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ゲーセン de RTA in 東京 完走した感想

先日は週一更新のノルマ達成のためだけにnoteを適当に更新したので、せっかくなので思ったこと感じたことを素直に文章にしておきたいと思います。
開幕『東京』と打とうとして何故か『地球』と打ってしまいゲーセン de RTA in 地球となり一人で爆笑しています。
観測者は銀河のどこかですかね、RTAの文化は天文学にも通じるってわけ。
なお、リアルタイムで全部見れていたのはネシカの3種目だけだったので、ほとんどはアーカイブを見直しての感想文となります、ご理解下さい。

銃武者羅

https://www.twitch.tv/videos/1639676843?collection=b8UWyYk0IxcPUg

むんべちゃんさんが一度練習にと基板を持ち込んでいただいた時に見せていただいたのですが、「戦国時代なら仕方ない」が多すぎて大爆笑しておりました。
特にラスボスは5度見しましたね、動く安土城
1CCが難しいとは聞いておりましたが、本人が「ミスった!!」と叫んでいた箇所を除けばいいペースで進んでいたんじゃないでしょうか。
ちなみにTAではなくSAの場合、金の鳥の打ち込みがどちゃくそ重要になるらしく、記録されてる全一はわけわからん高いスコアを出しているそうです。
本来第1走者のひっしーさんが、後述しますが諸事情で遅れる可能性が出たということで急遽トップバッターを務めていただきましたが、喋りもプレーも非常に安定しておられ安心して別の作業をしておりました。
解説(ガヤ)のけだまさんとのやりとりもテンポよく、目も耳も楽しかったです。
プレイも喋りもラスボスも、掴みはオッケーといったところでしょう。


スト2ダッシュターボ


ホットプレート使いで有名なひっしーさんによるスト2ダッシュターボのRTA。
今回はホットプレート未使用です(当然)。
今回のイベントのトップバッターを本来はやっていただく予定だったのですが、基板の故障が発覚し急遽修理してから出発する、という緊急も緊急な緊急事態が起きてしまい、銃武者羅と順序を入れ替えた次第になります。
というかよくご自分で直せますね・・・。
軽くどういう症状で何処をどう直した、というお話を聞いたのですが、さっぱり妖精が3匹くらい飛びました。いやはや。

電源パターン使用ということで一度電源切って立ち上げてコインを入れるのですが、これ、配信画面だとすぐRAMチェックの画面が移るのですが実際のブラウン管では画面が鮮明に映るまで2,3秒かかってしまうんですよね。
これによりRAMチェック前に100円を投入してしまい1クレ目はまさかの無反応。
ひっしーさんにはもう100円入れてもらうという事態になってしまいました、すみません・・・。
プレイの方はというと「おじさんがスト2やってるだけ!」とご本人言ってましたがしっかりパターン作ってしかも喋りながらという難しいことをやってのけてるので全然「だけ」ではありませんね。
しかも何気に小足大パンの目押しコンボも何回か成功させていらっしゃる、すんごい。
ひっしーさん、ドラクエのRTAやってる時もそうですがとにかく喋りがお上手でした。
上手い、というか、喋るネタが尽きないで常に喋り続けていられるのが本当にすごいなぁと思います。
これに関しては主催のリロイ君もそうなんですけどね、さすが関西人という感じでした。

上海Ⅱ

今回の最長タイトルとなりました、みんな大好き上海Ⅱです。
恐らく押すことになるだろうなと思っていましたが、予想通りとなりました。
走者のきのさんは折れずによくクリアして下さいました・・・。
コメント欄に数人名人様が来ておられたようですが、常に喋りつつ記憶力と集中力を維持するのがどれだけ難しいことかと。
解説や小ネタを挟みつつ1時間30分に渡り口も手も頭も動かしていたきのさんは本当にお疲れさまでした、素晴らしいです。
自分は難易度ノーマルはそこそこ1CCできるので多少このゲームに明るいつもりなのですが、
1>2>6>5>4>3の順に難易度が低いと思っており、予想通り一番てこずったのは3面でした。
4面以降は牌の誘導がわかりやすい傾向が強いような気がします。
とにかく3面は誘導性も低いし3択だらけだしと、とにかく手ごわいという印象です。
きのさんも恐らくそれはわかっていらっしゃったと思いますので、4面以降はあっさりと終わらせていましたね。
次はWILLのデフォルト設定(難易度最大)での挑戦をお待ちしております。

