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第3回咲-Saki-オープンに参加してきました ~予選 後半編~

前回までの記事はこちら

6-4. 予選第4局 [怒涛] ~普段の生き方が試される!?~

一見、オーソドックスな早押しクイズコース。
ただし、このコースのみ、咲-Saki-本編だけでは得られない情報も出題されます。そのため、問題文は長い代わりに、最後まで聞けば正解できるレベルの問題となっています(運営談)。

私は、このコースには出場しませんでした。希望順位は上から6番目とかにしたと思います。
理由は、今回、私は咲-Saki-オープンのための対策はある程度してきたものの、このコースは通常の雑学や時事問題から問題が始まるので、普段の人生でどれだけアンテナを高くして生きているかに自信がない、NHKのチ○ちゃん風に言うとボーっと生きている私には、少しハードルが高いかなという逃げの一手です...。

さて、言ってて悲しくなる前置きは置いておきまして、このコースは最終的には咲-Saki-に何かしら関連するワードに帰結するものの、最初は全く関係なさそうな問題文で始まるので、その変化点が見ていても愉快ですね。
折角なので、私が作った対策問題の中から、実際に出題されたものと問題文は少し異なるものの解答は同じクイズを、2問ほど置いておきます。

Q1. 「1942年に作曲されたアラム・ハチャトゥリアンのバレエ『ガイーヌ』の最終幕で用いられる楽曲で、咲日和 姫松の巻④で、愛宕絹恵が上重漫にムチャブリした楽曲は何?」(解答は本記事の最後に。興味のある方は、解答を考えてみて下さい!)

Q2. 「1900年代初頭、与謝野鉄幹・晶子夫妻を中心とする雑誌『明星』によって活躍した文学者達を指し、花の方のスミレとか星が綺麗だねーってそういうブンガクは何?」(同上)

6-5. 予選第5局 [初心者] ~対木もこかよ!?リターンズ~

これもシンプルな早押しクイズコースではありますが、出場資格が「クイズ研究会やサークルに所属したことがない」&「過去の咲-Saki-オープンで準決勝進出がない」ことが条件の、初心者向けコース。こういうコースも設けられているのが、この運営さんのニクイところ。

というわけで、このコースは私には出場資格がないため、観戦です。比較的優しめの問題が多いというものの、参加人数は予選1多い12名、早押しボタンをつけるのは簡単ではありません。
そんな中、開始から3問連続で早押しボタンを光らせ3問連続で正解を出した「みるみる」さん、次いで後からペーパーで一位の40点を取っていたことも明らかになった「ぱらでぃそ」さん、この二人の明らかに「初心者」ではない押しっぷりに会場がどよめきます。
私は、第2回大会での優勝者しののぬさんの名ツッコミ(と私が勝手に思っている) 、「対木もこかよ!?」を一人で勝手に言いつつ、改めて大会のレベルの高さを感じていました。

麻雀雑記あれこれ 様 (第2回咲-Saki-オープン 優勝者、しののぬさんのブログ)


6-6. 予選第6局 [選択] ~悪夢の始まり~

各自、1人のキャラクターを選び、そのキャラクターによって正解時の得点の入り方が変わるという、個人的には咲-Saki-オープン予選の中で一番好きなコース。ということで、希望順位も1位で、出場しました。

各キャラでの得点の入り方は↓こんな感じ↓  (写真に書いているマークは私が選びたいなーと思っていた順。◎→○→△→× くらい)

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最初に近似値クイズを行い、その正解が近い順に、好きなキャラを選択していきます。私は、近似値クイズでそこそこの解答を出し、狙っていた「片岡優希」を選ぶことができました。1~20問目の間であれば、3問正解で勝ち抜けられる、原作さながらの出だしで強い設定です。

さてさてクイズ開始。
ちょっとこの後に起こる出来事がショックで、序盤かなりふんわりとしか覚えていないのですが、宮永照を選ばれた方が正解を出して1度リーチになった以外(連続正解には失敗)は、私が2問正解してリーチになったのが最速だったと記憶しています。

ただ、ここから、今振り返ってもハッキリ言ってよくないとしか言えないプレイをしてしまいました。

まず、

Q「湯町中学校の1年生の中で、家が学校から一番/ ...」

という問題。

さて、皆さんなら、何と解答しますか?

もしかしたら、咲-Saki-を知ってる云々とか置いといて、聡いクイズ経験者の皆さんなら、「いやせめて、後1文字聞いてから押せよ」とお思いになるでしょう。
全く、その通りです。
この場合、この後問題が、「遠い」なのか「近い」なのか、によって、まだ解答が変わる、いわゆる、押しポイントに到達していません。ここで私は止む無く「遠い」と読んで(作中でもバス通のエピソードなどが多いので)、「瑞原はやり」を解答しますが、これを誤答。正解は「近い」方でした。

まだ1問間違えただけなのですが、このコースは、2問不正解で失格。その時点で何ポイントもっていようが、失格が早いと下位になります。

それを分かっていたのに。分かっていたはずだったのに。この僅か数問の後。

Q「国広一が龍門渕高校の制服を着ているとき、靴下/ ...」

やってしまいました。
まさかの2連続、「押しポイント前に2択にダイブ」。

押した瞬間、急速に、悪寒。
実はこの問題、自作の対策問題に含まれていました。
含まれて、しまっていました。
自分で作った問題では、この後、「「長い」のはどっち?」と続いていたんです。
こういうのを、魔が差した、と言うのでしょうね。
何の疑いもなく、この問題の続きが「長い」である、と、自分の中で勝手に完結してしまったのです。

