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【剣盾S17ダブル】晴れ白バドレックストリル【レンタルあり】

前語り

伝説ありルールの最終シーズンが終わりましたね。お疲れ様でした。私は26日時点にこの構築で自己ベストを更新。順位36位、実際のレートは1862まで上り詰めることに成功しました。最初こそ、そこまで深く考えずに組んだパーティでしたが思いのほか連戦連勝を重ねていったので、改良も加えて良い感じの出来上がりに仕上がりました。

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今の今まで最高順位(過去作でいえば最高レート)にはある程度はこだわっていましたが、最終順位には全くといっていいほど興味がありませんでした。けれど今回は、十数連勝とか記憶にない程の高い勝率を叩き出していて初めて最終順位に挑戦する気になりました。

ただ、さらに上を目指そうとしたら2桁から3桁~4桁台くらいまでガッツリ順位を落としました。対戦に熱くなっていたので当然の如く、萎えましたし、凹みました。ただ、最終日には「せめて3桁台に乗せて終わらせよう」と気力で頑張っても結局2000位ぐらいまで転落。

順位が36位の時に終わらせていれば、欲を出さなければ、最終順位は2桁以内(レート1862の為)だったのに。激しい後悔と悔しさが残ったシーズンになりました。今回の悔しい思いは多分、これから先も簡単に忘れることはないでしょう。

もう恐らく使う機会はないと思うので、構築の紹介をば。

概要

基本的に鈍足ポケモンで固めたトリパです。トリックルームへの依存度は高めですが、バナコータスがいるので最初から張る必要はないです。

また、トリパミラー時はS関係次第では張らずに影うち+弱点保険コンボを狙いつつ、相手にトリルされた場合でもコータスやツンデツンデといったかなり足の遅いメンバーがいます。なので、後続に忍ばせておけば却ってこちらにとって戦局が有利になることもザラにあります。

構築の弱点はリザードンを始めとする炎や、水打点が少ないこと。ツンデツンデやバナへの負担が大きいため、なるべくこれらのポケモンは早々に倒していくのが重要です。加えて、終盤で数が増えたツボツボラッキーによるガードシェア+ちいさくなる戦法もやや苦手としています。

個別紹介

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白バドレックス@弱点保険 特性『人馬一体』

性格:意地っ張り 努力値:HA252 B4

技:ブリザードランス、10万馬力、ヘビーボンバー、トリックルーム

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ミミッキュ@メンタルハーブ 特性『化けの皮』

性格:腕白 努力値:HB252 D4

技:影うち、挑発、鬼火、トリックルーム

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コータス@木炭 特性『日照り』

性格:冷静 努力値:HC252 B4(S個体値0)

技:噴火、熱風、大地の力、守る

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フシギバナ@命の珠 特性『葉緑素』

性格:控えめ 努力値:H108 B4 C252 D4 S140

調整:H10n-1 S葉緑素発動時にS1上昇最速ランドロス抜き

技:眠り粉、ハードプラント、大地の力、ウェザーボール

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ズルズキン@脱出ボタン 特性『威嚇』

性格:意地っ張り 努力値:H252 A156 B20 D28 S52

調整:A11n B<D S85(S84ガオガエン意識)

技:猫だまし、瓦割り、噛み砕く、バークアウト

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ツンデツンデ@気合いのタスキ 特性『ビーストブースト』

性格:寂しがり 努力値HA252 D4(B個体値16。特性発動時、Aが上昇)

技:岩雪崩、ジャイロボール、ワイドガード、トリックルーム

選出パターン

基本:(先発)白バドレックス+ミミッキュ(後発)コータス+フシギバナ

影うち弱保コンボを最初から狙っていける場合の選出です。トリパミラー(白バド入りのイエッサン+ブリムオンなど)だったり、ザシアン入りのカイリューセキタンザン系には初手弱保コンボか、トリルしながらダイマ白バドレックスでダイウォールもしくは攻撃をしかけます。

セキタンザン系は先発で出てくることが多かったので相手にアクアジェット+弱保コンボを決められてもバドレックスが耐えて、セキタンザンを返り討ちにするパターンがよく決まっていました。グラリザやキュワワーオーガも同様です。

晴れ:(先発)コータス+フシギバナ(後発)白バドレックス+α

対オーガトルネ、グラバナ用選出。オーガトルネはトルネがあまごいか追い風から入ってくる事が多かったのでコータスで守って、バナでオーガ方向にベンタツで対処してました。また、どうしても厳しい相手には眠り粉の選択肢も視野にいれます。流れとしては葉緑素バナで暴れてベンタツした後、相手が疲弊したタイミングでトリルを起動して白バドで〆るというもの。

猫トリル:(先発)ズキン+α(後発)白バドレックス+コータス

相手にガエンがいるけど初手からトリルしたい時の選出。また、ロンゲザシアンなど壁から入ってきそうな場合も同様。ズキンのS実数値を85まで多めに振っているので猫だまし+トリルを狙います。ズキンの相方はツンデがほとんどですが、相手の特性が『ターボブレイズ』『かたやぶり』などでない限りはミミッキュもアリです。ズキンが攻撃を受ければ脱出ボタンで交代できるので後続の負担を最小限に抑えながらスムーズに反撃体制に入れます。

後続は高火力のダイマ白バド+コータスによる全体攻撃がメインなのでワイドガードを覚えるポケモンは要警戒。どれだけトリルターン以内に白バドのAを特性で上昇させられるかがキーになります。ズキンが残っていれば、コータスが倒されてもトリル再展開も可能です。

攪乱:(先発)ミミッキュ+フシギバナ(後発)白バドレックス+コータス

晴れとトリル、両方を選択できる選出。機会は少ないですが、相手に「葉緑素フシギバナかトリル起動からのバドレックスか」という読みを強いることができるので攪乱させられます。実際に何度か決まったことがありますが、読まれた場合のリスクもあるのでこちらにとってもハイリスクハイリターンとも言えます。

最後に

冒頭でも述べた通り、ランクバトルのレギュレーションが今月から変わるのでもうこの構築を使用する機会はほぼないと思います。良かったらカジュアルバトルで使ってもらったり、構築作りの参考にしてもらえれば嬉しいです。

ではまたノシ。

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