シアトリズムファイナルファンタジーAC

showcase枠その1、シアトリズムです。
これに関してはうちでRTAイベントやるからにはやろうね!という主催と自分との意見が合致した結果ですが、演者の皆様が指名対して快諾してくれたのが何より嬉しかったです。
実際予定されていた演者数人が諸事情により辞退したのですが代打や当日参加もあり時間の調整枠としてもばっちりでした。
さてプレイに関しては普段から見ている(見ていた)ので特筆すべきことは特にありませんが、とにかく色んな方にこのゲームのプレイ画面を見て頂けたことが何より嬉しいです。
演者の方々も楽しそうに和気藹々とプレイされていて、WILLの日常感あってエモかったです。
でぶ4は何かもう当たり前の光景だし、目隠しプレイも交流会等ではおなじみのプレイとなっていて、違和感が何も仕事しません。
解説のリロイ君も言ってましたが、特殊な訓練を受けているプレイヤーが何でこんなに集まってるんですかね・・・?
配信台を一つしか設置できなかった都合上、プレイヤーの好みに合わせてレバーを換装することにしておりました。
提案を許可して頂いた主催およびプレイヤーの皆様ありがとうございました。
やはり、プレイヤーに合わせた最高の環境でやってほしかったですしね。
レバー換装を完走した感想ですが、ディスク(※)を取り付けなければもっと早く終わらせることができたしそもそもあの短時間のプレーでディスクはいらなかったので、もし次やる時はプレート無しレギュで2分切りを目標にしたいと思います。
アーケードではありませんが、新作のシアトリズムファイナルバーラインは2023年2月16日発売です!
宜しくお願いします!!

(※)これがディスクです

大工の源さん~べらんめ町騒動記~

まだ中学生くらいのころにデパートのゲームコーナーの片隅にあったような、なかったような。
今回のゲームタイトルの中では発売されたのが一番古いゲームなのですがだからこそ見たことない方が多いと思うので逆に新しいですよね、こういうのもアーケードゲームの醍醐味ではないでしょうか。
さてプレイはというと、走者であるグレート9さんが世界最速を意識した解説+プレイとなっていました。
道中ミスはあったものの、ノーミスだと6分30秒くらいにはなったんじゃないでしょうか。
子供の頃はあまり意識したことありませんでしたが、ボタン押して攻撃判定出るまでが速すぎるし戻りまで持続たっぷりなのやばいですね。
開幕マンホールの蓋に乗って移動するところは吹き出しそうになりました、桃白白かな??
また解説も、どちらかというと『これから大工の源さんを走る人向け』を意識したような喋りとなっているなと感じました。
これはちょっと面白い視点でした。
というかよく皆さんプレイしながら喋れますよね・・・訓練の賜物ですね。

武力 〜BURIKI ONE〜

ボタンで移動、レバーで攻撃で有名な武力のお時間です。
基本1キャラ5分前後で終わる感じで解説もキャラ毎の特徴に終始しており、二人での実況解説及び祈りと校歌が臨場感あってよかったですね。
よりによって最後の最後に一番時間のかかるキャラで負けてしまうという、RTAではある意味美味しいことをやらかしてしまうイデア君でした。
祈祷力が足りませんでしたかね・・・。
一度負けても結果1時間ちょいということで本来ならば55分くらいで終わらせることができたわけで、本人の練習・やりこみの成果が出た結果なのではないでしょうか。
後述しますが本番前に色々とトラブルがあったのですが、武力勢のご協力のも無事稼働、そして無事走り終わるまで基板が動いてよかったです。
基板を貸して下さったカキヤさん、実況解説の帆波さん、そして走者のイデア君、改めてありがとうございました。

