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日常の物理学Part8!いろいろ応用されているてこの原理!

てこの原理と聞くと、支点・力点・作用点ですね。
支点を軸・中心として、力を加えるところが力点で、力が働くところが作用点です。てこの原理を使うことによって、小さな力でも大きな力をかけることができます。

てこの原理は、日常のいろいろなところで使われています。
身近にあるものだと、はさみやクリップ、箸などです。
どのようにてこの原理が使われているかを考えると面白いんですよ。
てこの原理には3種類あって、支点・力点・作用点の位置によって変わります。今日はその紹介をしていこうと思います。

第1種てこ(真ん中が支点)

これが一番わかりやすいてこの原理です。
具体的には、ハサミや缶切り、くぎ抜きなどです。
真ん中の支点を軸にして、反対方向に力を加えることができます。

第2種てこ(真ん中が作用点)

端っこの力点で加えた力が、同じ方向で大きな力となります。
具体的には、栓抜きや穴あけパンチなどです。
同じ方向に力を加えて、支点より内側に力が働きますよね。

第3種てこ(真ん中が力点)

これは特殊ですね。
真ん中が力点なので、真ん中に加えた力は、同じ方向で小さな力となります。
具体的には、ピンセットや箸、ホッチキスなどです。
より繊細な動きに対応できますね。

おわりに

てこの原理と言っても、いろいろなてこの原理があり、いろいろな使われ方がありますね。支点・力点・作用点を考えることで、どのように力が作用しているかわかるので、日常の中で探してみてください。

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