的に変身しても良い。(敵の最速発動よりも速く変身する。)

中盤以降はHPも伸び、変身中は生存率が高い。変身前と変身後では、火力・HPとも2~3倍は違うので、正に切り札的な存在になる。

「リンクオーダー」やチェイス攻撃の着火元になれるので、プリン(セ)スやソードマンとの相性が良い。
変身後のウェイブスキルは遠隔属性なので、変身したら後衛に下げても問題ない。

ウェイブスキルはTEC依存なのでTEC装備で火力を上げることが出来る。
職制限で盾装備が出来ないので、グリモアの「盾マスタリー」などを入手したら盾装備をさせたい。
ファフニールをクラシックモードで使うには、一旦ストーリーモードをクリアした後、データを引継ぎする事で使える。

属性攻撃だけでなく普通の攻撃スキルも使える。フルスラッシュは戦闘初ターンに使うと高倍率のダメージを与えられる。LV1で十分なダメージが出るので、SPの割りに単価が高い攻撃になる。
あと一撃で倒せそうな敵にはオーバーキラー。全体ダメージが出るので複数敵相手には便利なスキル。

レゾナンスソードはターン経過でチャージ段階が上がり、最低が1で最大4まで上がる斬攻撃。
使うなら最大溜めのチャージ4で使いたい。チャージ4で使うと高倍率のダメージが出る。

ファフニールは主人公に申し分ない性能とはいえ、明確な弱点としては、フォースブースト発動しないと防御が弱いので、発動前に死なないように注意する必要がある。

また、攻撃スキルが属性攻撃に偏っているので、属性攻撃に耐性がある敵に対しては若干ダメージが出し辛い。
スキルのTP消費が多い割りにはTP最大が低目なので、アクセサリ装備でTPを増やす装備させる等何らかの工夫が必要になる。

ソードマン

お奨め度:★★★
攻撃力:★★★★(物理攻撃ブーストあり)
防御力:★★★★(重鎧/盾あり・高HP・物理防御ブーストあり)
最適位置:前衛

重装甲で剣・斧が持てる物理アタッカー。
攻撃も防御も自分で担保出来る自己完結型の戦士。
前作ミレニアムの少女では高いLUCだったが、新2ではLUCが大幅に下がったので、状態異常に弱くなっている面がある。

単独での攻撃性能はあるが、パーティー連携型等の柔軟なビルドも組める。
ビルドの方向性としては範囲特化型、単体特化型、通常特化型、チェイス特化型の4タイプになる。

剣スキルをメインに取る場合は範囲攻撃に特化したビルドになる。

斧スキルをメインに取る場合は単体攻撃に特化したビルドになる。
斧スキルは一撃が重い攻撃が多いので、モンスターグリモアの「溜める」(チャージ系のスキル)等とは相性が良い。

通常特化型は「フェンサー」と「ダブルアタック」をひたすら上げて通常攻撃だけで火力を出すクリティカル単打マンになる。

チェイス特化型は3色属性攻撃の着火元の攻撃に応じて自身も追撃を発動するというタイプのビルド。

チェイス特化型にする場合は、他のメンバーも属性攻撃を出来るメンバーを揃えてチェイス発動回数を高める工夫が必要になる。そのため、ソードマンを中心にしたパーティー編成を組む事になるが、パーティー編成が偏るため余りお奨めは出来ない。

チェイス攻撃は追撃率に応じて複数回発動する事も可能。
チェイス特化型のパーティーは着火元のファフニール、ガンナー、アルケミストとは極めて相性が良い。
またプリン(セ)スの「リンクオーダー」とは着火元と別個に反応するのでシナジーが高い。

反面、チェイス特化型は極端に他メンバーの攻撃に依存するため、他メンバーが状態異常や死亡になったとき全く攻撃手段がなくなる点は注意。

チェイス型ソードマンの弱点としては、3色属性攻撃がチェイス攻撃になるため着火元が必要で若干面倒な点だろう。
素直に3色属性させるならファフニールのセイバースキルをグリモア化して持たせる運用をするのもいい。

ソードマンでなければ出来ない行動というものがなく、パラディンが攻撃でも水準以上の能力なので、同じ物理前衛職のソードマンはやや影が薄くなりがち。

盾を持てるという事も、盾マスタリーのグリモアを持たせれば全職が盾を持てるため、メリットになっていない。もしグリモアのシステムがなければ盾が持てる稀少な前衛としての存在価値があったのだが。

パラディン

お奨め度:★★★★★
攻撃力:★★★
防御力:★★★★★(重鎧/盾あり・高HP・盾マスタリーあり・物理防御ブースト/属性防御ブーストあり・各種ガードスキル所持)
最適位置:前衛

タンク職。重装甲で剣・斧が持てて、壊攻撃を担当可能。
(DLC購入でハイランダーを追加時は槍も使用可能。)
パーティーの防御面の6~7割を担当する。
前作ミレニアムの少女よりTPが増えて運用が楽になった。

使い方は他の世界樹シリーズと同じく、各種ガードスキルで敵の攻撃の減衰を狙うのがメイン。
確率発生だが「パリング」が出れば攻撃を封殺出来る。

特定ボスにほぼ必須と呼べるようなスキルを持っている。(一応アイテムで代用は出来る。)