パカパカパッションSP

武力でかなり予定時間に余裕ができてしまったので急遽showcase枠として捻じ込まれました。
ネタばらしをすると、実は大阪会場での武力を見た主催が「ありえん事故が起きない限り絶対に武力で30分は空きが出てしまうので、しぶっちさんにshowcase枠でパカパカをやって欲しい」と事前に言われていたのでした。
しかしなかなか練習している時間もあまりとれず、喋りながらのプレーだとどっちつかずになることは目に見えていたのでどうしたものかと思っていたところにふと目に着いたUMEPY氏。
これはお願いするしかねぇ!と頼み込んだところ二つ返事でOK貰えました。
本当に助かりました・・・個人的MVPは彼です。
これ自分はパカパカの解説と説明に全振りできました。
しれっとっ自分の店のイベントの告知も入れてしまいましたが、後から考えるとこれは悪手でしたね、事前に許可とかは取っていなかったので・・・。
今更ですが勝手に告知を入れてしまってすみませんでした、次は許可をもらうようにします。
シアトリズムの時も同じことを書きましたが、3000人近くの視聴者の方にパカパカパッションというゲームを披露できたことは素直に嬉しかったです。
パカパカプレイヤーとしての仕事、できましたかね。

チェンジエアブレード

今回唯一の縦画面枠です。
このゲーム基板も本稼働前に色々トラブルありましたが無事稼働できてよかったです。
走者であるonibito.さんは本番前に何度かこちらで練習をしに、わざわざ名古屋から足を運んでいただいておりました、本当にありがとうございます。
解説部分が全体の3分の1くらいありましたが、STGプレイしている最中に詳しい解説を入れるのは難しいのでこれは止む無しと言ったところでしょう。
プレイの方は特に目立ったミスはなかったかのように見えました。
というか一部のアイテムが減りすぎて笑いました。
この辺りは知識が無いとわからんところなので、解説あってこそ楽しめた部分だと思います。
対戦も台本通り(?)ではありましたが、えげつないバーナーが笑えました。
これは是非できるだけ仲のいいお友達とやっていただきたいですね。
こちらはWILLに常駐している入れ替え基板なので、やりたくなった方は是非お声かけ下さい。

堕落天使 THE FALLEN ANGELS

ブラウン管でのラストのゲームです。
キャラもコンボも見栄えが悪すぎるが高評価でしたね。
そして配信だとわかりにくいのですが、現地ではコンボ決めている最中に始まる謎の掛け声がとても治安悪くてよかったです。

荒廃した世界観のゲームにぴったりですね。
格闘ゲームわかってる人たちが集まった、ゲーセンだからこそ成り立った謎の団結、最高でした。
はい!はい!はい!はい!うおおおお!!

スピカアドベンチャー

ここからはNESiCA X LIVE(シングル台)でのプレイとなり、基板入れ替え等不要となったので自分はいつもの定位置でゆっくりと見させていただきました。
むんべちゃんさんの2回目のプレイです。
このスピカアドベンチャー、元々は確か1枚基板でも出ていたはずなんですよね。
ネシカ版とどう違うのかわかりませんが、見た目通り緩めのアクションゲームとなっております。
ネシカのシングル台というのはもう基本的に設置されていない店がほとんどだと思うので、これと後述するexception練習のためにわざわざ当店まで足を運んでいただいておりました。
なのでおおまかな流れなんかは実際に後ろで見ていたのですが、実際にRTAとしてプレイするとやはり緊張感がありました。
実際、喋りながらのプレイということもあり凡ミスらしきところも多かったような感じでしたが、ラスボスを被弾無しで倒して1CCはお見事でした。
このゲームのED、というかラス面は初めて見る方が多かったのではないでしょうか。
ちょっと謎に感動してしまいますよね。
これを見てスピカアドベンチャーを遊びたくなったという方は是非自分に声かけて下さい。
イベント無い日ならシングル台にしますので。

