シナリオを作っていこう(その2)

前回はシナリオプロット&シナリオの目的。合わせて中間フェーズのイベント数や国力増加値などを考えました。今回はその続きからスタートです。

最終フェーズのデータイメージを考えよう

というわけでプロットと中間フェーズがイメージ出来ているので最終フェーズで戦う敵データイメージを考えます。
一旦敵の数、敵の役割、敵の愛の値を考えます。
今回は5人で遊ぶ事を想定していったん下記で調整します。

・敵の数、役割
アタッカー:4体
支援役:1体
ボス:1体

イメージとしてはアタッカーを早く潰さないとこちらがどんどん防戦一方になって厳しい!というイメージです。
逆にボスは攻撃力としては大きいけど、1体しかいないので最初は後回しにして大丈夫というイメージ。
支援役もアタッカーを減らしつつ早めに潰さないと支援が飛んできて鬱陶しいイメージ。

敵の愛の値はそれぞれ
アタッカー:28,30,30,35
支援役:35
ボス:150
とします。アタッカー1~2体ぐらいは最初のフェーズで飛ばせる形を想定しています。
細かいデータ部分はデータ班と調整してからとするため一旦ここでストップ。


シナリオの中身をもっと詰めていこう!


では改めてシナリオの中身を詰めていきます。

まずシナリオの舞台・敵を考えます。(舞台と敵については世界設定前半後半を参考ください)
今回はカントウ地方を舞台とし、敵は「小田原討伐隊」ホウジョウ早雲。
色々あって亡国から逃れてきたPC達が国を興した直後、小田原討伐隊から「降伏か死か」を選択を迫られるところからスタート。
国を滅ぼされないためにPC達は抗うという選択肢をし、生き残るために国内外から協力を取り付けていくためにどうすればいいのか?を中間フェーズでこなしていきます。

中間フェーズのイベントは国内外からの協力を取り付けるをテーマに

・簡単なもの

イベント1:戦うための武器を買い付ける
イベント2:志願兵を集める
イベント3:兵糧を買い付ける

・普通のもの

イベント1:近くに居る在野の傭兵団と交渉する
イベント2:小田原討伐隊の状況を詳しく調べる

・難しいもの

イベント1:小田原討伐隊と敵対する「江戸紅蓮花火隊」への協力を取り付ける
イベント2:亡国の戦士達が集まっている傭兵団と交渉する

と考えます。これらを判定するための判定に必要な能力値をイベントから考えて下記とします

・簡単なもの

イベント1:武力(武器の見極めには武力がないと分からない)
イベント2:カリスマ(人を集めるにはやはりカリスマ性)
イベント3:知覚(いかに安く買うか)

・普通のもの

イベント1:武力(傭兵団に己の力を見せて協力するに値するか判断してもらう)
イベント2:知覚(諜報・調査)

・難しいもの

イベント1:運(協力してもらうためには運が必要。何せ江戸紅蓮花火隊のトップはどういう人物かよく分からないので)
イベント2:カリスマ(自国を興す際に来なかった連中に対してカリスマ性で説得する)

この様な形で設定します。
後は敵データの大詰めとシナリオの詰め・・・なのですが
こちらは設定班だけでは手に余る部分なので、現在データ班に調整を依頼しています。
なのでシナリオの細かい調整を入れた版(もう少し回しやすく調整したもの)を来週に。データの部分を再来週に予定しております。
お楽しみに!

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