防御に偏った性能なので攻撃スキルは少ないが、「シールドスマイト」「シールドラッシュ」はダメージが防御値に依存するので、防御値の高い盾を入手すれば攻撃力が高まる。
弱い敵に対してはアタッカーとしても務まるが過信は禁物だ。

「この1ターン攻撃を耐えれば勝ち」という状況で使えるフォースブレイクを持っているのは非常に実用価値が高い。同様の性能のフォースブレイクを持っているのはペットの「究極がまん」くらい。

しかし、結局死ぬ時は死ぬのがこのゲーム。今作では、ボス戦がダメージレースになり、こちらが全滅寸前でも先に倒せればそれでいいという状況も結構あるので、単に防御を固めればいいというものでもないのが難しいところ。(パラディンの防御ですら追いつかない状況はボス戦では頻繁に起こる。)

パラディンスキルのグリモアについては有用な物が多いが、今作ではグリモアトレードが加わったので、パラディンスキルのグリモアもトレードで入手が可能になった。
盾が初期職業で持てない職にとって、「盾マスタリー」の存在は大きく、盾マスタリーグリモアを入手可能なグリモアトレードの有用性は非常に高い。

DLC購入でハイランダーを追加時は槍装備が可能なので、突属性担当がいない場合は槍を主武器にする事も可能。
例えばレンジャーやガンナー等防御が弱い突属性職を一切使わず、前衛を剣・斧・槍の使えるパラディンで固めるパーティー構成も可能。
(槍は『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』と異なり、列補正がかかる。後列からだと威力が落ちる。)

自ら回復する機会は少ないが、回復スキル(ラインキュア/ラインヒール)も持っている。TEC/VIT依存なので、そこそこ回復量が出る。

ブシドー

お奨め度:★★★★
攻撃力:★★★★★(物理攻撃ブーストあり)
防御力:★★(軽鎧/盾なし・各種構えで防御効果あり)
最適位置:前衛(スキルによっては後衛も可)

刀職。高火力低装甲の物理アタッカー。
前作ミレニアムの少女ではバードの「禁忌の輪舞曲」でブシドーの「無双の構え」をターン延長するという無法の運用が強かったが、それが出来なくなったのが痛い。

代わりに、本作ではフォースブースト「不動」で構えのターン延長が可能になったので、自前で無双の構えを6ターン維持する事が可能になった。これを最大限に活かして戦いたい。

ブシドーを入れるなら、パラディンやペットを入れて、防御の脆さをカバーさせたい。
前衛にブシドーを入れるのが不安なら、「居合い」で遠隔攻撃も可能なので、後衛に配置も可能。

持てる武器は刀だけだが、物理と属性の多数をカバー出来るのでドロップ狙いには便利。
前作新1と異なり、構えにバフ枠を使わなくなったのは大きい。

また、「阿吽の尾撃」(味方の通常攻撃をトリガーとして発動する攻撃)は、通常攻撃依存型のソードマン(ダブルアタック主体)と相性がいい。
阿吽の尾撃型ブシドーなら通常攻撃型ソードマンとパーティーを組む恩恵は大きい。
リンクオーダーやチェイス攻撃の着火元になれるので、プリン(セ)スやソードマンとの相性も良い。

何れにせよ、完成するまでに必要なSPが多く、大器晩成型の職になる。
転職するならストーリー後半になってからの方がいいだろう。

構えスキルを取るだけでは刀を構えることは出来ないので注意。例えば居合いの場合、
「居合いの構え」(補助スキル:刀専用:構え)1以上
「鞘撃」(攻撃スキル:刀専用:構え)1以上
「地走撃」(攻撃スキル:刀専用:居合い専用)1以上
の3つを取る事で初めてスキルがアクティブになり使用が可能になる。

戦闘では最初に鞘撃を使用すると居合いの構え状態になる。
次のターンから地走撃を使用可能になる。

ペット

お奨め度:★★★
攻撃力:★★★(物理攻撃ブーストあり)
防御力:★★★★(基本的に爪と首輪以外装備不可・高HP・物理防御ブーストあり・決死の覚悟あり・防御強化スキル所持)
最適位置:前衛

タンク職。転職不可。ストーリーモードでは使用不可。
今作でほとんど使用していないので詳しくは不明。
ストーリーモードで序盤にパーティーゲストになるクロガネの職。
爪スキルで強力な攻撃スキルを持ち、パーティーメンバーを庇いながら回復も可能。

パラディンとやや性能が被るが、パラディンよりはTPが低めなので運用には注意したい。
装備の爪は壊属性なので、パーティーで壊攻撃担当がいない場合はペットを入れるのも有効。

鎧などの人間用の装備が装備出来ない。(首輪や一部の兜のみ装備が可能。)
そのためアクセサリが装備の中心になる。

ハイランダー

お奨め度:★★★
攻撃力:★★★★(物理攻撃ブーストあり)
防御力:★★★(軽鎧/盾あり・高HP・物理防御ブーストあり)
最適位置:前衛

前作ミレニアムの少女の主人公職。
今作で使用していないので詳しくは不明。
本体のみでは使えないが、DLCで購入して使用が可能。
自分は前作はハイランダーをブシドーに転職させてクリアしていたため、まともに使っていなかった。

なのでハイランダーに関しては使用感がよく分からない。「グッドラック」や「スティグマ」などの便利スキルがあるため、他職にグリモア化して渡すのもありかもしれない。
もし前作「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」のソフトを持っている場合は、前作のギルド招待から操作をすることで前作のキャラをグリモアトレード相手に出せるようになる。