Crimzon Clover for NESiCAxLive

こちらは3分という制限時間内にどれだけの得点を稼げるのかというスコアタです。
こちらはシングル台じゃなくても動きます。
クリア、というかタイマーストップとなる目標スコアが今回1億1千万だったのに対し、1回目のプレイの得点が1億998万4280点と、僅か1万6千点足りないというまさかな展開が。
開始3秒足らずで8万点くらい入る
ゲームでこの結果は本当に面白かったです。
2回目のプレイでは、1プレイ中1度だけ使える再チャレンジをすぐ利用したりと、この日の白胡麻さんは相当集中してプレイしていたのではないでしょうか。
最終的に3プレイ目での目標達成は本当にお見事でした。
会場では大きな拍手が起きていましたね。

exception

最後タイトルとなります。
むんべちゃんさんの3タイトル目です。
3種目走るのもすごいし結果的にスタートとアンカーを務めることになるのすごすぎました。
こちらのexceptionですが、コメントでもあったのですが『油断するとすぐ自機を見失い』ます。
たぶん実際プレイしている人とパターンを熟知している人でないと誰でもそうなってしまうと思います・・・。
そして冒頭の解説にもありましたが移動と自機の旋回が同時にできず、操作方法が非常に難しいゲームとなっております。
よくもまぁここまで自由に動かせるなぁと改めて感心させられました。
このゲームもたぶん初見の方が多かったと思いますが、とにかく『すげぇ・・・』としか言えなくなるようなプレイだったと思います。
冷静に考えてむんべちゃんさんのゲーマーとしてのスペック高すぎでしたね・・・。
それとこのゲームの開発スタッフ?の方がこのイベントを認知してくれていたらしく、実際プレイしているところを見てもらえた!という本人にとっても非常に喜ばしい1プレイとなったのではないでしょうか。
このゲームもネシカのシングル台オンリーでの稼働となりますので、プレイされたくなった方はお声かけ下さい。

自分の動きのことなど

最後のネシカタイトル3連までは基本的に基板とコンパネの入れ替え、マイクの受け渡し、カメラの配線繋ぎ変え、主にこの3つをずっとやっておりました。
上海Ⅱでは上手く映像の出力がいかず時間がかかってしまったり、武力では基板は起動するのにゲームが始まらない(!?)という状態になり急遽別の基板を持ってきてもらったりと結構やばめのトラブルもありましたが、会場にいる皆様に支えられ何とか全種目プレイしていただくことができました。
配信の方に関してはほぼほぼノータッチだったのですが、主催のリロイ君も常に慌ただしくしていました。
そういう意味では、トラブルはあったもののプレイ時間が長かった上海Ⅱと武力は落ち着ける時間もありトータル±0みたいなところはありました。
武力に関しては映像が乱れたりそもそも代替え基板すら最初I/O関連でエラーがあったりと肝を冷やしましたが、無事イデア君が完走しきってくれて本当によかったです。
また会場にいた皆様、特にひっしーさんには色々お手伝いいただいたりして、非常に助かりました。
これからも似たようなイベントやる時があるかもしれませんのでその時はまた宜しくお願いします。

最後になりますが、このイベントを通じて、
『たかがゲーム、されどゲーム。やりこみはリスペクトされるべき。』という自分の理念?がさらに確実なものとなりました。
努力や研究、練習に試走と、プレイヤーが輝く瞬間その今までの全てが感じ取れる、そういったモノを常に提供してければなと思っています。
普段やっている大会然り、このようなRTAイベント然り、プレイヤーの頑張りは評価され称賛されるべきなのです。

長ったらしくなりましたが、今回の感想はこの辺で締めとさせていただきます。
改めてゲーセン de RTA in 東京、お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。

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