結果は、そんな甘えをクイズの神様が(居るなら)許してくれるわけもなく。「右」と回答するも、問題は「短い」で、「左」が正解。

誰よりも勝ち抜けに有利な状況を作りながら、まさかの失格でこのコース最下位。ここで、本日「一度目の」、本記事見出し画像にもありますが、このような状態に。

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(画像出典:『咲-Saki-』11巻より)

コースとしては、今回から選択キャラに稲村杏果さんが加わって、これがエンタメ的に大成功の結果になったりする(見ている分には)のですが、ここでは長くなりすぎるので割愛します。。
第3回になっても改善を続ける運営さんの姿勢に拍手です。


(詳細は、その顛末も触れられている、いのけんさんのブログを貼らせていただきます。興味のある方はそちらもどうぞ。)

近代麻雀漫画生活 さん (いのけんさんブログ)

6-7. 予選第7局 [攻防] ~ここで負けてはいられない~

そんなわけで、選択のコースが最下位だったことにより、私個人としてはこのコースの結果次第で予選敗退もあり得る?予選最後のコース。

5問*8ジャンルの早押しクイズです。ただでさえ咲-Saki-のカルトクイズなのに、それをさらに細分化してのジャンルクイズです(笑

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このコースは今回(第3回)から新たに登場したコースなのですが、その面白さもあってか?実力者が揃い踏み、緊張感が高まります。

クイズが始まると、第1回の参加時から最強の呼び声も高かった、「富樫」さんが走ります。60~70の高ポイント問題を中心に正解を重ね、各参加者はそれを追う展開に。

私はというと、第6局でやらかしたショックか、序盤は今一つ流れに乗れず、焦りが募ります。押さなければポイントすることはできません。

が、そんな焦りが。
さらに歯車を狂わせていくことに。
咲日和から、70ポイントの問題。

Q「咲日和7巻おまけの巻で、園城寺怜が /...」

いやあ、今から振り返っても、何でここで押してるんでしょうね...?
園城寺怜だけに、一問先でも見たのでしょうか()
と、冗談は置いておいて、実はこれも、先ほどと同じ経緯で、自分が作った問題に踊らされての早押しでした。
自分で作った問題では、「咲日和 7巻のおまけの巻で、何か噛んでいれば目が覚めると言われた園城寺怜が、実際にかんだものは何?」という問題を作っていたんですね。
咲日和 7巻のおまけの巻って4ページしかないので、そんなに問題が多く作れるわけもないと高をくくり、私、自信満々で「進士あゆみ」を解答して誤答。
問題は、「健康状態をチェックするために見た体の一部は何?」と続き、「まぶたの裏側」が正解。

誤答するとそのポイント分のマイナスがつくので、私の得点は-70。通過ラインの180ポイントには、実にここから250ポイント必要。くどいですが、この記事3回目の画像をどうぞ。

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(画像出典:『咲-Saki-』11巻より)

この時、もう頭の中は真っ白。ここから数問ほどは、問題もなかなか頭に入ってきませんでした。

正直、ここでこのまま最下位を引けば、流石に予選落ちを覚悟もしましたが、終わってみると、ここで崩れ切らなかったのは、この日、一番自分で自分を誉めてあげたい点かもしれません。
何か50ポイントの問題を取れて、少しだけ落ち着いたときに、咲-Saki-オープンエントリー時にお気に入りキャラを白築慕さんにしたのを思い出したりしていました。

ここで負けてはいられない、って言ってたなあ、と。

その後は、70ポイント問題を含む計4問くらいに正解を出し、160ポイントの最終4位でこのコースをフィニッシュ。
その流れを変えてくれた70ポイント問題をどうぞ。
(対策問題にも入っていました)

Q3. 大阪にある二つのクラブチーム / とは「ヴァグラピード大阪」と何?
(解答は本記事の最後に。)

え、また押しポイント前に懲りずに2択ダイブ!?と思われますよねw
ただ、この問題に関しては、70ポイント問題ということで、「ヴァグラピード大阪」を答えさせるのは簡単すぎるという確信めいたものはありました。結果、ピンポーンが鳴った時は、やはりホッとしましたがw


この予選の後、小休止をはさみ、予選結果の発表!
私は、全体9位で準決勝に進めることになりました!!
第3局で安定して正解を出せたのと、第7局での粘りが大きかったですね。
(第6局は、一生通して反省します。好事、魔多し。)

さて、そんなこんなで激動の予選も終わり、今回の記事はここまでです......m(- -;)m

次記事で準決勝と決勝を書き、『第3回咲-Saki-オープン』のレポ、終わりの予定です。
ここまでお付き合いいただいた方は、ぜひ最後まで!

(見出し画像出典:『咲-Saki-』11巻より)

A1. 「剣の舞」

A2. 「星菫派」

A3. 「ブラッチオ大阪」


続きの記事はこちら!




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