アタッカーとしてバランスがいい性能ではあるが、槍のダメージは総合的に剣や斧に劣る部分をどう見るか。
武器の槍が突属性になるため、レンジャーやガンナーとは武器属性が被ってしまう。

使う場合はレンジャー、ガンナー不在のパーティーに前衛として組み込む運用になるだろうか。
「グッドラック」(味方全体の封じ・状態異常成功率を上昇)があるので、状態異常を使う職とは相性がいい。

何れにしろ、導入までの工程にハードルが高く、無理して使うほどの強さではないため、使わない人が大半だろう。使うならバステ主体のパーティーで「グッドラック」目当てになるだろうか。

ダークハンター

お奨め度:★★★★
攻撃力:★★★★(物理攻撃ブーストあり)
防御力:★(軽鎧/盾なし)
最適位置:前衛

剣と鞭を使う状態異常系のアタッカー。封じなら鞭、状態異常付与なら剣を使うのが基本。
今作でほとんど使用していないので詳しくは不明。
『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』のナイトシーカーの「ハイドクローク」のような自前で防御を担保するスキルがなく、攻撃に全振りした性能。
低装甲だが攻撃スキルが近接主体なので、前衛で使わざるを得ない。

前衛で使うには防御が不安なので、「盾マスタリー」のグリモア装備と盾装備は必須。
レンジャーほどではないがそこそこ回避は高い。
状態異常を入れる攻撃でも、普通に物理属性が乗るので思ったよりもダメージが出る。

敵を毒状態にする「アナコンダ」は相変わらず強い印象。
アナコンダをメインにする場合は、ギルドハウスの探索準備で毒ダメの効果が上がる食品を食べておきたい。
カースメーカーと同様運用が難しいので上級者向けの職業。
封じの数が多いほどダメージが上がる「エクスタシー」など、カースメーカーとの連携が強力。

封じや状態異常をメインにしたパーティーを組むなら使いたい職。
属性攻撃手段が皆無なので、属性攻撃主体のパーティーには入れづらい。

職業評価(中衛職)

中衛職
中衛職は、ある程度の防御やHP、回避があり、隊列の前列・後列どちらにでも配置する事が出来る職業。状況に応じてバフ、回復、支援などを行う。

プリン(セ)ス

お奨め度:★★★★★
攻撃力:★★★★(リンクオーダーでの攻撃が前提)
防御力:★★★(重鎧/盾あり)
最適位置:前衛・後衛どちらでも可

支援寄りの万能職。一見地味だが、パーティーの要といっていい職。
運用次第だが、バフ・HP回復・属性攻撃・属性防御・TP回復・フォースゲージ回復とやれる事がかなり多い。
攻撃面、防御面の両方で強みがある。

まず攻撃面ではリンクオーダー/リンクオーダーⅡで3色属性攻撃のダメージを他メンバーの攻撃時に追撃して上乗せ出来る。

パーティーに属性攻撃が出来る着火元(3色属性攻撃を誰かがすることがトリガーになり、「リンクオーダー」が自動発動して攻撃する仕様)が必要だが、着火元さえいれば属性攻撃にかなりダメージを上積み出来る。
リンクオーダーはTECの高さに依存するため、TECが高いキャラはかなりダメージが出る。
ギルドハウスの探索準備(食事)や装備でもTECを手軽に上げられるので、火力の上積みは簡単に出来る。

「リンクオーダー」単体で「炎・氷・雷」属性3種をカバー出来る事も強み。反面属性攻撃に耐性がある敵には攻撃手段がほぼなくなる。

防御面では、各種号令スキルでHPを回復しながら列単位のバフを乗せられる。特に「不屈の号令」と「予防の号令」が強い。
「不屈の号令」は戦闘不能になるダメージを受けても確率でHPが残るので死ぬ可能性が減り、単純にボス戦やF.O.E戦で強みを発揮する。

「予防の号令」は敵の状態異常攻撃を数ターン無効化するので、状態異常のターンが減り継戦能力が上がる。
ドクトルマグスの「巫術:結界」も似た効果があるが、「巫術:結界」は全体範囲の代わりに使用ターンのみしか効果がないので、数ターン持つ「予防の号令」は保険として重要になる。
いざというときはフォースブーストで効果範囲を全体にする事も可能だ。

また、探索中・ボス戦とあらゆる場面でTPが枯渇するこのゲームでは、フォースブレイクの「高潔の証」で味方全体のHPとTPを回復出来るのが便利。
TPを能動的に回復するスキルはほとんどないので、非常に有用といえる。
(フォースブレイクや「クリアランス」でもTPを回復出来る。)
ゲーム中盤以降はTP回復アイテム(アムリタ)が作成可能になるので、有用性は下がる。

他にも他職が出来ない事が出来る能力があり、「エクスチェンジ」「ホワイトノーブル」「レイズモラル」などでフォースゲージの回収も可能。
フォースゲージを回すことが重要な職との相性が良い。

バステガード、バステ回復もあるので、ドクトルマグス(巫術:結界)がいないパーティーではバステ対策に貴重なスキルを持つ。

特定ボスにほぼ必須と呼べるようなスキルを持っている。(一応アイテムで代用は出来る。)

