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自分が好きなゲームを好きな友達に布教するだけの限界オタクと化した白上フブキ

「【緊急3D特番】#白上ブートキャンプ!」の彼女の言動はまさに表題の通りで、どこに出しても恥ずかしくない限界オタクムーブでした。
限界オタクの教科書があるなら模範例として載せて欲しいくらいです。

タワーディフェンスで3Dって何だ?白上フブキがガチ勢過ぎて他メンバーがついていけるか?という2つの不安がありましたが視聴を始めたらどうでもよくなりました。
全員が画面全体でワチャワチャ動いて常ににぎやかでしたし、白上フブキの教官ロールプレイやガチャへの迫真リアクションでお腹一杯になりました。

面白いと思ったのがTRPGのセッションっぽく見えた所です。
最初の自己紹介がセッション前のPL(プレイヤー)たちの自己紹介に見えつつ、その後の動きはGM(ゲームマスター)白上フブキ、サブGM大神ミオのような形に見えました。
ただの司会進行として切り離された存在ではなく、ちゃんと内側に混ざって誰一人として置き去りになっていない印象が残りました。

ガチャで引いたキャラクター一人一人への情報も濃厚で、既プレイの自分から見ても「確かにそれを語りたい気持ちが分かる」というものでしたし、未プレイの人でも「早口でよく分からんけどこのゲームめっちゃ好きなんだろうな」というのは伝わったと思います。

趣味の布教というのは、こういうのが大事なんじゃないかって。
今この瞬間に熱狂してドハマリしているかを体現して、狂気を感染させないときっかけになっても定着しない気がします。

アークナイツは後回しにできます。
ARKは後回しにできます。
アズールレーンは後回しにできます。

しかし自分が好きな人、興味を持っている人と同じ時代に、熱狂した夢心地を共有できるのは今の時間軸でしかできません。

アークナイツを白上フブキと一緒に夢見るには今しかありません。
ARKを兎田ぺこらと一緒に夢見るには今しかありません。
アズールレーンをマフィア梶田と夢見るには今しかありません。

桐生ココがARKブームをもたらしたように、他の誰かが新しいコンテンツをもたらしてみんな居なくなることもあるでしょう。
今日明日で訪れる可能性は薄いでしょうが、来年、半年後には彼らは夢から覚めてもっと楽しい夢を見始めているかもしれません。

最近何かにハマり続けるのが辛いです。
RPGのようなソロのゲームでも、自分しかやっていないという孤独感を覚えるとモチベーションが死にます。
思い出補正で楽しめているゲームもありますが「楽しんでいる過去の自分」という第三者を仮想に感じて無ければやる気が出ません。

ソシャゲの寿命はいつか来るでしょう。
しかし、白上フブキと同じゲームを熱狂できる時間はそれよりも圧倒的に短いでしょう。

ゲームを滅茶苦茶楽しんでいて、しかもそれを積極的に発信してくれるプレイヤーと一緒に生きていられる今の時間。
課金じゃ絶対に手に入らないレアアイテムだと思いませんか?


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