明確な弱点としては、フォースブレイクスキルがやや弱い。
TPが回復出来るメリットも中盤以降はTP回復アイテムが作成可能になるため、ブレイクが他職に比べてかなり落ちる。

実は、武器の「鞭」が持てる職業。ダークハンターを使わないけど鞭を装備したいという場合はプリン(セ)スに装備させる事が出来る。

リンクオーダーの仕様
リンクオーダーは着火元が複数いても発動は1回のみとなる。
(ファフニールとガンナーが同じ敵に属性攻撃してもプリン(セ)スのリンクオーダーは1回のみ発動。)

リンクオーダーはファフニールのブレイドリコールの属性攻撃が乗っている場合も発動する。

(ファフニール1ターン目属性セイバー攻撃⇒2ターン目フォースブーストでブレイドリコール 同ターンでプリン(セ)スのリンクオーダーで発動)

初ターンからの最大コンボとしては以下

ファフニール1ターン目 ディレイチェイス⇒
ファフニール2ターン目 属性セイバー攻撃⇒
ファフニール3ターン目 フォースブーストでブレイドリコール⇒同ターンでプリン(セ)スのリンクオーダー

※リンクオーダーはファフニールの「メテオスマッシュ」には発動しない
ホーリークラウンはメディックのオーバーヒールとのシナジーが高い。

ドクトルマグス

お奨め度:★★★★★
攻撃力:★★★(物理攻撃ブーストあり)(巫剣での攻撃が前提)
防御力:★(軽鎧/盾なし)
最適位置:後衛(スキルによっては前衛)

ヒーラーのほか、マルチな役割を担える。
回復系の「巫術」とバステ系の「巫剣」を操る。

巫術スキルでの回復はメディックに劣るが、状態異常付与された敵に巫剣で強力な追撃が出来るのが大きい。状態異常のばら撒き自体は(一応スキルはあるものの)カースメーカーほど得意ではない。
何らかのグリモアを持たせたほうがいいだろう。

「巫術:結界」(敵の封じ・状態異常・弱体攻撃を確率で無効化)は使用ターンのみ効果だが、敵が特定ターンで必ず封じや状態異常をしてくる場合はほぼ無効化出来るのが強み。
特に、弱体化を無効化するスキルはこのゲームでは少ないので、敵の行動パターンさえ読めていれば、非常に強い防御手段になる。

「巫術:転移」(味方1人に付着している封じ・状態異常を敵1体に移す)は、状態異常と封じの解除は100%成功するが、その後、「敵に移す行動」が確率判定になるので、除去自体は安心してスキルを使える。

職ステータスとしてAGIが非常に低いため行動順は遅いが、「巫術:反魂」や「巫術:結界」等のスキルは最速発動が可能になっているため、行動順が間に合わなくてHP回復出来ないという事態は避けられる。

「巫術:反魂」で生き返らせた場合、同一ターンに敵の行動で殺された場合でも、ターン最後に二度目の発動があるので、レスキルされる事はない。

フォースブレイクの「大巫術:精霊衣」は戦闘不能以外のバステ回復とHP回復で立て直しが可能。(「大巫術:精霊衣」は弱体化の回復はしない点に注意。)
メディックほどの超級効果はないが、パーティー半壊時のリカバリーもある程度は出来るようになっている。

TECとTPが高いので、暇な時に攻撃出来るように「リンクオーダー」のグリモアを装備すると攻撃にも厚みが出る。

安定を取るならメディックが優位だが、パーティーにバステばら撒きを出来る職がいない場合、ドクトルマグスはバステ役としても重要になる。

LUCの高さを活かして、カースメーカーの呪言をグリモアで持たせ、カースメーカー的な立ち回りをさせても良い。そのためにもギルドハウスでグリモアトレードは頻繁にチェックすべきだろう。

出来る事が多すぎるので、パーティーに2人欲しい職。

後半入手の軽鎧の「呪印の兵装」が強力でそこそこ材料も入手し易いため、防御に関しては比較的手厚い。

「巫剣:霊攻大斬」を伸ばした攻撃タイプのドクトルマグスに育成する方向性も考えられるが、ファフニールのメテオスマッシュよりもダメージは低いため、切り札にするにはややダメージ的に物足りない。
どちらかというとリンクオーダーやリンクオーダーⅡのグリモアを持たせたほうがいいように思えた。

レンジャー

お奨め度:★★★★
攻撃力:★★★
防御力:★★(軽鎧/盾なし・高回避)
最適位置:前衛・後衛どちらでも可

弓職。遠隔物理アタッカーとして突属性攻撃を担当。
戦闘のほかにも探索・収集で使える数々の便利スキルを有する万能職。

前作ミレニアムの少女よりもLUCが上がったのでバステ担当としても使える。中でもバステアローのうちブラインドとパライズは一発入るだけで戦局を一変させる効果があるので、常に狙い続けてもいい。

通常は「ダブルショット」(2回攻撃)や「ドロップショット」(後列敵にダメージが上昇)、「サジタリウスの矢」(2ターン後にヒットし確率でスタン付与)をメインに攻撃する。

後列敵に2倍ダメージが出る「ドロップショット」があるので、後列排除には極めて強い。

追加素材入手の「野生の勘」は金策に便利。グリモア化した野生の勘を全員に持たせて採集ポイントを回るとあっという間に金が溜まる。
「警戒歩行」でエンカ抑制も出来るため長時間の探索に有用。
「エフィシエント」でネクタル(復活アイテム)の列化はボス戦等で活きてくるだろう。

弓で攻撃しながら状態異常を狙うのが基本の立ち回りだが、回避の高さを活かして前衛で回避タンクのようにも使える。
回避タンクなら「チェインダンス」(敵の標的になる確率と自身の回避上昇)や「スケープゴート」(指定一人がダメージ軽減し味方全体を庇う)をメインに取得していくビルドになる。

前衛に出るなら「盾マスタリー」のグリモア化を装備し盾を装備させたい。弓を装備しながら、何故か盾も装備出来る。
「朧矢」(前ターン回避成功の場合使える必中攻撃)は意外にダメージが高いので、攻撃に組み込むのも面白い。

エフィシエントが割りと壊れ性能で、メディカやネクタルで列回復、列蘇生出来てしまう。サブの回復役としては十分に強い。もしエフィシエントがグリモアトレードに出ていたら必ず入手したい。

何でも出来る分、器用貧乏にならないようにスキル振りを注意したい。
3色属性攻撃スキルと封じスキルがないのが最大の弱点。

メディック

お奨め度:★★★★
攻撃力:★★(物理攻撃ブーストあり)
防御力:★(服/盾なし・属性防御ブーストあり)
最適位置:後衛(スキルによっては前衛も可)

ヒーラー職。回復専門のエキスパート。
「ディレイヒール」「オーバーヒール」「チェイスヒール」が便利で、メディックを1人入れれば、回復面はかなり安定する。

特にオーバーヒールは実質HPマックス上限を上げるバフをかける効果に匹敵するので、パラディンがいないパーティーには心強いスキル。

フォースブレイクの「超医術」でパーティー半壊時の立て直しも容易。実質残機が1機増える感じになる。TP回復だけは出来ない点に注意。
反面、ドクトルマグスのような万能性能はないので、立ち回り方は限定される。

TPが余るようなら、属性攻撃などのグリモアを持たせて、TPを攻撃に回したい。
「バイタルヒット」を使う場合はパーティーのHPを削ってスキルを使うハイランダーとはやや相性が悪い。
「警戒斥候」はダメージ床が多いエリアでは便利なスキル。

TECとTPが高いので、暇な時に攻撃出来るように「リンクオーダー」のグリモアを装備すると攻撃にも厚みが出る。

回復に特化するビルドが普通だが、壊攻撃を担当する「殴りメディ」としても運用が可能。(杖専用スキルの「ヘヴィストライク」「バイタルヒット」などを取る。)

職業評価(後衛職)

後衛職
後衛職は、物理やHPが高くない職業で、隊列の後列に配置し、後列から攻撃や支援、デバフなどを担当する。

アルケミスト

お奨め度:★★★
攻撃力:★★★★(属性攻撃ブーストあり)
防御力:★(服/盾なし・属性防御ブーストあり)
最適位置:後衛(スキルによっては前衛も可)

3色属性攻撃のアタッカー。今作でほとんど使用していないので詳しくは不明。
これまで後衛専門だったが、今作から近接限定の「術掌」が加わり、前衛でも配置が可能になり運用に幅が出た。

術掌は前衛限定スキルだが、術式に比べてTP消費量が少なくて済むため、長期戦や長時間の探索に強い。
とはいえ低装甲で防御スキルも特にないので、術掌メインで前衛に出るなら「盾マスタリー」のグリモアを装備して盾装備は必須だろう。

前作ミレニアムの少女では弱点を衝いてダメージを上げる「定量分析」がスキルだったが、今作からフォースブーストに変更されたのは、やや弱体化か。
同様に前作から「帰還の術式(オリジナル世界樹の迷宮2から「回帰の術式」)」「猛進逃走」がそれぞれ削除されたのも、地味ながら痛い弱体化。

「帰還の術式」はアリアドネの糸が不要になる。とはいえ、新世界樹2ではフロアジャンプ解禁していればエネミーエンカウントを上げることなく安全に出口に辿りつけるため、それほど必要ではない。
「猛進逃走」は逃走確率が上がるため、便利な探索スキルだったが、本作では「猛進逃走」はパラディンのスキルになった。

TPが多く属性アタッカーとしては優秀。
TECの高いキャラクターならかなりダメージを出せる。
ストーリーならアリアンナをアルケミストに転職させるのも面白い。
リンクオーダーやチェイス攻撃があるプリン(セ)スやソードマンとのパーティーでは相性が良い。

ガンナー

お奨め度:★★★★
攻撃力:★★★(物理攻撃ブーストあり)
防御力:★(服/盾なし)
最適位置:後衛(スキルによっては前衛も可)

銃職。遠隔物理アタッカーとして突攻撃を担当。
3色属性攻撃、封じなども狙え、ドラッグパレットで回復と状態異常解除も出来る後衛万能職。

前作ミレニアムの少女では強職だったが、「アクトブースト」(前作通常スキル)が本作ではフォースブースト専用技になり、やや弱体化した。

普通に攻撃しているとダメージが低いので、チャージスキルの「零距離射撃」から前列に出て火力を出していきたい。

服しか着けられない職に共通だが、非常に防御が脆く後列といえども一撃で落ちる。
専用装備でなるべく防御を補填したいところだが、表ボス対戦時にどれだけ揃えられるかというと中々難しい。

封じは敵の行動阻害が出来る分強いが、状態異常に比べて解除されるターンが早いため、余り過信は出来ない。

フレイム・アイス・サンダーの3色属性攻撃を持っているので、プリン(セ)スのリンクオーダーやソードマンのチェイス攻撃の着火元になる。
(バーストショットも3色全属性が乗るのでリンクオーダーの着火元になる。)

同じ突攻撃職のレンジャーとはタイプが異なるため、どちらを使うかは難しい。
レンジャーとの棲み分けは、属性攻撃や部位封じを重視するならガンナーを選択する。

バステ、探索便利スキル、生存率(回避の高さ)を重視するならレンジャーを選択する。
レンジャーの優位点は抑制攻撃ブーストをパッシブで取れる事。そのため、他職に比べて状態異常が成功し易い。(ガンナーには抑制攻撃ブーストがない。)

ガンナーを封じ役として使うなら、抑制攻撃ブーストをグリモア化して持たせるといいだろう。

ストーリーモードではフラヴィオはレンジャーだが、フラヴィオをガンナーに転職させても十分活躍が見込める。(フラヴィオはAGIとLUCが高いためレンジャー、ガンナーどちらにも適正がある。)

フォースブレイクスキルの「至高の魔弾」は必中・殆ど100%のスタン付与しながら大ダメージを与える。
「1ターン敵が全く行動しない」という状況を作れる事は極めて大きく、ボス戦を含めてあらゆる場面で重宝する。

但し、「Nターン目のボスの行動をスタンで阻害」したとしても、次ターンでボスが阻害された行動を取ってくるので注意が必要だ。例えば10ターン目にボスが全体ダメージ攻撃をする行動がパターン化されている場合、10ターン目に至高の魔弾でボスをスタンさせても、11ターン目に行動を繰り越されるだけで、結局全体ダメージ攻撃をされてしまう事は避けられない。

カースメーカー

お奨め度:★★★
攻撃力:★★
防御力:★(服/盾なし)
最適位置:後衛

状態異常(デバッファー)職。今作でほとんど使用していないので詳しくは不明。
状態異常・封じ・弱体化を全て可能なデバフのスペシャリストだが、直接敵を攻撃するわけではないので、火力を即座に出す事が出来ず、雑魚掃討には不向き。

CC(クラウドコントロール)が強いので、対多数や長期戦には向いている。
ボスなどの格上には、状態異常や封じが入り辛い上、入っても数ターンで回復されてしまう。

状態異常や封じは入れば強いが、運用が難しいので上級者向けの職業。
ただ、今作では、敵の弱点、効果ターン、バッドステータス相性などが、戦闘中にRボタンで情報表示されるようにUIが変わったため、弱点を全て把握してスキルを使えるのは、カースメーカー等の状態異常職にとって追い風になっている。

バード

お奨め度:★★★
攻撃力:★
防御力:★(軽鎧/盾なし)
最適位置:後衛

バフ職。前作ミレニアムの少女で散々使ったので、今作では使わなかったため、詳しくは不明。
前作の「蛮族の行進曲」(最大HPを一時的に増やす)は健在だが、禁忌の輪舞曲(強化・弱体のターン延長)がなくなったのは痛い。

ブシドーの「無双の構え」をターン延長するというチート級のスキルだったが、これがなくなったことでブシドーを使い辛くなった。(そもそもブシドーの構え自体が強化枠扱いでなくなったことで、「禁忌の輪舞曲」があったとしてもこの運用は出来なくなった。)

また、プリン(セ)スが入ったことでバフ支援職として被ってしまう。
バフ(強化)枠は3つしかないので、バードとプリン(セ)スの併用は難しい。不可能ではないが、バフ枠の取り合いになる。

SPを消費すれば「活力の重奏」や「陽気な行進曲」でTPの回復がある程度は可能。
バードの利点はバフをパーティー全体にかけられる点になる。(プリン(セ)スは列単位。)

「耐邪の鎮魂歌」(味方全体の封じ・状態異常耐性を上昇)はドクトルマグスの「巫術:結界」と被る。

これらから、プリン(セ)スやドクトルマグスを使わない場合は、支援職としてバードを入れたほうがいいという結論になるだろうか。

TPが多いのでグリモア化した属性攻撃を持たせて属性アタッカーをさせるのも有効そう。
バステ対策の「破邪の鎮魂歌」は確実性が薄いが、ドクトルマグスがいないパーティーならバードを使うのも有効。

難易度エキスパート攻略のための指針

職業の特徴を踏まえた上で、ここからは難易度エキスパート攻略のための指針を書いていく。

グリモアを最大限に有効活用する

このゲームでは「グリモア」というシステムがあり、簡単に言うとシリーズ作品のシステム「サブクラス」と同じで、「ある職業の使えるスキルをグリモア化する事で別の職業でも限定的に使えるようにする」というものだ。

スキルのグリモア化には戦闘中入手したり、ギルドハウスでグリモアトレードしたり、グリモアリサイクルに出したりと様々な方法があるが、狙ったグリモアを入手するにはグリモアトレードが最も手っ取り早い。

序盤から中盤は、SPが不足して思ったようにスキルが取れないので、グリモアで補強したり、パーティーにいない職のスキルをグリモアで補う必要がある。
特に盾が持てず防御が弱いキャラにはグリモア化した盾マスタリーが防御の担保手段として非常に有効なので、盾マスタリーのグリモアは必ず入手したい。(職業制限で盾装備出来ないキャラでも、盾マスタリーのグリモアを装備する事で、盾装備が可能になる。)

盾マスタリーの入手確率を上げるためにも、パーティーにパラディンは一人は加える。
ストーリーモードではベルトランがパラディンなので問題ないが、クラシックモードでは自分でキャラを作るため、パラディンを作ってパーティーに加えよう。

グリモアトレードは、一定の日にちを置くと新しいグリモアがトレードに出されるので、定期的にギルドハウスに立ち寄って、新しいグリモアトレードが出ていないかどうか頻繫に確認することが重要だ。

特に重要なグリモアには、以下のものがある。

盾マスタリー(マスタリースキル)
元はパラディンのスキル。盾マスタリースキルを習得する事で盾装備が可能。
盾装備時に物理攻撃を一定確率で無効化する。
盾マスタリーグリモアにより、職業制限で盾が装備出来ない職でも、盾を装備する事が可能になり、防御力が大きく上がる。
全員に装備させたいグリモアだ。

パリング(マスタリースキル)
元はパラディンのスキル。同列への物理攻撃を一定確率で無効化する。
このスキル自体では盾なし職が盾はもてないので、盾マスタリーは必須だが、盾マスタリーと別に判定されるので、防御が更に固くなる。
発動率を高めるためにパラディンに持たせるのもいいだろう。

決死の覚悟(パッシブスキル)
元はペットのスキル。致死ダメージを受けたときに、一定確率でHP1で生き残る。ボス戦でかなり重要なスキルだ。
全員に装備させたいグリモアでもある。

リンクオーダー/リンクオーダーⅡ(攻撃スキル)
元はプリンセスのスキル。指定した敵が属性攻撃を受けた時に、同じ属性で追撃を発動する。特に指定武器はなく、これ一つで3属性をカバー出来るため汎用性が高い。
属性攻撃の着火元になるスキルを持つメンバーが必要だが、TPが少ない割りに火力があるので、TECが比較的高く、通常攻撃や属性攻撃手段の乏しい職(メディックやドクトルマグスなど)に持たせると火力が増加する。
エキスパートでは、極限まで火力を高める事が重要なので、リンクオーダーとリンクオーダーⅡのグリモアで火力を高めておきたい。

野生の勘(採集スキル)
元はレンジャーのスキル。採取、伐採、採掘時に追加で素材を入手。
これ一つをグリモアに装備しておけば、個別で素材入手スキルにSPを割り振る必要はない。
5人全員に野生の勘グリモアを持たせておけば、かなり金策が楽になる。

千里眼の術式(探索スキル)
元はアルケミストのスキル。マップ上の宝箱、隠し通路、階段、FOE、採集ポイントを表示する。
マップの探索漏れをチェックするのに非常に便利。

オウルアイ(探索スキル)
元はレンジャーのスキル。千里眼の術式と同じだが、オウルアイは一定歩数の間表示される点が異なる。

警戒斥候(探索スキル)
元はメディックのスキル。ダメージ床のダメージを軽減する。

上記に挙げたグリモアはグリモアトレードに出ていたら、必ず入手しておこう。

探索準備は用途に合わせて使っていく

また、「探索準備」は目的に合わせて必ず使っていく。
例えばボス戦をするなら「ジビエカレーライス」でHPを高めたり、長期戦に備えて「樹海パエリア」でTPを毎ターン回復効果を付ける、といった感じだ。

属性攻撃の威力を高めるには、TEC+10の効果があるストーンガレットが有効だ。

雑魚敵・ボス敵の対応

ここからは、出来るだけネタバレを控えながら雑魚敵、ボス敵への対処方法を記す。

世界樹の迷宮15Fの2人組のギルド

敵のドクトルマグスがかけてくる全体状態異常攻撃は、プリン(セ)スの「予防の号令」やドクトルマグスの「結界」で防御する。
敵のガンナーに対しては腕封じが有効。

敵のドクトルマグスが「巫剣解放」して3ターン目の「大巫術:森羅万象」で16回攻撃から全滅確定なので、パラディンの完全防御でガードするのが確実。

または、巫剣解放から必ず2ターンで倒しきるように準備する。
巫剣解放時点でHPを半分削っている場合、2ターンで倒しきる感じになる。片方を倒すと、もう一人がアクセルブーストを使用。やはり3ターン目に16回攻撃が来るので2ターン以内に倒す。

パラディンがいないパーティーでは比較的難易度が高い敵なので、パラディンをパーティーに加えておこう。

世界樹の迷宮15Fのボス敵

まともに戦闘に入ると、適正レベルではほぼ倒すのは不可能なので、マップのギミックを利用して倒す。
ボス部屋の中に物体が数個あるので、それを上手く利用して、ボスの反応を見てみよう。

世界樹の迷宮20Fのボス敵

初ターンにテラー攻撃をしてくるので、「予防の号令」か「結界」で防ぐ。
その後は通常攻撃、ストームフェザー(全体大ダメージ)、テラーの3択で攻撃を仕掛けてくる。
テラー対策が必須なので、アクセサリの「蠍針の羽飾り(テラー耐性)」を装備して対応する。

世界樹の迷宮23Fのボス敵

このボス敵も、ボス部屋のマップのギミックで体力を削ることが出来る。
飛んでいる物体を上手くボスの方に誘導してみよう。

戦闘では普通に戦うと非常に難易度が高い敵だが、味方へのバフ(攻撃の号令など)をかけると攻撃が激しくなるので、あえてバフをせずに戦ってみよう。

それでも倒すのが難しい強敵なので、装備はその時点で買える最高の装備を着けておく。
「フェザーグローブ」などで壊攻撃耐性を上げるのも有効だ。

世界樹の迷宮25Fの雑魚敵

敵のかけてくる灼熱光線が厄介だが、パラディンの「ファイアガード」でダメージを軽減が可能。

無道の闇刃は「盲目+複数ダメージ」で、盲目がヒットした相手に「死の黒刃」がヒットすると即死攻撃のコンボになっている。
そのため、「かみつきピアス」を装備して盲目を無効化する事で対処する。

世界樹の迷宮25Fのボス敵

非常に強いボス。20ターンくらいまでに倒しきらないと、ほぼ全滅確定の超ダメージ攻撃をしてくるので、火力を極限まで高めて出来るだけ速いターンで倒す必要がある。

且つ、敵の3色属性攻撃を始めとする攻撃にも的確に対処していく必要がある。
ここまで培ってきた経験の全てが問われる。
何度も戦って敵の行動パターンを見ながら対応していこう。

参考として筆者が倒した時のデータを掲載する。

■討伐時点レベル
ファフニール LV66
パラディン LV64
ガンナー LV64
ドクトルマグス LV66
プリンセス LV59

■探索準備
ストーンガレット(TEC+10)

■ステータスと装備
ファフニール HP325 TP304 攻撃348 防御210
緋緋色金の光剣・英知のピアス・純白の胸当て・ウォールシールド

パラディン HP368 TP376 攻撃270 防御317
黒牙斧・スパンゲンヘルム・コンポジットアーマー・ウォールシールド

ガンナー HP281 TP345 攻撃327 防御234
アイアンバレル・ブライトサンダル・退魔のコート・ウォールシールド

ドクトルマグス HP350 TP403 攻撃320 防御281
守護獣の鉄杖・ヘッドガード・呪印の兵装・カイザーシールド

プリンセス HP304 TP400 攻撃277 防御192
守護獣の鉄杖・英知のピアス・コンポジットアーマー・ウォールシールド

■グリモア装備
ファフニール
盾マスタリー8・無空刃6・属性防御ブースト8・TPブースト7・決死の覚悟6・フロントガード7

パラディン
盾マスタリー7・ファイアガード6・フリーズガード8・ショックガード8・パリング★・決死の覚悟7

ガンナー
盾マスタリー8・属性防御ブースト8・ヘッドスナイプ4・アームスナイプ9・物理防御ブースト8・力祓いの呪言8

ドクトルマグス
盾マスタリー7・呪言マスタリー7・リンクオーダーⅡ7・TPブースト8・虚弱の呪言5・エレメントゲル7

プリンセス
盾マスタリー9・号令マスタリー8・攻撃の号令9・防御の号令8・リンクオーダー9・TPブースト7

ギンヌンガ2Fのボス敵

このボスも、マップのギミックを使うことで楽に倒せる。
ボスがいる部屋を隅々まで探索して、使えるギミックがないか探してみよう。

ギンヌンガ5Fのボス敵

このボスも非常に強く、3色属性ガードを始めとする対応と、極限まで火力を高めたパーティー構成にする必要がある。
が、ここまでボスを倒してきたなら、必ず倒せるはずだ。
諦めずに挑み続けて欲しい。

参考として筆者が倒した時のデータを掲載する。

■討伐時点レベル
ファフニール LV68
パラディン LV66
ガンナー LV66
ドクトルマグス LV68
プリンセス LV62

■探索準備
ストーンガレット(TEC+10)

■ステータスと装備
ファフニール HP417 TP365 攻撃357 防御236
緋緋色金の光剣・公国の紋章・オーシャンアーマー・パピヨンバックラー

パラディン HP381 TP377 攻撃274 防御293
黒牙斧・アームガード・白結晶の鎧・カイザーシールド

ガンナー HP312 TP356 攻撃323 防御224
アイアンバレル・随意の飾り・上帝の衣・パピヨンバックラー

ドクトルマグス HP376 TP372 攻撃325 防御289
守護獣の鉄杖・ヘッドガード・呪印の兵装・パピヨンバックラー

プリンセス HP326 TP383 攻撃286 防御218
守護獣の鉄杖・随意の飾り・白結晶の鎧・パピヨンバックラー

■グリモア装備
ファフニール
盾マスタリー8・無空刃6・属性防御ブースト8・ショックセイバー6・決死の覚悟6・フロントガード7

パラディン
盾マスタリー7・ファイアガード6・フリーズガード8・ショックガード8・パリング★・決死の覚悟7

ガンナー
盾マスタリー8・属性防御ブースト8・ヘッドスナイプ3・アームスナイプ9・属性防御ブースト8・エレメントゲル7

ドクトルマグス
盾マスタリー7・呪言マスタリー7・リンクオーダーⅡ7・幻惑の呪言葉8・力祓いの呪言8・属性防御ブースト6

プリンセス
盾マスタリー9・号令マスタリー8・ショックサークル6・防御の号令8・リンクオーダー9・リンクオーダーⅡ5

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